※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内に広告(PR)を含む場合があります。
座面のテカリ、ひじ掛けの黒ずみ、子どもがこぼしたジュースの跡——毎日座っている場所ほど、汚れは少しずつ進んでいて、気づいたときには「どこから手をつければいいのか」が分からなくなりがちです。
ソファーの掃除でつまずく一番の原因は、手順そのものではなく張地(表面の生地)の素材によって、できることが変わる点にあります。布に効く方法が本革では変色の原因になり、合成皮革では使ってはいけないと案内されている道具もあります。
この記事では、カリモク家具が公開している素材別のお手入れ方法と、おそうじ本舗・ダスキン・おそうじ革命・くらしのマーケット・デアの公開料金、港区のダニアレルゲンのページを、当メディア編集部が2026年8月時点で確認し、「自分でできる範囲」と「業者に頼む場合の料金と条件」に整理しました。効果を約束するものではなく、各社・各機関が公開している記載の範囲でまとめています。


- 01【一言でいうと】ソファーの掃除は「張地の素材」で手順が変わる
- 02布・本革・合成皮革|素材別にできること・できないこと
- 03ソファーの掃除の仕方|掃除機のかけ方と、こぼした直後の対処
- 04洗剤・重曹・スチームを使う前に確認する3つのこと
- 05ソファカバーは家庭で洗える?洗濯表示の見方と宅配クリーニングの料金
- 06ソファのダニ・ハウスダストが気になるときにできること
- 07ソファークリーニングの料金相場|業者の公開料金を条件つきで比較
- 08業者に頼む目安と、ソファ クリーニング 業者の選び方
- 09掃除で戻らないとき|張り替え・買い替えの前に確認すること
- 10ソファーの掃除・クリーニングのよくある質問(FAQ)
- 11まとめ
【一言でいうと】ソファーの掃除は「張地の素材」で手順が変わる

最初に見るのは汚れではなく、ソファーの表面が何でできているかです。布(ファブリック)・本革・合成皮革(合皮)では、メーカーが案内している手入れ方法が別々に書き分けられています。素材が分からないまま洗剤を使うと、汚れより先に張地を傷めることがあります。
下の表は、カリモク家具の公式オンラインショップ「家具のお手入れ」に書かれている素材ごとの記載を、当メディア編集部が一覧にしたものです。数字や道具の指定は、そのページの記載に沿っています。
| 張地 | 日常のお手入れ | 汚れが目立つとき | 使わないよう案内されているもの |
|---|---|---|---|
| 布張地(ファブリック) | 定期的に掃除機でゴミを吸うか、柔らかいブラシでブラッシング | 中性洗剤を薄めたお湯(30〜40℃のお湯1リットルに小さじ1杯程度)を含ませて固く絞ったタオルで拭く | タンブラー乾燥(カバー類) |
| 革張地(本革) | 柔らかい乾いた布でやさしく拭く | 推奨のメンテナンスキット(目立たないところでプレテスト) | 化学ぞうきん |
| 合成皮革(合皮) | 柔らかい布で軽く乾拭き | 中性洗剤を3〜5%位に薄めたぬるま湯で拭き、水拭きで洗剤液を拭き取る | 化学ぞうきん・ベンジンやアルコール系を含む溶剤・ウエットティッシュ |
※出典:カリモク家具公式オンラインショップ「家具のお手入れ」(2026年8月時点で編集部が確認)。記載はカリモク家具の製品についてのものです。お使いのソファーの手入れ方法は、必ずその製品の取扱説明書に従ってください。
素材が判別できないときは、購入時のタグや取扱説明書、メーカーの品番検索が手がかりになります。合成皮革と本革は見た目が似ていますが、上の表のとおり使ってよいものが違うため、分からないまま溶剤を使うのは避けてください。
布・本革・合成皮革|素材別にできること・できないこと

ここからは、カリモク家具公式オンラインショップ「家具のお手入れ」に書かれている内容を素材ごとに分けて見ていきます。同じページの中でも布・革・合成皮革で項目が分かれており、共通の手順としてまとめられてはいません。
布張地|掃除機とブラッシングが基本、汚れは中性洗剤を薄めたお湯で
同ページは布張地について、日常のお手入れを「定期的に掃除機でゴミを吸い取るか、柔らかいブラシでブラッシングしてください」としています。手垢や汗の汚れは布地を劣化させ破れの原因になるため、定期的な手入れが大切だとも書いています。
汚れが目立つときは、中性洗剤を薄めたお湯(30〜40℃のお湯1リットルに小さじ1杯程度)に柔らかいタオルを浸し、固く絞って毛並み方向にやさしく拭くという手順です。そのあと固く絞ったきれいなタオルでお湯拭きをして洗剤の成分を残さないようにし、最後に吸水性のある柔らかい布で乾拭きして自然乾燥させる、と続きます。
飲み物などの水溶性の汚れについては「ティッシュペーパーや柔らかな素材の布で吸い上げるように取り除き」、すぐに水またはお湯でぬらしたタオルで拭き取るよう案内しています。同ページは「※こすったりして、逆に汚れの成分を押込まないようにすることが大切です。」と注意を添えています。
革張地|日常は乾いた布。専用品は目立たない場所でプレテスト
革張地の日常のお手入れは「柔らかい乾いた布でやさしく拭いてください。」で、化学ぞうきんなどは使用しないよう求めています。布張地のような中性洗剤での拭き取りは、革張地の項目には書かれていません。
革の保護と汚れ落としには推奨のメンテナンスキットが案内されており、「※必ず目立たないところでプレテストを行ってからご使用ください。」と条件が付いています。また「革の過乾燥は、ひび割れ等に繋がります。」として、直射日光や冷暖房の風が直接当たる場所を避けるようにも促しています。
特殊仕上げの革は「仕上げ方法によってお手入れ方法が変わります」として、同社のお客様相談室への問い合わせを案内しています。本革は自己判断で薬剤を使う前に、メーカーに確認するのが安全な進め方です。
合成皮革|乾拭きが基本。溶剤・ウエットティッシュは使わない
合成皮革の日常のお手入れは「柔らかい布で軽く乾拭きしてください。」です。飲み物や食べ物の汚れがついた場合は「中性洗剤を3~5%位に薄めたぬるま湯に柔らかい布を浸し、硬く絞って拭き取ってください。」とされ、そのあと水拭きで洗剤液を十分拭き取ってから乾拭きし、自然乾燥させる手順が続きます。
注意点として明記されているのが「化学ぞうきん・ベンジンやアルコール系を含む溶剤・ウエットティッシュなどは、色艶の変化や軟化の原因になりますので使用しないでください。」という一文です。手軽なウエットティッシュが使えない素材がある、という点は覚えておきたいところです。
ラグやカーペットも同じで、素材名だけでは洗える・洗えないは決まりません。床の敷物の洗い方と料金は別の記事にまとめています。
ソファーの掃除の仕方|掃除機のかけ方と、こぼした直後の対処

素材が分かったら、日常の手入れは次の順番で進めると迷いません。特別な道具より、順番と力加減のほうが結果に効きます。
1クッションを外し、隙間のゴミを先に出す
座面や背もたれのクッションが外れるタイプなら、まず外して本体側の隙間を出します。港区は、ヒョウヒダニ類が潜りやすい場所として「畳・じゅうたん・寝具・布製ソファなどの狭い隙間」を挙げており、汚れもダニのエサも縫い目や座面の隙間にたまります。硬貨や食べこぼしはここで取り除いておきます。
2掃除機をゆっくり丁寧にかける
港区「ダニアレルゲン」は、ダニアレルゲンを減らす方法として「畳・じゅうたんなどの床面、およびソファなどをゆっくり丁寧に掃除機がけし、ダニのエサやアレルゲンであるダニやそのフンを除去する」と案内しています。速く広くではなく、狭い面をゆっくり動かすのが基本です。隙間ノズルがあれば縫い目に沿って使います。
3布張地はブラッシング、革・合皮は乾拭きで仕上げる
布張地はカリモク家具のページのとおり、掃除機か柔らかいブラシでのブラッシングが日常の手入れです。革張地・合成皮革は柔らかい乾いた布で拭くところまでが日常の範囲で、水や洗剤を持ち出すのはその先の話になります。
4こぼしたときは、こすらずに吸い上げる
水溶性の汚れは、ティッシュや柔らかい布を上から当てて吸い上げるように取り除きます。こすると汚れの成分を繊維の奥へ押し込むことになる、とカリモク家具のページも注意しています。吸い上げたあとで、素材に応じた拭き取りに進みます。
5乾かしてから座る
拭き取りのあとは自然乾燥させます。布張地のカバー類について同ページは「タンブラー乾燥は避けていただき、物干し竿などで陰干しで乾かしてください。」としています。生乾きのまま座ると、においや汚れの再付着の原因になります。
掃除の頻度に決まった正解はありませんが、カリモク家具のページは布張地について「定期的なお手入れが大切です」と書いています。座る時間が長い場所ほど皮脂がたまるため、掃除機がけは他の部屋の掃除と同じタイミングに組み込んでおくと続けやすくなります。
洗剤・重曹・スチームを使う前に確認する3つのこと

「重曹をふりかける」「スチームを当てる」「万能タイプの住居用洗剤で拭く」といった方法はよく見かけますが、ソファーの張地に対して使ってよいかは製品ごとに違います。使う前に、次の3点を確認してください。
- ①その方法が、張地のメーカーの案内に書かれているかを先に見る。カリモク家具のお手入れページで案内されているのは掃除機・ブラッシング・中性洗剤を薄めたお湯・専用のメンテナンスキットで、重曹をふりかける方法や高温のスチームを当てる方法は書かれていません。書かれていない方法は、少なくともそのメーカーが推奨しているものではありません。
- ②洗剤・クリーナーは、製品の表示と使用方法に従う。使える素材・使えない素材は製品ごとに指定されています。とくに合成皮革について、前掲のカリモク家具のページはベンジンやアルコール系を含む溶剤・ウエットティッシュを使わないよう明記しています。
- ③薬剤はその日ひとつに限る。塩素系の製品と酸性の製品を混ぜたり、続けて使ったりしないでください。ソファーで複数の洗剤を試したくなっても、1回の作業で使うのはひとつだけにします。
そのうえで、どの方法をとる場合でもクッションの裏側など目立たない場所で先に試すのが安全です。カリモク家具も革のメンテナンスキットについて「※必ず目立たないところでプレテストを行ってからご使用ください。」と書いています。色落ちや風合いの変化は、広い面に出てしまうと戻せません。
また、汚れが必ず落ちるとは限りません。おそうじ本舗はソファ・椅子クリーニングの注意書きで「日焼けや劣化による変色・強いシミ等はクリーニングでキレイにできない場合がございます。」としており、プロの機材でも限界があることが公開されています。自分で強くこすって張地を傷めるより、落ちない前提で相談したほうが結果的に安く済むこともあります。
ソファカバーは家庭で洗える?洗濯表示の見方と宅配クリーニングの料金

カバーが外せるソファーなら、本体を洗わずにカバーだけをきれいにするという選択肢があります。ただし、洗えるかどうかは商品ごとに違います。
無印良品はよくある質問「ソファカバーは家庭で洗えますか?」で「一部ソファカバーは家庭で洗うことができます。商品によって異なりますので、縫い付けられている洗濯表示タグをご確認ください。」と回答しています。判断はブランド単位ではなく、そのカバーに縫い付けられたタグで行うということです。
タグの記号の意味は、消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」で確認できます。同ページでは、基本記号に重ねた×印について「5個の基本記号に重ね書きした×印は、その記号が表す処理・操作ができないこと(禁止)を表す」と説明されており、洗濯おけに×が付いていれば「洗濯処理はできない。」を意味します。この表示があるカバーを自宅で洗うことはできません。
洗える表示だった場合も、カリモク家具は「水洗い可能なカバー類は洗濯ネットのご使用をお勧めします。その際、カバーのファスナーは必ず閉めた状態で洗濯を行ってください。」と条件を付け、乾かし方は陰干しを案内しています。
カバーだけ宅配クリーニングに出す場合の料金
洗濯不可の表示や、洗濯機に入らない大きさのカバーは、クリーニングに出す方法があります。宅配クリーニングのデアは、ソファーカバーの料金を部位別・人数別・素材別に公開しています(税込み・2026年8月時点)。
| 部位(カバーのみ) | 1人用 | 2人用 | 3人用 | 4-5人用 |
|---|---|---|---|---|
| 本体(布・合皮) | 1,650円 | 2,200円 | 3,300円 | 5,500円 |
| 座面(布・合皮) | 990円 | 1,650円 | 2,200円 | 2,750円 |
| 背面(布・合皮) | 990円 | 1,650円 | 2,200円 | 2,750円 |
| 本体(本革) | 5,500円 | 9,900円 | 13,200円 | 22,000円 |
| 座面(本革) | 3,300円 | 6,600円 | 9,900円 | 16,500円 |
| 背面(本革) | 3,300円 | 6,600円 | 9,900円 | 16,500円 |
※出典:デア「ソファーカバーのクリーニング料金」(税込み・2026年8月時点で編集部が確認)。料金は部位ごとに一式・セット価格で、部位ごとのカバーが1枚でも3枚でも同額です。同ページは「オットマンカバーは一式で1,650円となります。」「L字型(コーナーソファ)は+1,100円となります。」「ひじ掛け・その他小物カバーはまとめて+1,100円となります。」とし、送料は「14,000円以上のご注文で一個口、往復送料無料(絨毯・着ぐるみ以外 沖縄・離島除く)」としています。
同ページは2人掛けソファーの例として、本体カバー1枚・座面2枚・背面2枚で本体2,200円+座面1,650円+背面1,650円=5,500円という計算も示しています。一方で「ソファ本体、ビーズクッションや中身がパウダービーズのお品物のクリーニングは承っておりません。」ともあり、宅配で洗えるのはあくまで外せるカバーまでです。本体を洗いたいときは、次に紹介する出張クリーニングが選択肢になります。
同じ考え方は寝具にも当てはまります。マットレスの洗える条件と費用は別の記事で扱っています。
ソファのダニ・ハウスダストが気になるときにできること

布製ソファーは、ダニが潜みやすい場所として自治体の案内にも名前が挙がります。港区「ダニアレルゲン」は、ヒョウヒダニ類が潜りやすい場所を「畳・じゅうたん・寝具・布製ソファなどの狭い隙間」とし、好む条件を「最適温度25~30℃、相対湿度60~80%」と示しています。
同区が挙げている減らし方は、換気や除湿で室内の湿度を下げること、そして床面やソファなどをゆっくり丁寧に掃除機がけしてエサやフンを除去することです。殺虫剤については「薬剤を使用した際は、必ず掃除機がけ等ダニアレルゲンを除去するようにしてください。」とも呼びかけています。
ここで大事なのは、これらは減らすための方法であって、いなくなることを保証するものではないという点です。掃除機をかけたからダニがゼロになる、という書き方はどの自治体もしていません。ソファーに関しては、隙間に沿ってゆっくり掃除機をかけ、カバーが洗えるなら洗い、室内の湿度を下げる——この3つを続けるのが現実的な進め方になります。
なお、当メディアでは症状から原因を判断することはできません。かゆみや発疹などの体調の変化があるときは、自己判断せず医療機関にご相談ください。ダニがいるかどうかの確かめ方そのものは、別の記事で詳しく整理しています。
ソファークリーニングの料金相場|業者の公開料金を条件つきで比較

業者に頼む場合の料金は、「1台いくら」ではなく素材・人数(サイズ)・洗う範囲の組み合わせで決まります。同じ「ソファークリーニング」でも、対象が座面だけなのか背もたれや肘掛けを含むのか、背面が含まれるのかは会社ごとに違うため、下限の金額だけを並べても比較になりません。
| 会社・サービス | 料金(2026年8月時点) | 単位・条件 | 税表記 |
|---|---|---|---|
| おそうじ本舗 ソファ・椅子クリーニング | 5,500円/式 | 通常2人掛け。範囲は座面/背もたれ部/肘掛部。サイズが異なる場合は別途見積り | 税込 |
| ダスキン ファニチャークリーニング(Sエリア=東京・神奈川) | 布1人掛け5,142円〜/布3人掛け11,874円〜/ビニールレザー1人掛け3,740円〜/ビニールレザー3人掛け7,480円〜 | 素材と人数で区分。地域区分S・A・Bあり | 税込(税抜も併記) |
| ダスキン ファニチャークリーニング(Bエリア=北海道・東北ほか) | 布1人掛け4,537円〜/布3人掛け10,477円〜/ビニールレザー1人掛け3,300円〜/ビニールレザー3人掛け6,600円〜 | 同上。土日祝・夜間は追加費用が発生する場合あり | 税込(税抜も併記) |
| おそうじ革命 ソファクリーニング | 訪問見積り(料金一覧に金額の掲載なし) | 布地以外のソファーは不可。背面は洗浄箇所に含まれない | 料金一覧は税込表記 |
| くらしのマーケット(2人掛けの相場) | 布4,100〜9,000円/合皮4,000〜8,000円/本革5,000〜10,000円/特殊布8,000〜16,000円 | 2人掛けソファー1台あたりの相場。出張作業 | 同ページに税表記なし |
※出典:おそうじ本舗「ソファ・椅子クリーニング(通常2人掛け)」/ダスキン「ファニチャークリーニング」/おそうじ革命「料金一覧」/くらしのマーケット「ソファークリーニング」。いずれも2026年8月時点で編集部が確認しました。掲載は料金の出典であり、優劣や順位を示すものではありません。作業時間は各ページに記載がないため掲載していません。
同じ「2人掛け」でも条件がそろわない理由
おそうじ本舗の5,500円(税込)は「1式」の価格で、範囲は「座面/背もたれ部/肘掛部(通常2人掛け)」です。ワイドなソファーなど「その他サイズが異なる場合は、別途お見積りさせていただきます。」とあるため、5,500円は2人掛けという条件の中での金額です。
ダスキンは素材と人数で表が分かれており、布3人掛けはSエリア・Aエリアで11,874円〜(税抜10,795円〜)、Bエリアで10,477円〜(税抜9,525円〜)です。汚れ防止加工・抗菌加工・帯電防止加工はオプションで別途見積りとされ、土日・祝日・夜間の作業は追加費用が発生する場合があると注記されています。
くらしのマーケットの相場は2人掛け1台あたりで、素材によって上限が変わります。布は9,000円、合皮は8,000円、本革は10,000円、特殊布は16,000円が上限として示されており、特殊な布地は他の素材の倍近い水準になることが読み取れます。同ページは「材質によってクリーニング方法や料金が異なるので、ソファーの材質を正確に選びましょう。」と、依頼前に素材を確定させるよう案内しています。
他の箇所とまとめて頼むと単価が変わることもあります。ハウスクリーニング全体の相場観は別記事にまとめています。
業者に頼む目安と、ソファ クリーニング 業者の選び方

頼むかどうかの線引きは、汚れの深さよりも「自分でできる範囲が、メーカーの案内で尽きているか」で考えると分かりやすくなります。掃除機がけ・ブラッシング・素材に応じた拭き取り・洗えるカバーの洗濯まで済ませても気になる状態なら、繊維の奥やクッション材に汚れが残っている可能性があります。
- 座面を押すとほこりっぽい空気が出る、においが取れない → 内部までの洗浄が必要な範囲
- カバーが外せない一体型で、シミが広がっている → 出張クリーニングの検討
- 本革・特殊仕上げの革で、専用品を使うのが不安 → 先に家具メーカーの相談窓口へ
- 引っ越しや来客の予定があり、期日が決まっている → 早めに見積もりを取って日程を確保
依頼先は大きく3つのタイプに分かれます。①家具メーカー・販売店の相談窓口(張地の仕様を把握している。特殊仕上げの革はここが起点)②ハウスクリーニング会社(おそうじ本舗・ダスキン・おそうじ革命など。料金と対象範囲が公開されている)③出張作業のマッチングサービス(くらしのマーケットなど。素材と人数を選んで料金と口コミを比べられる)です。
選ぶときに確認したいのは、次の4点です。①自分のソファーの素材に対応しているか(おそうじ本舗は「天然皮革(スウェードやバックスキン含む)の素材は対象外となります。」、おそうじ革命は「※素材が布地以外のソファーの作業は、承ることができません。」と明記しています)、②洗う範囲に背面やクッションが含まれるか(おそうじ革命は「※ソファーの背面は洗浄箇所に含まれません。」)、③追加料金の条件(サイズ違い・L字型・オプション加工・土日夜間)、④落ちない場合の扱いです。
順位付けや「ここが一番安い」といった選び方はおすすめできません。素材と範囲がそろっていない見積もりを金額だけで並べると、結局あとから追加になるためです。複数社に同じ条件——素材・人数・洗いたい範囲・気になるシミの原因——を伝えて比べてください。
掃除で戻らないとき|張り替え・買い替えの前に確認すること

クリーニングでも変わらない汚れがあります。おそうじ本舗は「日焼けや劣化による変色・強いシミ等はクリーニングでキレイにできない場合がございます。」、おそうじ革命は「※布地の染色・脱色された箇所、シミ、汚れ、カビなどは、劣化や経年により落としきれない場合がございます。」と、それぞれ限界を公開しています。
張地の破れやウレタンのへたりまで進んでいる場合は、洗うより張り替えや買い替えのほうが目的に合うこともあります。カリモク家具のように、カバーリング仕様の商品の替えカバーを個別に相談できるメーカーもあるため、買い替えを決める前にメーカーへ問い合わせてみる価値はあります。
買い替えで古いソファーを手放すときに、ひとつだけ知っておきたいことがあります。家庭から出た家具の収集運搬を業として行うには、廃棄物の処理及び清掃に関する法律にもとづく一般廃棄物収集運搬業の許可(市町村長の許可)または市町村からの委託が必要です。産業廃棄物の許可や古物商の許可では、家庭ごみを運ぶことはできません。許可は市区町村ごとに出されるため、依頼したい業者がお住まいの市区町村で許可を受けているかは、自治体の公開一覧で確かめてください。個別の業者について当メディアが許可の有無を判断することはできません。
処分の具体的な方法や粗大ごみの手数料、大きなソファーが玄関から出せないときの対処は、それぞれ別の記事にまとめています。
ソファーの掃除・クリーニングのよくある質問(FAQ)
※本記事の料金・記載内容は、2026年8月時点で当メディア編集部が各社・各機関の公開ページを確認したものです。確認したのはカリモク家具公式オンラインショップ、おそうじ本舗、ダスキン、おそうじ革命、くらしのマーケット、デア、無印良品のよくある質問、消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」、港区のダニアレルゲンの各ページになります。料金・サービス内容・対象素材は変更されることがあります。実際の作業可否と金額は、素材・サイズ・状態によって変わりますので、依頼先の見積もりでご確認ください。洗剤・クリーナー・メンテナンス用品をお使いになる場合は、各製品に表示された使用方法と使用できる素材の指定を必ずお守りください。塩素系と酸性の製品を混ぜたり続けて使ったりしないでください。体調の変化を感じた場合は医療機関へご相談ください。
まとめ
ソファーの掃除は、汚れの落とし方より先に張地の素材を確かめるところから始まります。布は掃除機とブラッシングが基本で、汚れが目立つときは中性洗剤を薄めたお湯を含ませたタオルを固く絞って拭く。本革は乾いた布で拭き、専用品は目立たない場所でプレテストしてから。合成皮革は乾拭きが基本で、ベンジンやアルコール系を含む溶剤やウエットティッシュは使わない——メーカーが書き分けているとおりに進めるのが、いちばん失敗の少ない方法です。
カバーが外せるなら、洗濯表示のタグで洗えるかを判断します。洗濯おけに×が付いていれば家庭では洗えません。宅配クリーニングなら本体カバー1人用1,650円から4-5人用5,500円(布・合皮/税込み)といった部位別の料金が公開されており、本革は同じ本体カバーで5,500円から22,000円と幅があります。
業者に出す場合は、2人掛けで5,500円(税込・1式)という定額の会社もあれば、素材と人数とエリアで分かれる会社、訪問見積りの会社もあります。相場としては2人掛けで布4,100〜9,000円、本革5,000〜10,000円、特殊布は8,000〜16,000円という水準が公開されていました。金額を比べる前に、素材・人数・洗う範囲の3つをそろえて聞くこと。そして、変色や強いシミは落としきれない場合があると各社が明記している点も、あらかじめ織り込んでおいてください。