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オイルヒーターの処分方法4選|何ゴミ?中のオイルは抜く?デロンギの捨て方も

使わなくなったオイルヒーターを前に、「これって何ゴミで出せばいいの?」「中にオイルが入っているけど、抜かないと捨てられないの?」「重くて自分では運べない……」と手が止まってしまう方は少なくありません。オイルヒーターは電気で内部のオイルを温める暖房器具で、多くの自治体では粗大ごみとして出せますが、じつは自治体によっては「そのままでは回収できない(持ち込み限定・許可業者への依頼が必要)」というケースもある、少しだけ注意が必要な家電です。

この記事では、当メディア編集部が各自治体の公式ルールやデロンギなどメーカーの公式情報を調査し、オイルヒーターの処分方法を4つに整理して比較しました。あわせて、多くの方が不安に思う「中のオイルは抜くべきか」という点や、無料に近い形で手放すコツ、デロンギの回収サービスまで、迷わず選べるようにまとめています。

読者
冬に使っていたデロンギのオイルヒーターを処分したいんですが、中にオイルが入っていますよね?あれって自分で抜かないと捨てられないんでしょうか。しかも重くて、そもそも何ゴミで出せばいいのかも分からなくて……。
編集部
ご安心ください。オイルヒーターの中のオイルは密閉されていて、基本的にご自分で抜く必要はありません。処分方法は「自治体のごみ」「メーカーの回収サービス」「売る・譲る」「不用品回収業者」の4つから選べます。ただし、お住まいの自治体によっては粗大ごみで回収してもらえない場合があるので、そこも含めて順番に見ていきましょう。

オイルヒーターの処分方法4つの比較早見表

資源ごみの分別回収ボックス
写真はイメージです

まずは全体像です。オイルヒーターの主な処分方法は次の4つで、費用・手間・向いている人が異なります。急ぎか、無料にこだわるか、まとめて片付けたいかで選ぶとスムーズです。

処分方法 費用目安 手間 向いている人
① 自治体のごみ(粗大ごみ・持ち込み) 0〜1,800円程度 普通(分別・申込・運搬が必要) 費用を抑えたい人
② メーカーの回収サービス(デロンギ等) 送料の利用者負担(1,500〜3,000円程度) やや軽い(梱包・発送) 正規ルートで確実に処分したい人
③ 売る・譲る 収入になる場合あり やや重い(出品・受け渡し) 新しめ・人気メーカーの人
④ 不用品回収業者に頼む 数千円〜(要見積もり) 非常に軽い(自宅で完結) 急ぎ・大量・他の不用品もある人

費用だけを見れば自治体のごみが安く済みやすいですが、「重くて自分では運べない」「今日中に他の不用品もまとめて片付けたい」なら不用品回収業者が便利です。それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。

【一言でいうと】オイルヒーターは何ゴミ?

資源ごみの分別回収ボックス
写真はイメージです

オイルヒーターは、多くの自治体で「粗大ごみ」として出せますが、自治体によっては「適正処理困難物」などとして通常の粗大ごみでは回収できず、持ち込み限定や許可業者への依頼になる場合があります。エアコンや冷蔵庫のような家電リサイクル法の対象4品目ではないため、数千円のリサイクル料金は原則かかりませんが、「必ず粗大ごみで出せる」とは限らない点に注意が必要です。

また、多くの方が心配される「中のオイル」ですが、オイルヒーターのオイルは密閉された容器に充填されており、基本的にご自分で抜く必要はありません。無理に穴を開けて抜こうとすると、液漏れやケガの恐れがあるため推奨できません。区分の目安は次のとおりですが、必ずお住まいの自治体の公式ルールを確認してください。

自治体の対応 よくある区分・出し方の目安
粗大ごみとして収集する自治体 粗大ごみ(事前申込・手数料が必要/例:名古屋市500円・札幌市200〜1,800円)
集積所に出せない自治体 クリーンセンター・ストックヤードへ自己搬入(持ち込み限定)
適正処理困難物とする自治体 市では収集・処理できず、一般廃棄物処分業許可業者へ依頼(例:さいたま市)

このように、オイルヒーターは自治体によって扱いが大きく変わります。まずは「自分の自治体が粗大ごみとして回収してくれるか」を確認することが第一歩です。次章から、自治体で捨てる方法から順に具体的に解説します。

方法①自治体で処分する(粗大ごみ・持ち込み・回収不可の場合)

資源ごみの分別回収ボックス
写真はイメージです

もっとも費用を抑えられるのが、お住まいの自治体のルールに従って捨てる方法です。ただしオイルヒーターは自治体によって「粗大ごみで収集」「持ち込み限定」「そもそも市では回収不可」と対応が分かれるため、まずは回収してもらえるかどうかの確認が欠かせません。代表として名古屋市・札幌市・長野市・さいたま市の公式ルールを見てみましょう。

1お住まいの自治体で回収できるか確認する

まず自治体のごみ分別検索や電話窓口で「オイルヒーター」と伝え、粗大ごみとして収集してもらえるか、持ち込みが必要か、それとも収集対象外かを確認します。オイルヒーターは自治体によって対応が分かれるため、この確認が最重要です。

2粗大ごみとして収集する自治体の例(名古屋市・札幌市)

名古屋市は、オイルヒーターを粗大ごみとして手数料500円で収集すると案内しています。札幌市では大型ごみの手数料が200円・500円・900円・1,800円の4段階に設定されており、サイズや重量によって料金が決まります。いずれも事前申込と手数料納付券(シール)の購入が必要です(出典:名古屋市・札幌市公式サイト)。

3持ち込み限定の自治体の例(長野市)

長野市は、オイルヒーターを集積所(ごみステーション)に出せないものとし、ストックヤードへの持ち込みが必要と案内しています。このように「戸別収集ではなく自己搬入のみ」という自治体もあるため、運搬手段の準備が必要です(出典:長野市公式サイト)。

4市では回収できない自治体の例(さいたま市)

さいたま市は、オイルヒーターを「耐火金庫」などと並ぶ「適正処理困難物」として市では収集・処理できないとし、一般廃棄物処分業許可業者に処理を依頼するよう案内しています。このような自治体では、後述のメーカー回収や不用品回収業者などが受け皿になります(出典:さいたま市公式サイト)。

区分・手数料・回収の可否は自治体により大きく異なるため、必ずお住まいの自治体の公式サイトで確認してください。粗大ごみとして出す場合は事前の申込みと手数料が必要で、申込方法はインターネット・電話・LINEなど自治体によってさまざまです。オイルヒーターは1台あたり10kg前後と重量があり、フィン(放熱板)に手や指を挟みやすい形状のため、運搬時はキャスターを使うか二人で持つなど、無理のない方法で運びましょう。持ち込みや戸別収集の集積所まで運ぶのが難しい場合は、後述の方法②〜④も検討してください。

方法②メーカーの回収サービスを使う(デロンギの再資源化システム)

資源ごみの分別回収ボックス
写真はイメージです

オイルヒーターは、メーカーが独自の回収・リサイクルサービスを用意している場合があります。代表例が、オイルヒーターで広く知られるデロンギの「再資源化システム」です。「自治体で回収してもらえない」「きちんとリサイクルに回したい」という方に向いた正規ルートです。

デロンギの再資源化システムは、編集部が公式・公開情報を調査したところ、次のような仕組みです。利用者が製品をデロンギの指定先へ送付し、素材ごとに分別・再資源化してもらうもので、送料は利用者の負担(元払い)で、着払いでは受け付けてもらえません。

項目 内容(執筆時点の公開情報)
対象 デロンギ製の製品
送付先 茨城県日立市留町1048(近鉄ロジスティクス・システムズ気付 デロンギ・ジャパン)
送料 利用者負担・元払い(1,500〜3,000円程度が目安。着払い不可)
予約 回収の予約・申込は不要(配送業者への発送手続きは必要)
梱包 製品が入っていた箱を利用。箱がない場合は純正箱(1,800円・代引き手数料込み)を手配可
オイル抜き 不要(そのまま梱包・発送できる)

オイルを抜く必要がなく、そのまま箱に詰めて送るだけでよいのがこのサービスの大きな利点です。ただし送料は自己負担のため、粗大ごみで出せる自治体にお住まいの場合は費用面で自治体処分のほうが安く済むこともあります。デロンギ以外のメーカー(ユーレックス・山善・アイリスオーヤマなど)については、こうしたメーカー回収があるとは限らないため、自治体処分・家電量販店・不用品回収業者などを検討してください。

なお、家電量販店でも小型家電などの引き取りを行っている店舗があります。ノジマ・ヤマダ電機・エディオンなどでは、買い替え時の引き取りや店頭・訪問での回収に対応している場合がありますが、オイルヒーターが対象になるか、料金がいくらかは店舗やタイミングによって異なるため、利用前に各店舗の公式情報や店頭で必ず確認しましょう。料金・受付方法は変更される場合があるため、最新の情報は各メーカー・店舗の公式サイトでご確認ください。

方法③売る・譲る(状態が良ければ)

クローゼットを整理する様子
写真はイメージです

製造から年数が浅く、正常に動くオイルヒーターなら、捨てずに売る・譲るという選択肢もあります。処分費用がかからないどころか、収入になる可能性もあります。とくにデロンギなどの人気メーカーは中古需要があり、状態次第では思わぬ金額で手放せることもあります。

主な手段は、フリマアプリ(メルカリなど)、リサイクルショップや家電買取店への持ち込み・出張買取、地域の掲示板アプリ(ジモティー)での譲渡です。編集部が買取店の公開情報を調査したところ、製造から5年以内で、目立つ傷やへこみがなく、すべてのフィンが正常に温まるものは買取が付きやすい傾向があり、デロンギの高機能モデルなどは数万円台の買取実績も見られました。一方で、製造から年数が経ったものや動作しないものは買取不可となることが多い点に注意しましょう。

売却・譲渡の際は、リモコン・取扱説明書・元箱がそろっていると査定額が上がりやすく、暖房需要が高まる秋〜冬(9〜12月ごろ)のほうが売れやすい傾向があります。ただし、オイルヒーターは重量があり配送時の梱包・送料の負担が大きいため、フリマアプリで売る場合は送料も見込んで価格を設定しましょう。動作確認ができない・古いモデルの場合は、無理に売却にこだわらず、方法①②や後述の不用品回収業者に切り替えるのが現実的です。

方法④不用品回収業者にまとめて頼む(急ぎ・大量・他の不用品もあるなら)

「引越しや大掃除でオイルヒーター以外にも捨てたい家電・家具がたくさんある」「重くて自分では運び出せない」「自治体で回収してもらえなかった」という場合は、不用品回収業者にまとめて依頼するのが便利です。自宅まで来て運び出してくれるため、分別や運搬の手間がかからず、オイルヒーターのような重い暖房器具でも玄関先から運んでもらえます。

ただし、不用品回収業者に依頼する際は「一般廃棄物収集運搬業の許可」または「市区町村の委託・提携」があるかを必ず確認してください。無許可で「無料回収」をうたう業者に依頼すると、後から高額請求を受けたり、不法投棄につながったりすることもあります。許可の有無・見積もり内容を事前に確認し、複数社の見積もりを比べると安心です。

どの業者に頼めばよいか分からない場合は、複数社に一括で見積もりを依頼できるサービスを使うと、料金や対応エリアを比較しやすくなります。

\ 無料見積もり・詳細は公式サイトから /

エコノバ 公式サイトはこちら

最新の料金・対応エリアは公式サイトでご確認ください。なお、業者に依頼する際は「一般廃棄物収集運搬業の許可」または市区町村の委託・提携の有無を必ず確認しましょう。

業者選びの基準や料金相場、悪質業者の見分け方は、不用品回収業者の選び方をまとめた記事も参考にしてください。

オイルヒーターを捨てるときの注意点

クローゼットを整理する様子
写真はイメージです

オイルヒーターを安全・確実に処分するために、次の点に注意しましょう。いずれもトラブルや事故を防ぐための基本です。

  • 中のオイルは基本的に抜かない:オイルヒーターのオイルは密閉容器に充填されており、通常はそのまま処分できます。デロンギも回収サービスでオイル抜きは不要と案内しています。無理にドリルなどで穴を開けて抜こうとすると、液漏れやケガの恐れがあるため避けてください。
  • 使用後は十分に冷ましてから運ぶ:運転直後は本体が高温になっています。電源を抜き、しっかり冷めてから梱包・運搬しましょう。
  • 重量とフィンの形状に注意:オイルヒーターは1台10kg前後と重く、フィン(放熱板)に手や指を挟みやすい形です。キャスターを使う、二人で持つなど無理のない方法で運びましょう。
  • 電源コードはまとめておく:コードを本体に巻き付けるか結束して、収集・運搬時に引っかからないようにします。

炊飯器やシーリングライトなど、他の電気製品の捨て方も「素材」「サイズ」「自治体ルール」で決まります。あわせて処分したい家電がある方は、次の記事も参考にしてください。

オイルヒーターの処分でよくある質問(FAQ)

Qオイルヒーターの中のオイルは自分で抜く必要がありますか?

A基本的に抜く必要はありません。オイルヒーターのオイルは密閉された容器に充填されており、通常はそのまま処分できます。デロンギも回収サービスでオイル抜きは不要と案内しています。無理に穴を開けて抜こうとすると液漏れやケガの恐れがあるため、避けてください。

Qデロンギのオイルヒーターはどう処分すればよいですか?

A自治体の粗大ごみ(回収可能な場合)、デロンギの再資源化システムへの送付、売る・譲る、不用品回収業者への依頼などから選べます。デロンギの回収サービスは送料が利用者負担(元払い・1,500〜3,000円程度)で、オイル抜き不要・予約不要でそのまま送付できます。対象はデロンギ製の製品です。

Q家電量販店でオイルヒーターを引き取ってもらえますか?

Aノジマ・ヤマダ電機・エディオンなどでは、買い替え時の引き取りや店頭・訪問での回収に対応している店舗があります。ただしオイルヒーターが対象になるか、料金がいくらかは店舗やタイミングによって異なるため、事前に各店舗の公式情報や店頭で確認してください。

Qオイルヒーターを無料で処分する方法はありますか?

A動くオイルヒーターであればフリマアプリやジモティーで譲る・売る方法があります。人気メーカー・製造年数が浅いものは買取が付くこともあります。ただし「無料回収」をうたう無許可業者はトラブルの恐れがあるため、許可の有無を必ず確認しましょう。

Q古いオイルヒーターや壊れたものも売れますか?

A製造から年数が経ったものや動作しないものは買取不可となることが多いです。その場合は、自治体での処分(回収可否を要確認)、メーカー回収、不用品回収業者への依頼を検討してください。

※料金・手数料・回収の可否等は執筆時点の各自治体・各メーカー・各店舗の公開情報です。回収できない自治体もあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

まとめ

オイルヒーターは、多くの自治体で粗大ごみとして出せますが、さいたま市のように「適正処理困難物」で市では回収できない自治体や、長野市のように持ち込み限定の自治体もあります。処分方法は①自治体のごみ(粗大ごみ・持ち込み。回収可否を要確認)②メーカーの回収サービス(デロンギの再資源化システムなど)③売る・譲る④不用品回収業者、という4つから選べます。中のオイルは密閉されているため、基本的に自分で抜く必要はありません。

費用を抑えたいなら自治体での処分、確実にリサイクルしたいならメーカー回収、状態が良ければ売却、重くて運べない・急ぎ・他の不用品もまとめて片付けたいなら不用品回収業者が向いています。回収の可否や手数料は自治体・メーカーによって異なるため、処分前にお住まいの自治体や利用する公式サイトを確認するのが確実です。他の不用品もまとめて片付けたい場合は、許可を確認したうえで不用品回収業者の一括見積もりを活用してみてください。

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