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人形の処分方法5つ|雛人形・日本人形・ぬいぐるみの捨て方と供養

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押し入れの奥から出てきた雛人形、飾らなくなった五月人形、祖母から譲られた日本人形、子どもが抱いて寝ていたぬいぐるみ。どれも「ごみ袋に入れる」という一手だけが、どうしても選びにくいものです。かといって置いておく場所もなく、何年も先送りにしてしまっている方は少なくありません。

実際につまずくのは、人形そのものよりもガラスケース・飾り台・屏風・弓や刀といった付属品のほうです。自治体の区分も、供養の受付条件も、この付属品のところで割れます。

この記事では、当メディア編集部が一般社団法人日本人形協会・明治神宮人形感謝祭の公式ページ、横浜市と大阪市のごみ区分、警視庁と e-Gov 法令検索の公表情報を調査し、人形の手放し方を5つに整理しました。雛人形・五月人形・日本人形・ぬいぐるみの型別に、どこでつまずくかまで分けてお伝えします。

読者
実家の押し入れから、ガラスケース入りの日本人形と七段飾りの雛人形が出てきました。ごみに出していいのか、供養に出すべきなのか判断がつかなくて、そのまま3年たってしまって…。
編集部
よくあるご相談です。ポイントは「人形本体」と「ケースや道具」を分けて考えること。この2つは、自治体の区分でも供養の受付でも扱いが別になります。まずは5つの方法を早見表で見比べてみましょう。

人形の処分方法5つの比較早見表

人形を手放す前に「本体」と「ケース・道具」に分けるの図解
当メディア編集部作成

人形の手放し方は大きく5つです。費用の目安は本記事で取り上げた公開情報にもとづく金額で、条件は各節で説明します(2026年8月時点)。

方法 費用の目安 手間 向いている人
①自治体のごみに出す 無料〜粗大ごみ手数料(大阪市は200〜1,000円) 分別の手間がかかる 費用を抑えたい・数が少ない
②人形供養に出す 初穂料3,000円〜/代行は一箱5,000円+送料 持ち込みか梱包・発送 気持ちの区切りをつけたい
③寄付・譲る 送料や申込料(供養付きは3,500円〜4,200円) 状態の確認と梱包 まだ飾れる状態で残したい
④買取に出す 0円〜(値が付かないこともある) 査定の依頼と受け渡し 作家物・保存状態が良い
⑤不用品回収業者に頼む 見積もりによる(無料見積もりあり) 電話・ネットで申し込むだけ 量が多い・大型で運べない

※自治体の手数料は公表額をそのまま載せています。人形供養の初穂料と代行サービスの料金は、公式ページに税込・税別の記載がないため表記どおりに転記しました(ゆうパックの送料は別途かかります)。2026年8月時点の内容です。

迷ったときは「本体は供養か自治体、ケースと道具は自治体」という組み合わせが現実的です。次章から、まず何ごみになるのかを確認していきます。

【一言でいうと】人形・ぬいぐるみは何ごみ?迷うのは「本体以外」

調べ物をして検討する女性
写真はイメージです

布や木でできた人形・ぬいぐるみは、多くの自治体で燃やすごみに区分されます。ただし同じ「人形」でも材質と大きさで区分が割れ、ケースは本体と別扱いになります。実例として、横浜市「ごみと資源物の出し方一覧表(な行)」は、次のように区分しています。

品名(横浜市の表記) 区分 注意事項
人形 燃やすごみ ガラス製・陶器製は燃えないごみ、金属製のものは小さな金属類へ。50cm以上のもの(金属製は30cm以上)は粗大ごみ
人形(金属製) 小さな金属類 30cm以上のものは粗大ごみへ
人形ケース(ガラス製) 燃えないごみ 50cm以上のものは粗大ごみへ
人形ケース(プラスチック製) 燃やすごみ 50cm以上のものは粗大ごみへ。プラスチックのみで50cm未満のものはプラスチック資源へ
ぬいぐるみ 燃やすごみ 50cm以上のものは粗大ごみ

ひな飾りについても、同市の「ごみと資源物の出し方一覧表(は行)」に「ひなかざり/燃やすごみ/木製・プラスチック製で50cm以上のもの、金属製で30cm以上のものは粗大ごみへ」と記載があります。つまり七段飾りは、人形・木製の段・金属の道具・ガラスケースがそれぞれ別の行き先になる、ということです。

区分と大きさの基準は自治体ごとに違います。お住まいの市区町村の品目一覧で「人形」「ぬいぐるみ」「ケース」を引いてから作業を始めると、途中で手が止まりません。

方法①自治体のごみに出す(本体・ケース・道具を分ける)

資源ごみの分別回収ボックス
写真はイメージです

費用を最も抑えられるのが自治体のごみに出す方法です。作業は「分ける→大きさを測る→出す」の順で進めます。

1本体・ケース・飾り台・道具の4つに分ける

人形本体、ガラスやプラスチックのケース、木製の段や飾り台、金属や樹脂の道具(屏風・雪洞・弓・刀など)に分けます。ここを分けずに一つの塊のまま出そうとすると、どの区分にも当てはまらなくなります。

2材質ごとに区分を引き、いちばん長い辺を測る

材質が分かったら自治体の品目一覧で区分を確認し、いちばん長い辺の長さを測ります。横浜市のように50cm(金属製は30cm)で粗大ごみに切り替わる自治体もあれば、大阪市のように別の基準の自治体もあります。

3ガラスは包んで、危険と分かる形で出す

ガラスケースを割れた状態で出すと収集する人がけがをします。新聞紙などで包み、袋の外から中身が分かるようにしてから出してください。割らずに運べるなら、割らないまま粗大ごみに申し込むほうが安全です。

粗大ごみになる大きさの目安と手数料の例

大阪市「粗大ごみの収集について」では、粗大ごみを「家庭の日常生活から出されるごみで、最大の辺または径が30センチメートルを超えるもの、あるいは棒状で1メートルを超えるもの」と定義しています。手数料は品目ごとに決まっており、同市「粗大ごみ処理手数料一覧表」では、電気器具類・家具寝具類・趣味用品類の一覧に載っていない品目は、幅・奥行・高さの合計で1.5メートル未満200円、1.5メートル以上2メートル未満400円、2メートル以上2.5メートル未満700円、2.5メートル以上1,000円と区分されています(手数料券は200円・400円・700円・1,000円の4種類/2026年8月時点)。

七段飾りの段やガラスケースは、この合計サイズで金額が変わります。申し込みのときに寸法を伝えれば区分を案内してもらえるので、先に測っておくと手続きが一度で済みます。

方法②人形供養に出す(神社に持参する/送って代行してもらう)

寺社・供養にまつわる情景
写真はイメージです

「そのまま袋に入れるのは気が引ける」という方には人形供養という選び方があります。供養の考え方や作法、費用は宗派・地域・社寺によって異なるため、ここでは公式ページで条件を確認できた2つの形を例として紹介します。どちらもガラスケースは受け付けていない点が共通しています。

神社の人形感謝祭に持ち込む

明治神宮では毎年秋に「明治神宮人形感謝祭」が開かれています。主催は「人形に感謝する会」で、人形文化を愛する人々・人形界を支える企業人・一般社団法人日本人形協会の三者を中核として組織されている団体だと同会が説明しています。

同祭の「お人形ご持参受付・初穂料」ページによると、受付は明治神宮御社殿前の特設テントで午前9時30分から午後3時まで、雨天の場合も開催、受付を終えた人形の返却はできません。初穂料はひとかかえ(一袋・一件)を最小単位として3,000円、ふたかかえは6,000円で、ひとかかえの目安は「おおよそ45リットルのポリ袋に入る程度の大きさ、お一人様が両手で抱えられる量」。これを超える場合は、受付係員が確認して金額を決めます(2026年8月時点)。

受付対象は雛人形・五月人形・ぬいぐるみ・日本人形・西洋人形などですが、ガラスケースと内蔵電池類は受け付けられないため、外して人形だけを持参します。開催は当日持参のみで、同祭の公式サイトは、当日より前に人形を明治神宮へ持ち込むことを控えるよう求めています。

送って供養してもらう代行サービス

遠方で持ち込めない場合は、送って供養してもらう形もあります。一般社団法人日本人形協会「人形感謝(供養)」のページは、同協会が日本郵政と提携して「ゆうパック」による代行サービスを行い、全国から通年で人形類を引き取り、毎年10月頃の東京大神宮「人形感謝(供養)祭」で供養すると説明しています。

料金は一箱5,000円+ゆうパック料金(お客様負担)で、縦+横+高さの合計170cm以内・重量30kg以内という条件付き。一箱に納まらない場合は、追加分一個につき2,000円を加算します(税区分の記載はなく、公式サイトの表記どおり/2026年8月時点)。前月9月末日までに供養代金を振り込んだ分が10月の供養となり、10月以降の振り込みは翌年度の供養になります。

受け付けられるのは顔がついているもので、節句人形(ひな人形、五月人形、鎧・兜、鯉のぼり、羽子板、破魔弓)、市松人形や博多人形、こけし、フランス人形やドール、ぬいぐるみなど。一方で付属するガラスケース・収納箱・飾り台・台座・屏風・道具類、マネキン、仏像は受け付けていません。さらに同サービスのよくある質問は、刀や矢羽を供養の対象外としています。破魔弓は受け付け、刀は対象外という線引きなので、五月人形を送るときは中身を一つずつ確認してください。

塩でお清めしてから捨てるべき?

「ぬいぐるみは塩をふってから捨てる」という手順を紹介する記事を見かけますが、これは法令や自治体のルールで決まっているものではなく、地域や家庭に伝わる習わしとして語られてきたものです。宗派や地域によって考え方が異なるため、必ずしなければならないものではありません。

気持ちの区切りをつけたいなら、白い紙や布に包む、感謝の言葉を伝えてから袋に入れる、といった形でも構いません。作法をきちんと踏みたい場合は、上で紹介したような供養を受け付けている社寺に相談し、その社寺の案内に沿って進めるのが確実です。

方法③寄付・譲る(まだ飾れる状態なら)

衣類を寄付・処分用の箱に仕分けする様子
写真はイメージです

汚れや傷みが少なく、まだ飾れる状態なら、次に大切にしてくれる人へ渡す道があります。「雛人形を引き取ってほしい」という希望に対しては、寄付を受け付けている団体を使う方法が現実的です。

たとえば認定NPO法人グッドライフが運営する「セカンドライフ」は、不用品を箱に詰めて送る形の寄付を受け付けています。同団体「セカンドライフの寄付の流れ」によると、申込料金は送料を含む全国一律でリユース中箱(3辺合計120cmまで)2,500円、リユース大箱(同160cmまで)3,200円、供養を希望する場合は供養中箱3,500円・供養大箱4,200円(供養費1,000円を含む)です。1箱25kg未満という重量の条件もあります(2026年8月時点)。

同ページは、ひな人形や五月人形、ガラスケースに入った日本人形はリユースできる量が限られるためお道具も含めて全て「供養中箱」「供養大箱」で申し込む扱いと説明しています。また2026年8月1日付で、サイズオーバー品の供養の集荷を終了したこと、規格内サイズの供養は引き続き受け入れていることが告知されています。大きな段飾りは送れない可能性があるため、申し込み前に寸法を測っておきましょう。

保育園や高齢者施設に直接譲る形を考える場合は、飾る場所と時期の都合があるため、持ち込む前に受け入れの可否を問い合わせるのが前提になります。送料や運搬費は渡す側の負担になるのが一般的です。

方法④買取に出す(作家物・状態の良い日本人形)

クローゼットを整理する様子
写真はイメージです

作家名や工房の銘が入った市松人形、古い博多人形、保存状態のよい雛人形は、買取の対象になることがあります。ただし人形の買取価格は作者・時代・保存状態で大きく変わり、量産品や湿気でシミの出たものは値が付かないこともあります。「必ず売れる」「高く売れる」と考えず、値が付かなかったときの行き先も決めてから査定に出すと、判断が滞りません。

依頼先を選ぶときの軸になるのが古物商許可です。中古品を買い取って売る営業には古物営業法上の許可(都道府県公安委員会)が必要で、警視庁「古物商許可申請をされる方へ」は、古物商はインターネットを利用した取引の際、ホームページ上に「許可を受けた公安委員会名」「許可証番号」「氏名又は名称」を表示しなければならないとしています。

つまり、申し込もうとしているサイトにこの3点が載っているかどうかは、その場で自分で確認できます。あわせて同ページは、古物商には買い受ける相手の住所・氏名・職業・年齢を確認する義務があり、非対面の取引では法令で定められた確認方法をとる必要があるとも記しています。身分証の提示を求められるのは、この確認義務によるものです。

なお、電話や訪問で強く買取を勧められた場合は、その場で品物を渡さず、いったん保留にして家族に相談してください。人形とあわせて貴金属や着物の買取を持ちかけられるケースもあります。

方法⑤不用品回収業者にまとめて頼む(量が多い・大型のとき)

引越しトラックへの積み込みの様子
写真はイメージです

実家の片付けで人形が何体も出てきた、七段飾りとガラスケースを自分では運び出せない、家具や布団もまとめて片付けたい。こうした場面では不用品回収業者に一括で頼むほうが早く終わります。

依頼先を決める前に見るべきなのは許可です。e-Gov法令検索「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第7条第1項は、一般廃棄物の収集又は運搬を業として行おうとする者は、その区域を管轄する市町村長の許可を受けなければならないと定めています。家庭から出た人形やケースを運ぶには、この一般廃棄物収集運搬業の許可(または市町村の委託)が必要で、産業廃棄物収集運搬業の許可や古物商許可では代わりになりません。許可は市区町村ごとに出されるため、自分の住む自治体で有効かどうかが判断の軸になります。

同法第25条第1項は、第7条第1項に違反して一般廃棄物の収集運搬などを業として行った者は、5年以下の拘禁刑もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方に処すると定めています。無許可の回収に渡した品物が適正に処理されず、依頼した側が困る事態も起こり得ます。街を巡回して「無料で引き取ります」と呼びかける車に人形を渡す前に、社名と所在地、許可の有無、作業前の書面見積もりの3点を確かめてください。判断がつかないときは、市区町村の廃棄物担当課に問い合わせれば、許可業者の一覧を案内してもらえます。

複数社の料金を比べたいときは、登録業者を審査したうえで一括見積もりを取れるサービスを使うと、相場をつかみながら選べます。

\ 無料見積もり・詳細は公式サイトから /

エコノバ 公式サイトはこちら

最新の料金・対応エリアは公式サイトでご確認ください

実家全体の片付けとあわせて進める場合は、遺品整理の手順をまとめた記事も参考になります。

型別の注意点|雛人形・五月人形・日本人形・ぬいぐるみ

部屋を片付ける様子
写真はイメージです

ここまでの5つの方法は共通の流れですが、つまずく場所は型によって違います。手を付ける前に、自分の人形がどれに当たるかを確認しておきましょう。

雛人形(七段飾り・ガラスケース・屏風・雪洞)

いちばん点数が多く、材質もばらつきます。人形は布と木、段は木や樹脂、屏風は紙と木、雪洞は金属と樹脂、ケースはガラスかアクリルというように、一つの飾りの中で区分が分かれます。供養に出す場合はケースと道具は受け付けてもらえないことが多いため、人形だけを取り出す作業が先になります。

飾る時期を過ぎたら急いで手放さなければならない、という決まりがあるわけではありません。手放す時期は、収納場所と管理の手間から決めて差し支えありません。

五月人形(兜・鎧・弓・刀・櫃)

金属部品が多いのが特徴です。兜や鎧は金属と革、弓と刀は金属と木で、自治体の区分では小さな金属類や燃えないごみに回ることがあります。供養の受付でも、破魔弓は受け付けるが刀や矢羽は対象外という線引きがあるため、送る前に一点ずつ分けてください。櫃(ひつ)は木製の箱で、大きさによっては粗大ごみになります。

日本人形(市松人形・博多人形・こけし)

陶器や石膏を使ったものは、燃やすごみではなく燃えないごみに区分されることがあります。頭部が陶器で胴が布、という作りも珍しくないため、材質が分からないときは自治体に品名と材質を伝えて確認するのが確実です。ガラスケース入りのものは、ケースを外せるかどうかで手順が変わります。

ぬいぐるみ(電池・音声ユニット・大型)

多くの自治体で燃やすごみですが、大きさで粗大ごみに切り替わります。しゃべる・光るタイプは電池と音声ユニットを外し、電池は自治体の電池回収へ回してください。明治神宮人形感謝祭でも内蔵電池類は受け付けないとされており、供養に出す場合も同じ準備が必要です。

捨てる前に:ぬいぐるみのクリーニングという選択肢

洗濯物とランドリーバスケット
写真はイメージです

手放す理由が「汚れ」や「におい」なら、洗ってもう一度そばに置く道もあります。処分と洗浄のどちらを選ぶかは、洗えるものかどうかを先に確かめてから決めましょう。

自分で洗えるかは取扱い表示と中の素材で決まる

花王「エマール アイテム別洗い方 ぬいぐるみ」は、最初の手順に取扱い表示のチェックを挙げ、家庭で洗えるか洗えないかを表示で判断するよう勧めています。色落ちが心配なときは、洗剤の原液を目立たないところにつけ、5分後に白い布で押さえて色がつくようなら単独で洗う、という確認方法も同ページは示しています。

いっぽうで、内部にビーズやパイプが入っているもの、電池や音声ユニットが入っているもの、接着で毛や目を留めているものは、家庭での水洗いで形が崩れたり故障したりします。表示がない、または洗えない表示のものは、自分で洗わずに専門の店へ相談するほうが安全です。

宅配クリーニングに出すときの料金と条件

宅配クリーニングでは、ぬいぐるみを衣類と同じコースで扱う店があります。リナビス「ぬいぐるみの宅配クリーニングコース」では、ぬいぐるみは衣類コースで対応(90cm未満)とされ、料金は3点コース7,800円(税込)から20点コース23,500円(税込)、そのほか5点コース9,810円・10点コース14,900円・15点コース19,800円(いずれも税込)と公開されています。納期は仕上がり品の到着まで最短7営業日から(集荷キットを持っていない場合はキットの到着に3営業日追加)、送料は北海道・沖縄と一部離島を除き無料です(2026年8月時点)。

料金は点数制のため、1体だけ出すと割高になりがちです。家族分をまとめる、季節物の衣類と一緒に出すなど、点数の使い方で費用対効果が変わります。大きさの上限や取り扱いの可否は店によって違うので、申し込み前に対応サイズを確認してください。

よくある質問(FAQ)

Q人形をそのままごみに出すのは罰当たりですか?

A宗教的な決まりとして「してはいけない」と定められているわけではありません。人形をどう扱うかの考え方は宗派や地域、家庭によって異なります。気持ちの区切りをつけたい場合に供養という選択肢があるとお考えください。判断に迷うときは、供養を受け付けている社寺に相談してみるのがよいでしょう。

Qガラスケースだけを供養してもらうことはできますか?

A本記事で確認した範囲では、一般社団法人日本人形協会の代行サービスは付属するガラスケース・収納箱・飾り台・台座・屏風・道具類を受け付けておらず、明治神宮人形感謝祭もガラスケースは外して人形だけを持参するよう案内しています。ケースは自治体の区分に沿って出すことになります。

Q雛人形を引き取ってもらえる先はどこですか?

A状態がよければ寄付を受け付けている団体、値が付きそうなら買取業者、気持ちを優先するなら供養を受け付けている社寺や代行サービスが候補になります。段飾りやガラスケースは大きさの制限に引っかかりやすいため、先に寸法を測ってから申し込むと二度手間になりません。

Q人形を処分するのに向いた時期はありますか?

A「この時期でなければならない」という決まりはありません。人形供養祭は秋に行う社寺が多く、日本人形協会の代行サービスは10月頃の供養に向けて前月9月末日までの入金分が当年扱いになります。時期にこだわりがなければ、湿気の少ない時期に押し入れから出して仕分けると作業が進めやすくなります。

Q「無料で引き取ります」という回収車に人形を渡しても大丈夫ですか?

A家庭から出た不用品の収集運搬には市町村長の許可が必要です。社名・所在地・許可の有無・作業前の書面見積もりを確認できない相手には渡さないでください。判断がつかないときは市区町村の廃棄物担当課に問い合わせると、許可を受けた業者を案内してもらえます。

※本記事の料金・受付条件は、各団体・自治体・事業者が公開している執筆時点(2026年8月)の情報です。ごみの区分と手数料は自治体により異なり、供養の受付内容や開催日程は変更されることがあります。最新の情報は各公式サイトおよびお住まいの自治体の窓口でご確認ください。

まとめ

人形の手放し方は、①自治体のごみに出す、②人形供養に出す、③寄付・譲る、④買取に出す、⑤不用品回収業者にまとめて頼む、の5つです。どの方法を選んでも共通するのは、人形本体とガラスケース・飾り台・道具を分けるところから始まる点で、供養も寄付も本体だけを受け付けているケースがほとんどでした。

数が少なければ自治体のごみと供養の組み合わせで足ります。七段飾りや大きなガラスケースがあり自分では運べないときは、一般廃棄物収集運搬業の許可を確認したうえで回収業者に見積もりを取るほうが安全で早く終わります。仏壇やお墓を一緒に整理する予定がある方は、関連記事もあわせてご覧ください。

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