広告 不用品回収・処分 不用品回収業者の選び方・料金

三鷹市の不用品回収と粗大ごみの出し方|料金表・申込方法・持ち込み

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三鷹駅前のマンションから戸建てまで、部屋の入れ替えで出た家具やベッドをどう手放すか。三鷹市で不用品の処分先を探すと、市の粗大ごみ収集と民間の不用品回収業者という2つの入口が出てきて、そのどちらが自分に合うのか分からないまま止まってしまいがちです。ポストに入っていた「格安処分」のチラシを見て、手っ取り早く頼んでしまおうかと迷う方もいます。

先に押さえておきたいのは、三鷹市には他市の記事でよく紹介される「自分で処理施設へ持ち込んで安く済ませる」という抜け道が用意されていない、という点です。三鷹市が持ち込みを受け付けているのは燃やせるごみだけで、粗大ごみと燃やせないごみは市の収集に申し込む以外の公的なルートがありません。だから「持ち込みが最安」という前提で計画を立てると、どこにも予約が入れられないまま搬出日を迎えることになります。

この記事では、当メディア編集部が三鷹市の公式ページ(粗大ごみ・多量ごみ、粗大ごみインターネット受付、粗大ごみ料金表、一般廃棄物収集運搬許可業者一覧表、廃品回収業者への注意喚起、家電リサイクル法対象品の出し方、燃やせるごみの持ち込み、減免申請、リサイクル市民工房)と、環境省・廃棄物処理法の条文を調べて整理しました(※2026年8月時点)。編集部が回収を体験した記録ではありませんし、事業者に優劣を付けることも目的にしていません。

読者
三鷹市で古いベッドとソファを手放したいのですが、市に頼むのと業者に頼むので何が違うんでしょう。持ち込めば安いと聞いたのですが。
編集部
三鷹市は粗大ごみの持ち込みを受け付けていないので、その手は使えないんです。市の収集は品目ごとに200円から、ただし申し込みから収集まで1~2週間かかる場合があります。急ぐなら業者ですが、許可の確かめ方に少しコツがあるので順に見ていきましょう。

【一言でいうと】三鷹市の不用品回収はどこに頼めばいい?

散らかった部屋を片付ける様子
写真はイメージです

収集日まで2週間待てるなら、三鷹市粗大ごみ受付センターに申し込むのが最も費用を抑えられます。待てない・量が多い・自分では運び出せないという場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者に有料で頼むことになります。三鷹市では粗大ごみを自分で処理施設へ持ち込むことができないため、この2択で考えるのが実際的です。

判断の分かれ目になる数字は3つです。1つ目は品目ごとの手数料で、三鷹市の粗大ごみ料金表では最低200円、最高でも介護用ベッド(電動式)の3,000円です。2つ目が収集までの期間で、三鷹市は「申し込みから収集までに1~2週間程度かかる場合があります。」と案内しています。3つ目がサイズの上限で、最大辺が200センチメートルを超えるか重量が60キログラムを超える場合は、解体または切断した状態で出す必要があります(出典:三鷹市 粗大ごみ料金表(50音順・あ~し)の「粗大ごみを出すときの留意点」/三鷹市 粗大ごみインターネット受付の「(2)インターネットで粗大ごみ受付センターへ申し込む」/いずれも2026年8月時点)。

つまり「安く済ませたい」なら日数と自力での搬出・解体を引き受ける、「早く片づけたい」なら費用と引き換えに業者へ任せる、という交換になります。大型家具を一人で解体して玄関前まで出せるかどうかを先に見積もっておくと、どちらに寄せるかを決めやすくなります(※2026年8月時点)。

三鷹市の不用品処分3つの方法・比較早見表

三鷹市の不用品は持ち込みが使えないので実質2ルートの図解
当メディア編集部作成

三鷹市で家庭の不用品を手放す方法は、大きく3つに分かれます。ただし3つが横並びの選択肢というわけではなく、粗大ごみに当たるかどうかで使えるルートが変わります。まず全体像を、費用・申込先・かかる日数の順に並べて確認してください(※2026年8月時点)。

方法 費用(税表記) 申込先・受付 依頼から片づくまで 向いている人 出典(値ごと)
市の粗大ごみ収集(戸別・予約制) 1品200円〜3,000円(税表記なし) 三鷹市粗大ごみ受付センター 03-5715-1212(月曜日から土曜日の午前8時から午後7時まで)/インターネット受付は24時間 申し込みから収集まで1~2週間程度かかる場合がある 少量で日程に余裕があり、自分で排出場所まで出せる人 金額=三鷹市「粗大ごみ料金表(50音順・あ~し)」「粗大ごみ料金表(50音順・す~わ)」の各品目/受付先・受付時間=三鷹市「粗大ごみ・多量ごみ (有料・予約必要)」の「(2)粗大ごみ受付センターへ申し込む」/日数=三鷹市「粗大ごみインターネット受付」の「(2)インターネットで粗大ごみ受付センターへ申し込む」
クリーンプラザふじみへ自分で持ち込む 燃やせるごみ10キログラムにつき350円(税表記なし)。粗大ごみは持ち込み不可 ふじみ衛生組合 042-482-5497(調布市深大寺東町七丁目50番30号) 受付時間内に車で搬入すればその場で完了 燃やせるごみが多量に出た人(粗大ごみの処分には使えない) 手数料・受付時間=三鷹市「燃やせるごみの持ち込みはクリーンプラザふじみへ」の「廃棄物処理手数料」「受付時間」/粗大ごみ不可=三鷹市「よくある質問と回答:焼却場への搬入」の回答
一般廃棄物収集運搬の許可業者・一括見積もりに頼む 今回確認した資料に記載なし(市の一覧に料金欄はない) 各業者へ直接/一括見積もりサービス 業者により異なる 量が多い・急いでいる・運び出しから任せたい人 料金・問い合わせ方法=三鷹市「一般廃棄物収集運搬許可業者一覧表」の注意事項「業者によって取扱品目・方法・料金等異なりますので、直接各許可業者にお問い合わせください(2023年6月14日現在)。」

※2026年8月時点の三鷹市公式サイトの記載にもとづきます。三鷹市の粗大ごみ手数料およびクリーンプラザふじみの廃棄物処理手数料は、出典ページに税込・税抜の別が書かれていないため「税表記なし」としています。

費用だけを見れば市の収集が明確に安く、上限でも3,000円です。一方で申し込みから収集までに1~2週間程度かかる場合があるため、退去日が決まっている引越しでは日程が合わないことがあります。そこで業者を検討することになりますが、その前に確認すべきことが一つあります。次の章から順に見ていきます。

三鷹市の粗大ごみはどうやって申し込む?(電話・インターネット)

家具を運ぶ作業の様子
写真はイメージです

三鷹市で粗大ごみに当たるのは、一辺の長さが40センチメートル以上あるもの(棒状のものは80センチメートル以上あるもの)です。家電製品・家具・枝木(4束以上)・布団(綿入りのもの全般)などが該当します。また、40リットルから45リットルの袋で4袋以上、枝木4束以上、古紙4束以上が一度に出る場合は「多量ごみ」として同じ受付センターに申し込みます(出典:三鷹市 粗大ごみ・多量ごみ (有料・予約必要)の「「粗大ごみ」・「多量ごみ」とは」/2026年8月時点)。手順は次の3ステップです。

1出す品物の大きさ・重量・個数を先に測る

品目によって大きさや重さで金額が変わるため、幅・高さ・奥行と重量、個数を控えてから連絡します。解体済みの場合も、三鷹市は実際に使用していたときの寸法で申告するよう求めています。料金表にない品目は受付センターへ電話で問い合わせます。

2粗大ごみ受付センターへ電話またはインターネットで申し込む

電話は03-5715-1212で、受付は月曜日から土曜日の午前8時から午後7時まで(祝日を含み、年末年始を除く)です。手数料・収集日・受付番号が案内されます。インターネット受付は24時間で、品目の追加・変更・キャンセルもできますが、収集日の前日と当日は変更できません。

3200円券の処理券を貼って収集日の朝8時までに出す

案内された金額分の「粗大ごみ処理券」を取扱店で購入し、すべての品物に貼ります。処理券は200円券の1種類だけで、シールが貼っていないと収集されません。台紙は領収書になるので収集日が過ぎるまで保管し、道路に面した自宅敷地内(集合住宅は決められた排出場所)に朝8時までに出します。

手数料の実額は次のとおりです。品目名は申し込みのときに使う区分名をそのまま記載しています(※2026年8月時点・税表記なし)。

品目(申込時の区分名) 手数料 出典に書かれている条件・備考 インターネット申込 出典(値ごと)
布団【掛け・敷き】 200円 今回確認した資料に記載なし 〇 三鷹市「粗大ごみ料金表(50音順・す~わ)」の「ふ」
椅子【ソファー・ローソファー・2人掛け用】 800円 3人以上掛け用は1,200円。ソファーベッドは「ベッド【ソファー】」欄(1,000円) 〇 三鷹市「粗大ごみ料金表(50音順・あ~し)」の「あ・い・う」
たんす・チェスト 200円/400円/600円 3辺の和が195センチメートル以下=200円、195センチメートル超240センチメートル以下=400円、240センチメートル超330センチメートル以下=600円 〇 三鷹市「粗大ごみ料金表(50音順・す~わ)」の「た」
ベッド【シングル】 600円 ベッドマットは「ベッドマット」欄を参照。ダブルは1,000円 〇 三鷹市「粗大ごみ料金表(50音順・す~わ)」の「へ・ほ・ま・み・む」
自転車【タイヤ径18インチ超】(電気式を除く) 600円 18インチ以下は200円。電気式はバッテリーが収集不可 〇 三鷹市「粗大ごみ料金表(50音順・あ~し)」の「し」
机【両袖机】 2,000円 椅子は別受け付け。平机・片袖机・上棚付学習机は600円 〇 三鷹市「粗大ごみ料金表(50音順・す~わ)」の「つ・て・と」
ベッド【介護用ベッド(電動式)】 3,000円 料金表に掲載された品目の中で最も高い金額。電動式以外は2,000円 ×(電話のみ) 三鷹市「粗大ごみ料金表(50音順・す~わ)」の「へ・ほ・ま・み・む」

※2026年8月時点の三鷹市公式の料金表からの抜粋です。出典ページに税込・税抜の別は書かれていないため税表記なしとしています。表にない品目や、通常の重量・形状を著しく逸脱するものは金額が変わることがあります。

賃貸住宅にお住まいの方が見落としやすいのが、申込者の条件です。三鷹市は管理人または管理会社が管理している建物の粗大ごみを処理する場合は「事業系ごみ」に当たり、管理人・管理会社による代理申し込みや一括申し込みはできないとしています(出典:三鷹市 粗大ごみ・多量ごみ (有料・予約必要)の「必ずご確認ください」/2026年8月時点)。退去時に管理会社へまとめて頼むという段取りは、この収集では成立しません。

三鷹市は粗大ごみを自分で持ち込める?

引越しトラックへの積み込みの様子
写真はイメージです

不用品処分の解説記事では「自分で清掃工場へ持ち込めば重量制で安い」という説明が定番になっています。三鷹市でも同じことができるのかを確かめると、答えは分かれます。持ち込めるのは燃やせるごみだけで、粗大ごみと燃やせないごみは受け付けていません。三鷹市のよくある質問「焼却場への搬入」は、燃やせるごみの持ち込みを案内したうえで「また、燃やせないごみ・粗大ごみに関しては、持ち込みを受け付けしておりません。」と明記しています(出典:三鷹市 よくある質問と回答:焼却場への搬入の回答/2026年8月時点)。

燃やせるごみの持ち込み先は、三鷹市と調布市が共同で運営するふじみ衛生組合のクリーンプラザふじみ(調布市深大寺東町七丁目50番30号)です。手数料は10キログラムにつき350円で、重量の端数は、合計が10キログラム未満のときは10キログラムに切り上げ、5キログラム未満の端数は切り捨て、5キログラム以上10キログラム未満の端数は10キログラムに切り上げると決まっています。持ち込み可能日は年始(1月1日から1月3日)を除く月曜日から土曜日、受付時間は午前8時30分から午前11時45分までと午後1時から午後4時45分までです(出典:三鷹市 燃やせるごみの持ち込みはクリーンプラザふじみへの「持ち込み可能日」「受付時間」「廃棄物処理手数料」「重量の端数処理について」/2026年8月時点)。

搬入には、三鷹市の住所が確認できる運転免許証などと現金が必要です。計量はごみを車に乗せたまま行うため車での搬入が求められ、指定収集袋は不要で透明または半透明の袋に入れて持ち込みます。産業廃棄物や三鷹市以外から発生した廃棄物は持ち込めません。つまり大掃除で可燃ごみが袋10個分出たようなときには使えますが、タンスやベッドを積んで行っても受け付けてもらえないということです(※2026年8月時点)。

隣接する調布市はクリーンプラザふじみを共同運営していますが、粗大ごみの扱いは市ごとに異なります。同じ焼却施設を使っていても制度は別に決められているため、他市の記事の手順をそのまま当てはめないでください。

三鷹市の「一般廃棄物収集運搬許可業者一覧表」は何のための一覧?

作業員が住宅で作業する様子
写真はイメージです

不用品回収業者の選び方としてよく紹介されるのが、「自治体のサイトに載っている許可業者の一覧に名前があるかを見ればよい」という方法です。三鷹市にも一覧はありますが、編集部が中身を確かめたところ、この一覧は事業系ごみの委託先を案内するために置かれたもので、家庭の不用品回収に対応するかどうかは書かれていませんでした。

三鷹市「一般廃棄物収集運搬許可業者一覧表」はサイト上で「事業者向け情報」の「事業系ごみの出し方」の下に置かれ、本文は「市内の一般廃棄物の収集・運搬は、市の許可業者以外に委託することはできません。ごみの排出量が1日10kgを超える事業系一般廃棄物は、次の許可業者へ委託してください。」という一文から始まります。掲載されている情報は業者名・住所・電話番号・産業廃棄物収集運搬許可(都)の有無の4項目だけで、取扱品目も料金も載っていません。市自身も注意事項として「業者によって取扱品目・方法・料金等異なりますので、直接各許可業者にお問い合わせください(2023年6月14日現在)。」と書いています(出典:三鷹市 一般廃棄物収集運搬許可業者一覧表の冒頭および注意事項/2026年8月時点。ページの最終更新日は2023年9月6日)。

ただし、家庭向けの案内から切り離されているわけでもありません。三鷹市「市で収集できないごみ」のページは、耐火金庫やピアノなど市が扱えない品目について「購入されたお店もしくはごみ処理業者にご相談ください。」と案内し、その「ごみ処理業者」のリンク先が同じ一覧表になっています(出典:三鷹市 市で収集できないごみの「その他」末尾の案内文/2026年8月時点)。一覧は相談先の名簿としては使えるが、「載っている=家庭の不用品を引き取ってもらえる」という意味ではない——これが正確な読み方です。

もう一点、時間の問題があります。廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第7条第1項には「一般廃棄物の収集又は運搬を業として行おうとする者は、当該業を行おうとする区域(運搬のみを業として行う場合にあつては、一般廃棄物の積卸しを行う区域に限る。)を管轄する市町村長の許可を受けなければならない。」とあり、許可がどの市区町村のものかまで意味を持つことが分かります。そして同条第2項は「前項の許可は、一年を下らない政令で定める期間ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過によつて、その効力を失う。」としています(出典:e-Gov法令検索 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第二章第二節 第七条第一項・第二項/2026年8月時点)。許可は更新制なので、掲載日から時間が経った一覧をそのまま信じるのではなく、依頼前に三鷹市生活環境部ごみ対策課(0422-29-9613)へ現在の許可の有無を確かめるのが確実です。

参考までに、三鷹市内に所在する許可業者として一覧に掲載されているのは次の8社です(順不同・当メディアが推奨する順位ではありません)。

業者名 住所 電話番号 産業廃棄物収集運搬許可(都) 許可の根拠(出典)
有限会社 石井商会 三鷹市上連雀9-1-8 0422-45-4896 無 三鷹市「一般廃棄物収集運搬許可業者一覧表」の(1)一般ごみ
有限会社 佐藤清運 三鷹市新川3-19-14 0422-24-6398 有 同上
志賀興業 株式会社 三鷹市新川4-1-11 0422-47-1414 有 同上
株式会社 タウンサービス 三鷹市大沢3-7-14 0422-26-1235 有 同上
栄晃産業 株式会社 三鷹市牟礼1-11-15 0422-48-2235 有 同上。加えて三鷹市「粗大ごみ・多量ごみ (有料・予約必要)」が運び出しの相談先として同社を案内
環衛サービス 株式会社 三鷹市大沢2-15-25 042-489-4400 有 三鷹市「一般廃棄物収集運搬許可業者一覧表」の(1)一般ごみ
有限会社 屋満登興業 三鷹市野崎2-8-1 クラウンビル201 0422-30-9185 有 同上
大門建設産業 株式会社 三鷹市井の頭2-5-1 0422-42-1767 有 同上

※三鷹市の一覧(2023年6月14日現在・ページ最終更新2023年9月6日)に市内所在として掲載されている事業者を転記したものです。一覧には市外に所在する事業者も含まれます。許可番号は一覧に記載がないため掲載していません。家庭から出る不用品への対応可否・料金は各社へ直接ご確認ください(※2026年8月時点)。

大量・急ぎなら一括見積もりで見比べる?

部屋を片付ける様子
写真はイメージです

前章のとおり、三鷹市の一覧には料金が載っていません。市も「業者によって取扱品目・方法・料金等異なりますので、直接各許可業者にお問い合わせください(2023年6月14日現在)。」と案内しているため、金額を知るには自分で複数社に問い合わせるしかないのが実情です。1社ずつ電話をかけるのが難しい場合に、条件を一度入力すれば対応可能な業者から見積もりが届く一括見積もりサービスが選択肢になります。

使うときの前提は変わりません。三鷹市内で家庭の不用品を有料で引き取れるのは、市の許可を受けた事業者か、市から委託を受けた事業者に限られます。見積もりが届いた段階で、その業者が三鷹市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかを社名で確認し、料金の内訳(基本料金・階段作業・出張費・処分費が含まれるか)を書面でもらってから契約してください。作業後に領収書と明細を受け取っておくことも忘れずに(※2026年8月時点)。

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「無料回収」のチラシはなぜ危ない?|三鷹市の注意喚起

衣類を寄付・処分用の箱に仕分けする様子
写真はイメージです

三鷹市は「粗大ごみ等の廃品回収業者にご注意ください!」というページ(2010年7月公開・2011年11月最終更新)で、無許可業者が検挙された事件を具体的に紹介しています。市の説明によると、その業者は「粗大ゴミ、不用品、すぐ片付けます。見積もり無料、格安処分。」と表記した広告チラシを各戸に配布し、それを見て申し込んだ顧客に対して「廃棄物の処分費用が高騰している。もう運搬車両に積み込んだから降ろせない。」などと言って困惑させ、高額な処理代金を受け取っていました。

金額の規模も具体的です。市によれば、この無許可回収業者は許可回収業者と比べ最大で70倍以上の回収料金を請求するなどして、1年間で3億円以上を売り上げたとされ、回収した粗大ごみ等を処分に困り不法投棄していたケースもありました(出典:三鷹市 粗大ごみ等の廃品回収業者にご注意ください!の本文/2026年8月時点)。チラシの文面が魅力的であることと、料金が適正であることは別の話だという実例です。

ここで効いてくるのが許可の種類です。「産廃許可取得済」「古物商許可あり」という表示を根拠に安心してよいのか。環境省のQ&Aは、そうした表示を掲げる業者について次のように整理しています。
「ご家庭の廃棄物を回収するには、市区町村の「一般廃棄物処理業許可」や委託が必要です。「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」では回収できません。」
同じ回答は、前者を工場や企業の廃棄物を処理するための許可、後者を中古品等の売買を行うための許可と位置づけています(出典:環境省 廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!のQ3の回答/2026年8月時点)。つまり、どちらの表示があっても、家庭から出たごみを引き取る根拠にはならないということです。

無許可の営業は刑罰の対象です。廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第25条第1項は、第7条第1項に違反して一般廃棄物の収集・運搬を業として行った者を含め、「次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の拘禁刑若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」と定めています(出典:e-Gov法令検索 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第五章 罰則 第二十五条第一項第一号/2026年8月時点)。トラックで巡回する「無料回収」やポスト投函のチラシに連絡する前に、社名を控えて三鷹市の許可の有無を確かめる——この一手間が、後の高額請求を避ける最も確実な方法です。

三鷹市で収集できないものは?(家電リサイクル法対象など)

家電を運び整理する様子
写真はイメージです

受付センターに電話しても断られる品目があります。三鷹市はテレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機・衣類乾燥機の5品について「市では収集していません。」と明記しています。家電リサイクル法でリサイクルの方法が決められているためで、過去に買った店か買い替える店に処分を依頼するのが基本ルートです。店が分からない・遠方の場合は、連携事業者のリネットジャパンリサイクル/SGムービング(0570-056-006)か、家電リサイクル受付センター(042-383-0531)に直接申し込みます(出典:三鷹市 家電リサイクル法対象品の出し方の「収集運搬の申込先」/2026年8月時点)。

費用は「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」の2本立てです。三鷹市が令和6年4月現在として示している目安は次のとおりです(いずれも税込・「〜」は品目や機種により上がることを示します)。

品目 家電リサイクル料金(税込)の目安 収集運搬料金(税込)の目安 出典(値ごと)
エアコン 990円〜 2,200円〜 両方とも三鷹市「家電リサイクル法対象品の出し方」の「処分料金の目安(令和6年4月現在)」
テレビ(液晶・有機EL・プラズマ 16型以上) 2,970円〜 1,100円〜(テレビ共通) 両方とも同上。ブラウン管16型以上は2,420円〜、液晶等15型以下は1,870円〜
冷蔵庫(171リットル以上) 4,730円〜 2,200円〜(冷蔵庫・冷凍庫共通) 両方とも同上。170リットル以下は3,740円〜
洗濯機 2,530円〜 1,980円〜 両方とも同上
衣類乾燥機 2,530円〜 1,760円〜 両方とも同上

※三鷹市が「処分料金の目安(令和6年4月現在)」として掲載している金額です(税込と明記)。品物や搬出条件によって料金が異なると同ページに注記があります(※2026年8月時点)。

このほか、パソコン本体・ディスプレイ・ノート型パソコンは国の認定事業者やメーカーの窓口へ、バイク(自動二輪車・原付自転車)は販売店か自動車リサイクル促進センターへ回します。危険物(油類、爆発物類)・消火器・自動車・バッテリー・タイヤ・ピアノ・注射器などの医療器具・耐火金庫・ボウリングの球・建築廃材・農薬・フロンガスを使用しているもの・石・土・ブロック・コンクリートなども市では収集できず、購入した店かごみ処理業者への相談になります。処理費用は排出者の負担です(出典:三鷹市 市で収集できないごみの「ごみの種類」/2026年8月時点)。不用品回収業者にまとめて頼む場合も、これらが正規のルートで処理されるかを事前に確認してください。

粗大ごみに出す前にできることは?

年配のご夫婦の暮らしの様子
写真はイメージです

費用や搬出の負担を軽くする制度が、三鷹市には3つ用意されています。1つ目が減免です。天災・火災等を受けた場合のほか、生活保護法による保護や中国残留邦人等の支援を受けている場合、児童扶養手当・特別児童扶養手当の受給者、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・愛の手帳の所持者は、減免申請により粗大ごみ・多量ごみの手数料が免除になります。申し込みは粗大ごみ受付センターへの電話、インターネット、市役所第二庁舎2階ごみ対策課の窓口のいずれかで、遡っての減免申請は受け付けられません(出典:三鷹市 粗大ごみ・多量ごみの減免申請の冒頭および「注意事項」/2026年8月時点)。

2つ目が運び出しの相談先です。高齢・障がいなどの事情で家屋から排出場所まで粗大ごみを運べない場合、三鷹市は三鷹市シルバー人材センター(0422-48-6721)または栄晃産業株式会社(0422-48-2235)に相談するよう案内しています(いずれも有料)。粗大ごみの収集日との日程調整が必要なため、市は余裕を持って相談するよう呼びかけています(出典:三鷹市 粗大ごみ・多量ごみの減免申請の「注意事項」/2026年8月時点)。栄晃産業株式会社は前述の一般廃棄物収集運搬許可業者一覧にも掲載されている事業者です。

3つ目が三鷹市リサイクル市民工房(三鷹市深大寺二丁目16番13号)です。粗大ごみに出されたものから選んで手入れした「掘り出し物」を有料で販売しており、購入は一人月5点まで。市内在住・在勤を問わず誰でも利用でき、開館は毎週水曜日・木曜日・土曜日・日曜日の午前10時から午後4時までです。家具の修理に必要な工具類が用意されていて、予約すれば自分で補修に使えます。ただし施設側は「粗大ごみを直接受け入れることはしていません。」と明記しているため、不要品を持ち込む場所ではない点に注意してください(出典:三鷹市 三鷹市リサイクル市民工房のご案内の「粗大ごみからの「掘り出し物」市」「家具の修理・修繕」「開館日時」/2026年8月時点)。

三鷹市の不用品回収でよくある質問(FAQ)

Q三鷹市の粗大ごみはいくらからですか。

A三鷹市の粗大ごみ料金表では、布団【掛け・敷き】やアイロン台などが200円で、これが最低額です。上限は介護用ベッド(電動式)の3,000円でした。処理券は200円券の1種類しかないため、たとえば800円の品目には200円券を4枚貼ることになります。表にない品目の金額は粗大ごみ受付センター(03-5715-1212)が案内します(※2026年8月時点・税表記なし)。

Q粗大ごみ処理券(シール)はどこで買えますか。

A「粗大ごみ処理券取扱店」で購入します。取扱店は三鷹市のごみ袋等取扱店一覧のほか、市の「わがまちマップ ごみ・リサイクルマップ」でも地図から探せます。購入するのは受付センターから案内があった金額分で、収集日までに用意し、すべての品物にそれぞれの金額分を貼ります。台紙は領収書になるので収集日が過ぎるまで保管してください(※2026年8月時点)。

Q申し込んでから何日で収集してもらえますか。

A三鷹市は「申し込みから収集までに1~2週間程度かかる場合があります。余裕を持ってお申し込みください。」と案内しています。月曜日や祝日の翌日の午前中は電話がつながりにくいこともあるため、日程が決まっているならインターネット受付(24時間)で早めに押さえておくほうが確実です。収集日の前日と当日は品目の追加・変更ができません(※2026年8月時点)。

Q三鷹市で粗大ごみを自分で持ち込むことはできますか。

Aできません。三鷹市が持ち込みを受け付けているのは燃やせるごみだけで、クリーンプラザふじみ(調布市深大寺東町七丁目50番30号)へ10キログラムにつき350円で搬入できます。よくある質問「焼却場への搬入」は、燃やせないごみ・粗大ごみの持ち込みを受け付けていないとしています。粗大ごみは市の収集に申し込むか、許可のある業者へ依頼することになります(※2026年8月時点・税表記なし)。

Q引越しで大量に出るときはどうすればいいですか。

A粗大ごみは1点ずつ手数料がかかり、収集まで1~2週間程度かかる場合があるため、退去日が近いなら市の収集だけで間に合わせるのは難しくなります。袋ものが40リットルから45リットルの袋で4袋以上出る場合は「多量ごみ」として同じ受付センターに申し込めますが、日程は同様です。急ぐ場合は許可を確認できる業者に見積もりを取り、市の収集と組み合わせて費用を抑える方法を検討してください(※2026年8月時点)。

※この記事は、三鷹市が公開している粗大ごみ・多量ごみの案内、粗大ごみインターネット受付、粗大ごみ料金表(あ~し/す~わ)、一般廃棄物収集運搬許可業者一覧表、市で収集できないごみ、家電リサイクル法対象品の出し方、燃やせるごみの持ち込み、よくある質問(焼却場への搬入)、減免申請、リサイクル市民工房の各ページと、環境省のQ&A、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の条文にもとづいて、2026年8月時点の内容を整理したものです。当メディアが三鷹市で実際に回収を依頼して確かめたものではありません。粗大ごみの手数料およびクリーンプラザふじみの搬入手数料は、出典に税込・税抜の別が記載されていないため税表記なしとして転記しています。手数料・受付時間・許可業者の一覧は変更されることがあり、許可は法律上の更新制です。掲載した事業者の家庭向け対応の可否・料金は、今回確認した三鷹市の資料の範囲では記載がありませんでした。依頼の前に必ず三鷹市の公式ページと各事業者にご確認ください。

まとめ|三鷹市は「持ち込みが使えない」前提で計画する

三鷹市の不用品処分は、市の粗大ごみ収集(1品200円〜3,000円・申し込みから収集まで1~2週間程度かかる場合がある)と、一般廃棄物収集運搬の許可がある業者への依頼の2本立てです。他市の解説でよく出てくる「処理施設へ自分で持ち込んで安く」というルートは、三鷹市では燃やせるごみに限られ、粗大ごみには使えません。ここを取り違えると、退去日直前に予約先が見つからないという事態になります。

業者に頼むときは、三鷹市の一般廃棄物収集運搬許可業者一覧表で社名を確認したうえで、その一覧が事業系ごみの委託先の案内であることも踏まえ、家庭の不用品に対応するか・料金がいくらかを各社に直接聞いてください。許可は更新制なので、迷ったらごみ対策課(0422-29-9613)に現在の状況を確かめるのが確実です。量が多く日程が詰まっているなら、複数社の見積もりを一度に集めて条件を並べて比べるところから始めるとよいでしょう(※2026年8月時点)。

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