広告 引越し 荷造り・梱包のコツ

引っ越しの本の梱包|重さで底が抜けない詰め方と、運ばない本の減らし方

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荷造りを始めて、最初につまずくのが本の箱です。詰めているうちは順調なのに、封をして持ち上げようとした瞬間に動かない。無理に抱えたら底がたわんで、テープの合わせ目から本が滑り出す——蔵書のある家では、たいてい一度は起きる失敗です。

本が厄介なのは、1冊ずつは軽いのに、まとめた瞬間に家財のなかでも屈指の重量物に化けるからです。だから本の梱包で決めるべきことは、包み方より先に「1箱にどれだけ入れるか」と「その重さに箱が耐えるか」の2つになります。本の梱包は、小さい箱に小分けして、底を十字に補強する。ここさえ外さなければ、あとは向きと湿気の話だけです。

この記事では、日本通運(NXの国内引越サービス)・アート引越センター・アーク引越センター・サカイ引越センターの公開している荷造りの案内と、梱包資材メーカーのダンボールワン、国立国会図書館の資料保存のページ、国土交通省の標準引越運送約款を当メディア編集部が調査し、重さの決め方、詰める手順、向きの考え方、水濡れとカビへの備え、傷んで届いたときの決まりまでを順に整理しました(2026年8月時点)。

読者
漫画と文庫がとにかく多くて、詰めた箱が持ち上がりませんでした。もう一度やり直すしかないでしょうか…。
編集部
やり直す価値はあります。本は箱を分けるほど楽になりますし、底の貼り方を変えるだけで抜けにくくなります。向きの話は各社で案内が分かれているので、そこも整理していきますね。

【一言でいうと】本の梱包は「小さい箱に小分け」「底は十字に補強」の2点

本の梱包でまず決めるのは、包み方ではなく1箱の重さです。アーク引越センターは荷造りの基本的なルールとして、重いものは小さなダンボールに詰め、1人で持ち上げられるかどうかを重さの目安にすると案内しています。冊数を減らして箱数を増やすほうが、結果として作業は速く終わります。

もう1つが底です。日本通運の荷造りのアドバイスでは、外フラップの合わせ目に沿って貼る一字貼りは強度に不安があるため、重い荷物を入れる箱はガムテープをもう1枚使って十字に貼るとされています。まずは全体像を早見表で押さえてください。

図解
当メディア編集部作成
やること 理由 参考にした公開ガイド
小さい箱に分ける まとめると持ち運びが難しくなり、底が抜けるおそれがある アート引越センター/アーク引越センター/ダンボールワン
底は十字に貼る 一字貼りだけでは重い荷物に対して強度が足りない 日本通運/サカイ引越センター
組み合わせるだけの底にしない フタを交互に組む閉じ方は底が抜ける可能性が高い 日本通運
重い本から先に下へ 重心が下がり、底面にかかる力が安定する ダンボールワン
判型をそろえて入れる 隙間ができにくく、運搬中に本が動いて傷むのを防げる アート引越センター/ダンボールワン
隙間を埋める 空きが残ると箱の強度が落ち、中身も動く アーク引越センター

※各社・各メーカーが公開している案内(2026年8月時点)をもとに当メディア編集部が整理。提供される資材や案内の内容は会社・プランによって異なります。

本が「重量物」になる理由|1箱の重さは持ち上げられるかで決める

荷造り・段ボールに荷物を詰める様子
写真はイメージです

本は1冊単位では軽く、薄いものも多いため、つい手が止まらなくなります。ダンボールワンの本の梱包に関する案内でも、1冊ずつは比較的軽く薄いのでつい全部を1箱に詰めてしまいがちだが、大量にまとめると予想外の重量になり、持ち運びが困難になるうえ箱の底が抜けるおそれがあると注意されています。

同じ案内では、対策として梱包した箱が「持ち運べる重さ」に収まるよう、本の量によっては複数の箱に小分けすることがすすめられています。冊数の上限を数字で決めるのではなく、持てるかどうかで区切るという考え方です。

詰めすぎた箱で起きること

重すぎる箱で困るのは、運ぶ人だけではありません。ダンボールワンの説明では、中に物を入れた箱は底面の中心部にもっとも圧力がかかるため、底が抜けるときは底フタの真ん中から抜けていくとされています。持ち上げた瞬間に抜けるのは、ここに力が集まるからです。

もう1つが積み重ねです。引越しのトラックでは箱を積み上げるため、下になった箱には自分の中身と上の箱の重さが同時にかかります。本を詰めた箱を下段に置くのは理にかなっていますが、その箱自体が限界に近いと、変形して中の本が押し曲がることになります。

箱のサイズと枚数は、先に決めておくと早い

サカイ引越センターはダンボール(資材)のFAQで、用意している段ボールのうち小サイズは高さ34cm×幅35cm×奥行32cmで、食器や本など重い物の梱包におすすめだと案内しています(2026年8月時点)。本用の箱は、この程度の大きさが目安になります。

どのサイズを何枚用意するか、無料でもらえる先はどこかは、それぞれ別の記事にまとめています。箱が足りないまま詰め始めると、結局大きい箱に本を入れることになるため、先に確保しておくのが確実です。

本の詰め方の手順|箱の組み立てから隙間を埋めるまで

段ボールをテープで梱包する手元
写真はイメージです

ここからが実際の作業です。各社と資材メーカーが公開しているガイドに載っている手順だけを、順番に並べました。緩衝材の部分は、手元にある新聞紙・気泡緩衝材・タオルなどに読み替えてください。

1判型ごとに分けてから詰め始める

ダンボールワンの案内では、さまざまなサイズの本を雑多に箱詰めすると箱の中に隙間ができやすく、余計な隙間があると運搬時に本が動いて傷の原因になるとされています。あらかじめ本のサイズごとに分類し、できるだけ同じ判型で統一して箱詰めするのがポイントです。文庫・新書・コミック・単行本・大判の写真集で、山を分けておきましょう。

2箱を歪みなく組み、底を十字に貼る

日本通運のアドバイスでは、外フラップの合わせ目に沿ってガムテープを貼る一字貼りは強度に不安があるため、重い荷物を入れる箱はもう1枚を使って十字になるように貼るよう案内されています。サカイ引越センターの荷造りのFAQでも、底はガムテープを十字に貼って固定するとされています。ダンボールワンの案内では、箱の歪みは破損の原因になるため歪まないように組み立てることと、底面の中心部を意識してテープを貼ることが挙げられています。

3組み合わせるだけの底にしない

日本通運のアドバイスには、ガムテープを使わずに底を順番に組み合わせる「クロス組み」は底が抜ける可能性が高いため避け、中身が軽量でも必ずガムテープを貼るようにという注意があります。サカイ引越センターのFAQも、井桁(H字や格子状)の貼り方は重さで底が抜ける原因になるため避けるとしています。本の箱では、この2点がそのまま底抜けの原因になります。

4重い本から下に入れる

ダンボールワンの案内では、重い物から下に入れていき、軽い物を後から上に入れることで重心が安定し底抜けを防げるとされています。厚みのある本や重い本を先に底へ、薄い本や軽い本を後から上へ、という順番です。ハードカバーの単行本や図鑑が混じっている箱ほど、この順番が効いてきます。

5隙間を埋めてから封をする

アーク引越センターの荷造りの基本的なルールでは、箱に隙間があるような場合は強度を上げる意味でも新聞紙やタオルなどで隙間を埋めるよう案内されています。ダンボールワンも、隙間ができる場合は箱の中で本が動かないよう緩衝材で埋めるとし、ざら紙や新聞紙でもよいが気泡緩衝材を使うとより安定し汚れも防げるとしています。封をしたら軽く傾けてみて、中で本がずれる音がしないか確かめてください。

本は立てる?寝かせる?|公開ガイドで案内が分かれるポイント

荷造り・段ボールに荷物を詰める様子
写真はイメージです

本の梱包を調べていて混乱しやすいのが、箱に入れる向きです。実はここは各社の公開ガイドでも案内が分かれており、どちらか一方が正解とは言い切れません。まず、それぞれが何と書いているかを並べます。

アート引越センターは本・雑誌の梱包の案内で、本は縦に入れると引越し後に本棚へ戻すとき便利だとしています。日本通運のアドバイスは、本は背表紙が上になるように箱へ並べていくという書き方です。一方でダンボールワンは、できるだけ平積み・平置きで箱に入れるようにとし、背表紙が見えるようにして入れると負荷がかかって痛みやすくなると注意しています。

荷ほどきを速くしたいなら

入れる向きをそろえて背表紙が見える状態にしておくと、新居で箱を開けたときにタイトルが読め、本棚へそのまま移せます。冊数が多く、開梱の手間を減らしたい人にはこちらが向きます。ただし本の重みが下側の本の一点にかかるため、荷ほどきまで日数が空くほど不利になります。

本の傷みを避けたいなら

平積みにすると、上の本の重さが下の本の表紙全体で受け止められます。装丁の弱い本や、綴じが繊細な古い本を含む箱では、こちらのほうが安心です。ダンボールワンの案内では、2列以上並べて平積みする場合は背表紙と背表紙を合わせて入れるとよいとされています。

どちらを選んでも、同じ判型でまとめるという原則は共通です。アート引越センターは、できるだけ同じサイズの本をまとめて入れるときれいに入るとし、大切な本や雑誌は傷がつかないように緩衝材などに包んで入れるよう案内しています。

紐でしばって運ぶのは避ける

アート引越センターの案内では、ヒモがけは本を傷つけるおそれがあるほか荷崩れもしやすいため、ダンボールの利用がすすめられています。アーク引越センターも、本類は紐でしばるだけだと積み重ねができないうえ、ばらけたり汚れたりする可能性があるとして箱詰めをすすめています。紐は束ねるための道具であって、運ぶための梱包ではないと考えてください。

水濡れと湿気への備え|雨の日の荷造りと、箱のまま置かない期間

引越しの荷物と新居の様子
写真はイメージです

紙は水に弱く、いちど濡れると波打ちや色移りが戻りません。引越し当日の天気は選べないので、荷造りの段階で手を打っておくのが現実的です。

雨や雪が予想される日の荷造り

ダンボールワンの案内では、雨天時の水濡れ防止として、梱包する前に本をOPP袋などのビニール袋に入れておく方法と、複数冊をまとめる場合にテープの要らないストレッチフィルムで代用する方法が挙げられています。さらに万全を期す場合は箱自体をビニール袋で包むとされ、市販のごみ袋でもよいとあります。

同じ案内では、引越し業者はおおむね雨対策をしてくれるものの、トラックの荷台から玄関までの距離がある立地では荷物が多少濡れることもないとは言えない、とも書かれています。屋外を通る距離が長い物件ほど、袋を1枚かませる価値があります。

新居で「箱のまま」にしない

意外と見落とされるのが、引越し後の保管です。ダンボールワンの案内には、多くのダンボールは湿気を嫌うため雨天時などは早めに荷解きをしたほうがよく、濡れたまま長期に放置するとカビの発生につながる、荷解きに時間がかかると分かっている場合は箱に除湿剤を入れておくとよい、とあります。

湿度の目安は、資料を長く保存している側の記述が参考になります。国立国会図書館の温湿度管理のページでは、恒常的に湿度が65%を超えるようになるとカビが発生する確率が高まると言われているため、湿度65%を1つの目安として考えることができるとしています。梅雨をまたいで箱を置いたままにするのは、この観点から避けたい状態です。

同じページには、より効果的に温湿度を管理するために、書架の最下段と床の間をできるかぎり空けて床からの温度・湿度の変化を直接受けないようにしている、という記述もあります。押し入れや納戸に本の箱を残す場合は、床に直置きせず、すのこなどを1枚はさむだけでも条件が変わります。

箱への表示と運び方|本棚は中身を空にして任せる

家具を運ぶ作業の様子
写真はイメージです

詰め終わったら、外側の情報を整えます。アーク引越センターの案内では、箱には中身が何で誰の荷物かをマジックで大きく書いておくと新居での運び分けがスムーズになるとされ、箱は積み上げることが多いので上下面より横面に、数箇所書いておくとなお良いと案内されています。本の箱は下段に積まれやすいので、この横面の表示が効きます。

重い箱を下、軽い箱を上という積み方も同じ理屈です。自分で車に載せて運ぶ場合も、本の箱を上に重ねると下の箱が潰れるので、床側から順に置いていきましょう。

空になった本棚はどうするか

日本通運のアドバイスでは、荷造りの際に本棚や食器棚は中身を空にすること、サイズが大きく搬出・搬入が難しい場合は事前に解体しておくこと、解体した場合はネジや金具をチャック付きの袋などに入れて紛失を防ぐことが案内されています。まずは中身を出すところまでが自分の作業です。

ダンボールワンの案内では、本が入っていなければ本棚自体は軽いため、引越し先の入り口を通過できない場合を除いて分解する必要はなく、基本的にはそのまま引越し業者に任せるのが一番だとしています。傷が心配な場合は角や側面を緩衝材で覆い、留めるときは糊跡が残りにくい養生テープを使うとよいとも書かれています。

ただし棚の扱いは会社やプランで違いがあります。同じ案内にも、引越し業者によっては棚を外して梱包することもあるため気になるなら事前に確認しておくよう添えられています。見積もりの席で聞いておくのが確実です。

運ばない本を減らす|梱包する冊数がそのまま作業量になる

部屋を片付ける様子
写真はイメージです

ここまでの手順は、詰める冊数が減ればそのぶん軽くなります。本の梱包は、箱数がそのまま作業時間・運搬の負担・新居での置き場所に直結する作業です。読み返す予定のない本を先に外しておくと、詰める作業も荷ほどきも一度に軽くなります。

手放し方は、自治体のルールで出す・売る・譲るの3方向があります。本の出し方や売却の判断材料は別の記事にまとめているので、そちらを見ながら仕分けてください。スキー用具や釣具など、本以外にも売れるかどうか迷う品物がある場合の考え方も別記事で扱っています。

売る場合・まとめて引き取ってもらう場合の確認点

中古品の売買を業として行うには、古物営業法上の古物商許可が必要です。警視庁の古物商許可申請の案内によると、申請は主たる営業所の所在地を管轄する警察署(防犯係)で受け付けており、許可を受けた事業者には営業所ごとに管理者を選任する義務があるとされています。買取を依頼する前に、事業者のサイトに公安委員会の許可番号が掲げられているかを見ておきましょう。

もう1つ、量が多いからと不用品回収をうたう事業者にまとめて渡す場合は許可の種類が変わります。東京都環境局はご家庭から出るごみの出し方についての注意のページで、家庭から出るごみの収集運搬について、産業廃棄物収集運搬業の許可でも古物商の許可番号でも家庭からのごみ(不用品)の回収はできないと明示しています。家庭の不用品を運べるのは、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた事業者(または市町村の委託を受けた事業者)です。個別の事業者に許可があるかどうかは、市区町村の窓口やホームページで確かめるのが確実です。

本が傷んで届いたとき|標準引越運送約款の決まり

書類の整理・保管の様子
写真はイメージです

丁寧に詰めても、箱が潰れたり本が折れたりする可能性は残ります。そこで押さえておきたいのが、多くの引越し業者が採用している標準引越運送約款(国土交通省告示・最終改正 令和7年国土交通省告示第193号)の決まりです。ここでは一般的な内容の紹介にとどめ、個別のケースの当てはめはしません。

荷造りは重量に応じて行うことが前提になっている

約款の第7条は、荷送人(依頼者)が荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければならないと定めています。条文が「重量」を明示している以上、本の箱をどこまで詰めるかは、依頼者側の判断として扱われる部分だということです。ここまでの手順を守ることが、そのまま自衛になります。

責任の範囲と、責任を負わない場合

第22条は、荷物の受取(荷造りを含む)から引渡し(開梱を含む)までの間に荷物が滅失・損傷したときや遅延したときは業者が損害を賠償する責任を負うとしたうえで、荷造り・受取・引渡し・保管・運送について注意を怠らなかったことを業者が証明したときはこの限りではない、という但し書きを置いています。

第23条は責任を負わない事由を並べており、第二号として荷物の性質による発火、爆発、むれ、かび、腐敗、変色、さびなどが挙げられています。かびが免責事由に名指しされている点は、本を運ぶ側として覚えておく価値があります。同条の第八号は荷送人または荷受人等の故意または過失で、自分で詰めた箱の潰れが梱包の不備によるものと判断されれば、この号にあたる可能性が出てきます。

気づいたら3か月以内に連絡する

第25条は、荷物の一部の滅失または損傷についての業者の責任は、荷物を引き渡した日から3か月以内に通知を発しない限り消滅すると定めています。本の箱は開けるのが後回しになりがちですが、引越し後は早めに開封して状態を確かめ、傷みがあれば写真を残して連絡してください。

なお、ここで紹介したのは国が定めた標準の約款で、独自の約款を使う会社もあります。約款の第3条は見積書に事業許可番号を記載することも定めているため、手元の見積書で番号を確認しておくと、どの枠組みで話ができる相手かが分かります。

引っ越しの本の梱包のよくある質問(FAQ)

Q1箱に何冊まで入れていいですか?

A冊数の上限を示している公開ガイドは見当たらず、判型と厚みで重さが大きく変わるため、冊数ではなく重さで区切るのが現実的です。アーク引越センターは、詰め込んで重くなりすぎると底が抜けるリスクがあり運ぶのもひと苦労になるとして、1人で持ち上げられるかどうかを目安に重さを調整するよう案内しています。ダンボールワンも、持ち運べる重さになるよう本の量によっては複数の箱に小分けするとしています。

Q本は紐でしばって運んでもいいですか?

A公開ガイドではすすめられていません。アート引越センターは、ヒモがけは本を傷つけるおそれがあるほか荷崩れもしやすいとしてダンボールの利用を案内しています。アーク引越センターも、紐でしばるだけだと積み重ねができず、ばらけたり汚れたりする可能性があるとしています。束ねるところまでは紐が便利ですが、運ぶ段階では箱に移してください。

Q気泡緩衝材(プチプチ)がないときはどうすればいいですか?

A隙間を埋める目的なら、家にある紙や布で代用できます。アーク引越センターは新聞紙やタオルなどで隙間を埋めると案内しており、ダンボールワンもざら紙や新聞紙で構わないとしたうえで、気泡緩衝材を使うとより安定し汚れも防げるとしています。同じ判型でそろえて隙間そのものを減らせば、緩衝材の使用量は抑えられます。

Q本棚の中身は入れたまま運べますか?

A日本通運のアドバイスでは、荷造りの際に本棚や食器棚は中身を空にするとされています。空にした本棚自体は、ダンボールワンの案内では入り口を通過できない場合を除いて分解の必要はなく、そのまま業者に任せるのが基本とされています。棚板の扱いは会社によって違うため、見積もりのときに確認しておくと安心です。

Q引越しの日が雨予報です。何をしておけばいいですか?

Aダンボールワンの案内では、梱包する前に本をOPP袋などのビニール袋に入れる方法、複数冊はストレッチフィルムでまとめる方法、さらに箱自体をビニール袋で包む方法が挙げられています。加えて、濡れたまま長期に放置するとカビにつながるため、雨天時は早めに荷解きをするようすすめられています。

※本記事の手順・注意点は、日本通運(NXの国内引越サービス)・アート引越センター・アーク引越センター・サカイ引越センターおよびダンボールワン(運営=ラクスル株式会社)が公開している案内と、国立国会図書館・国土交通省・東京都環境局・警視庁の公開情報(いずれも2026年8月時点)に基づいて当メディア編集部が整理したものです。資材の提供条件、家具の分解・組立の扱い、破損時の取り扱いは契約する会社・プラン・約款によって異なります。最終的な条件は、お手元の見積書と各社の最新の案内でご確認ください。

まとめ

本の梱包は、包み方より先に重さの設計です。小さい箱に分けて1人で持ち上げられる重さに収め、底は一字だけで済ませず十字に貼る。組み合わせるだけの底は使わない。この3点で、荷造りの失敗はほとんど防げます。

詰めるときは判型ごとにそろえ、重い本から下へ、最後に隙間を埋める。向きは各社で案内が分かれるので、荷ほどきの速さを取るか本の傷みを避けるかで決めてください。雨予報の日は袋を1枚かませ、新居では箱のまま長く置かないこと。傷みを見つけたら、引渡日から3か月以内という約款の期限を頭に置いて連絡します。

本の箱が片づけば、荷造りの重量物はほぼ終わりです。残りの部屋の進め方や全体の順番は、荷造りのまとめ記事を見ながら進めてください。

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