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シロアリと間違える虫5種|クロアリとの違いと見分け方

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柱のそばに落ちていた小さな虫、窓辺に散らばった透明な羽。「もしかしてシロアリでは」と思った瞬間、家そのものが心配になってしまいますよね。虫が苦手な方にとっては、近づいて確かめること自体がつらい作業でもあります。

ただ、家の中で見かける小さな虫のすべてがシロアリというわけではありません。クロアリの羽アリ、シバンムシ、ヒラタキクイムシ、シロアリモドキ、チャタテムシなど、見た目や出る場所が似ていて混同されやすい虫が複数います。木材を食べるものも、食べないものも含まれます。

この記事では、虫の写真を使わずに、線画の比較図解と早見表でそれぞれの特徴を整理しました。虫そのものが見つからないときに手がかりになる木くず・穴・土の筋(蟻道)の見方、どうしても判断がつかないときの相談先と、点検商法への注意点までまとめています。当メディア編集部が、公益社団法人日本しろあり対策協会や自治体の保健所など、公的機関・公益法人が公開している情報を調べて整理しました。

読者
お風呂場の窓のところに、羽の落ちた小さな虫が何匹かいたんです。シロアリだったらどうしようと思って、怖くて近づけていません。写真を見て確かめるのもつらくて…。
編集部
お気持ちはよくわかります。実は、シロアリかどうかは体のかたちの3か所を見るだけでかなり絞り込めます。この記事では虫の写真は使わず、線画の図解と早見表で説明しますので、落ち着いて順番に見ていきましょう。

【一言でいうと】シロアリと間違える虫は5種|特徴の早見表

リビングでくつろぐ家族
写真はイメージです

結論から言うと、胴に細いくびれがなく、触角が数珠のようにつぶつぶで、4枚の羽がほぼ同じ大きさなら、シロアリの羽アリの可能性が高いと考えられます。逆に、腰がきゅっとくびれていて触角が「く」の字に曲がっていれば、シロアリではなくクロアリの羽アリの可能性が高くなります。

羽アリではない小さな虫の場合は、見つかった場所と大きさが手がかりになります。台所の乾物のそばなのか、フローリングの上に粉が落ちているのか、本棚や押し入れなのかで候補が変わってきます。

次の早見表に、シロアリと間違えられやすい5種を①〜⑤の番号で整理しました。番号はこの後の解説と対処の章でもそろえています。

番号 虫の名前 大きさの目安 見つかりやすい場所 木材との関係
クロアリ(羽アリ) 数mm〜1cm程度 窓辺・玄関・庭・床下まわり 木材を食べる虫ではない
シバンムシ 約1.5〜3mm 台所の乾物・粉類・畳 乾いた植物質や食品を食害
ヒラタキクイムシ 数mm程度 フローリング・家具・建材 広葉樹の木材を内部から食害
シロアリモドキ 1cm前後 暖かい地域の屋外(樹皮・落ち葉など) 家屋の木材を食べる虫ではない
チャタテムシ 1mmほど 本棚・押し入れ・新築で湿気の多い場所 木材ではなくカビなどを食べる

大きさや場所はあくまで目安で、これだけで種類を確定することはできません。判定の決め手になるのは、次の章で見る体のかたちです。

羽アリはシロアリ?クロアリ?触角・胴・翅の3点で見分ける

図解
当メディア編集部作成

羽アリを見分けるときは、公益社団法人日本しろあり対策協会が示している3つのポイントを順に確かめます。虫を直接つまむ必要はなく、透明な容器に入れて上から観察するだけでも判断できます。

1つめは触角です。同協会のシロアリQ&Aでは、アリの触角は「く」の字状をしているのに対して、シロアリの触角は真珠のネックレスのように数珠状をしていると説明されています(公益社団法人日本しろあり対策協会 シロアリの見分け方を教えてください/執筆時点)。

2つめは胴です。同じページでは、アリは腰の部分が細くくびれているのに対し、シロアリはくびれはなく寸胴だとされています。横から見たときのシルエットの違いなので、羽が落ちた後の胴体だけでも確かめられます。

3つめは翅(はね)です。アリの翅は前翅が後翅より大きいのに対して、シロアリの翅は4枚ともほぼ同じ大きさ・同じ形だと説明されています。床に落ちた羽だけが残っている場合も、大きさがそろっているかどうかが手がかりになります。

羽アリを見つけたときにやっておきたいこと


日本しろあり対策協会のQ&Aでは、業者を待つ間の対応として「虫が逃げてしまうので、出来ればそのままにしておいたほうがよい」「殺虫剤を使用する場合は、出てきた箇所をメモしておき、出てきた虫は袋などに入れ保管しておいて業者が来た際に見せて下さい」と案内されています(公益社団法人日本しろあり対策協会 シロアリQ&A/執筆時点)。出てきた場所と日付をメモに残しておくと、後の判断がぐっと楽になります。

飛ぶ時期も種類を絞る材料になります。同協会によると、ヤマトシロアリは4〜5月(ただし沖縄2月、東北・北海道6月頃)の昼間、イエシロアリは6〜7月の夜に群飛して電灯に飛来し、アメリカカンザイシロアリは6〜9月の昼間に数回ずつ何度も群飛、ダイコクシロアリは5〜8月の夜に少数ずつ群飛するとされています(公益社団法人日本しろあり対策協会 羽アリが飛ぶ時期はいつごろですか?/執筆時点)。

ただし、時期だけで種類を決めつけることはできません。時期はあくまで補助的な材料で、最終的には触角・胴・翅のかたちで確認するのが基本です。羽アリそのものの見分け方や、大量に飛んできたときの落ち着いた対応は別の記事でも詳しく整理しています。

シロアリと間違える虫5種の特徴|クロアリ・シバンムシ・キクイムシ・シロアリモドキ・チャタテムシ

収納ボックスと棚
写真はイメージです

ここからは早見表の①〜⑤について、見た目と暮らしの中での見つかり方を順に見ていきます。どれも「その場所にいたからこの虫」と断定できるものではないため、複数の特徴が重なるかどうかで考えてみてください。

①クロアリ(羽アリ)

もっとも多い勘違いが、シロアリの羽アリとクロアリの羽アリの取り違えです。前章のとおり、腰のくびれと「く」の字の触角、前翅が大きい4枚の羽がそろっていれば、クロアリの羽アリの可能性が高いと考えられます。

クロアリは木材を主食にする虫ではありません。ただし、雨漏りなどで湿って腐りかけた木部に巣を作る種類が知られており、クロアリが室内で目立つ場合は木部の湿りや腐朽が背景にあることもあるとされています。虫そのものより、家の湿気のサインとして受け止めると次の一手が見えてきます。

②シバンムシ(赤褐色で1.5〜3mmの丸い虫)

千葉市の情報では、シバンムシは体長が約1.5〜3mmで楕円形をしており、体の色は赤褐色で、背中に細い毛がたくさん生えていると説明されています。雑食性で、漢方薬やタバコなど、なんでも食べることが知られているとも案内されています(千葉市保健福祉局医療衛生部保健所環境衛生課 シバンムシ/執筆時点)。

発生源として挙げられているのは、粉類、菓子類、乾燥麺類のほか、ペット用固形飼料、漢方薬、香辛料などです。台所の戸棚や畳の部屋で小さな茶色い虫が続けて出るなら、シロアリよりシバンムシを先に疑うほうが自然だといえます。

③ヒラタキクイムシ(木に2mmの穴をあける虫)

ヒラタキクイムシは、東京都保健医療局の分類ではシロアリ類と同じ「木材害虫」に位置づけられている虫です(東京都保健医療局 ねずみ・衛生害虫 類別一覧/執筆時点)。木を食べるという点でシロアリと共通するため、被害の見た目が似て見えることがあります。

札幌市の情報では、成虫はラワン材やナラ、ケヤキ、カバ、キリなどの木材の表面に卵を産み、幼虫が内部を食害するとされています。4〜5月頃、成虫が木材に直径2mmくらいの穴をあけて出てくるときに大量の木粉が出るのが特徴です(札幌市保健福祉局保健所生活環境課 ヒラタキクイムシ/執筆時点)。

被害が出やすいのはフローリングや家具などの広葉樹の材で、シロアリのように地面から侵入して土台を食べていくのとは道すじが異なります。次の章の痕跡の見方とあわせて確認してみてください。

④シロアリモドキ(名前が似ているだけの別の虫)

名前のせいで検索されやすい虫ですが、シロアリモドキはシロアリとは別のグループで、シロアリモドキ目(紡脚目)に分類されます。前肢に絹糸腺を持ち、その絹糸でテント状やトンネル状の巣をつくって少数個体が集団生活をすると解説されています(コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)「しろありもどき」/執筆時点)。

日本に分布するのは数種で、コケシロアリモドキは九州の海岸地域と奄美大島、タイワンシロアリモドキは台湾から沖縄の八重山列島にかけて分布するとされています。暖かい地域の屋外で樹皮のくぼみや落ち葉の間などに巣をつくる虫で、住宅の木材を食べる虫ではありません。家の中で見た虫がこれに当たる可能性は高くないと考えてよいでしょう。

⑤チャタテムシ(1mmほどの淡い色の虫)

東京都保健医療局の解説では、チャタテムシは体長1ミリメートルほどの淡黄色〜淡褐色をした小さな虫で、どこの家庭でも見られるが小さいのであまり気がつかないとされています。成虫・幼虫ともカビや動植物質の細片を食べ、やや湿度の高い環境を好むとも書かれています(東京都保健医療局 チャタテムシとシミ/執筆時点)。

本棚のすき間や押し入れ、新築家屋や湿度の高い場所で見つかることがあります。木材を食害する虫ではないため建物の強度に直接関わるものではありませんが、湿気とカビが増えているサインとして受け止めると対策につながります。

虫が見つからないときは木くず・穴・蟻道で見分ける

部屋を片付ける様子
写真はイメージです

虫の姿は見ていないのに、床に粉が落ちている、木に穴があいている——そんなときは痕跡から絞り込みます。粉と穴が一緒に見つかるか、土でできた筋が壁や基礎についているかが、大きな分かれ道です。

札幌市の解説にあるとおり、きな粉のような木材の粉と直径2mmくらいの穴がセットで見つかる場合は、ヒラタキクイムシの可能性が高いと考えられます。粉は日をおいてまた出てくることがあるため、いったん掃除機で吸い取り、翌日以降に同じ場所へ粉が出るかを見ておくと状況がつかめます。

一方、シロアリを見つける手がかりとして日本しろあり対策協会が挙げているのは次のような点です(公益社団法人日本しろあり対策協会 誰でも簡単に確かめられるシロアリ発見法を教えて下さい/執筆時点)。

  • 蟻道…地中から蟻道をつくって建物へ侵入してくることが多いため、建物の基礎や束石、土台などに蟻道がついていないかを確かめる
  • 蟻土…木材の割れ目や継ぎ目に排出物や土砂(蟻土)を詰めたり、盛り上げたりする
  • 食痕…木材の軟らかい早材を好んで食べ、硬い晩材を食べ残すという特徴ある食痕を示す
  • 空洞音…ハンマーでたたくと空洞音がしたり、ドライバーでほじくると簡単に穴があく
  • 建物の異常…柱が下がったり、棟や軒の稜線が波を打ったり、ふすまや雨戸などの立てつけが悪くなったりする
  • 乾材シロアリの糞…乾材から乾燥した砂粒状の糞が排出されている場合は乾材シロアリの被害

粉の性質にも違いがあります。キクイムシで出るのは食べかすとしての木の粉ですが、乾材シロアリで見られるのは砂粒状の糞だと説明されており、見た目のさらさら感や粒のそろい方が手がかりになります。

なお、確かめたい気持ちがあっても、床下点検口から狭い床下へ無理に潜るのは避けてください。暗さと狭さに加え、カビや粉じんを吸い込むおそれがあり、体をひねって出られなくなる事故も考えられます。手の届く範囲で基礎の外側や水回りの木部を見るところまでにとどめ、その先は次章の相談先を頼るのが安全です。

蟻道や食痕が見つかった場合の駆除の方法や費用の考え方は、別の記事で整理しています。

見分けがつかないときの相談先|無料点検と点検商法への注意

収納ボックスと棚
写真はイメージです

体のかたちも痕跡もはっきりしないときは、無理に自分で結論を出さないほうが結果的に早く片づきます。相談先は大きく3つあり、費用のかからない順に試すのがおすすめです。

1自治体の保健所の住居衛生相談に聞く

多くの自治体の保健所には、住まいの虫やダニについて相談できる窓口があります。千葉市や東京都のように、虫の種類ごとの解説をウェブサイトで公開している自治体もあり、まず読んでみるだけでも候補を絞れます。
お住まいの市区町村の名前と「保健所 住居衛生相談」で検索すると窓口が見つかります。相談できる範囲や方法は自治体ごとに違うため、電話の前に公式サイトの案内を確認しておくと安心です。

2公益社団法人日本ペストコントロール協会の害虫相談所を使う

同協会の案内では、各協会では地元住民や企業等からの各種相談に応ずる「害虫相談所」が設けられており、電話などによる相談受付を無料で行っているとされています。現場調査や防除施工などが必要な場合には原則有料となるものの、相談内容に応じた適切な事業者を紹介することも可能だと説明されています(公益社団法人日本ペストコントロール協会 都道府県協会/執筆時点)。
相談する前に、見つけた場所・日付・大きさのメモと、可能なら容器に入れた虫を用意しておくと話が進みやすくなります。

3シロアリ専門業者の点検を依頼する

シロアリの疑いが強い場合は、床下まで見られる専門業者の点検が確実です。点検を無料としている会社もありますが、その場で契約を求められることもあるため、次に挙げる注意点を先に読んでから依頼してください。

訪問してきた業者にその場で契約しないための3つの線引き


独立行政法人国民生活センターの消費者トラブルFAQには、「シロアリがいる」と写真を見せられ、訪問した業者に駆除を依頼したが解約したい、という相談事例が掲載されています。同ページでは、特定商取引法の定める書面の受領日を1日目として8日以内ならクーリング・オフできること、期間経過後でも事実と異なる説明で契約させられたときなどは取り消しできる場合もあることが説明されています(独立行政法人国民生活センター 消費者トラブルFAQ/執筆時点)。
1つめの線引きは、頼んでいない訪問に応じてその日のうちに署名しないこと。2つめは、見せられた写真が自宅のものかどうか、撮影場所と日時をその場で質問すること。3つめは、金額の大小にかかわらず家族や別の会社に一度相談してから決めること。困ったときは消費者ホットライン「188」に相談できます。

虫別に見たこれからの対処の方向性

クロスで拭き掃除をする手元
写真はイメージです

種類の見当がついたら、次は暮らしの中でできることに移ります。早見表と同じ①〜⑤の番号で、方向性だけ整理しました。

①クロアリは、屋内の食べこぼしや砂糖・油の管理を見直し、侵入していそうなすき間をふさぐのが基本です。木部が湿っている、雨漏りの跡があるといった場合は、虫の駆除より先に住まい側の点検を検討してみてください。

②シバンムシは発生源を断つのが近道です。千葉市の案内では、発生源を特定してシバンムシが付いた食品類を捨て、その周囲を十分に清掃すること、開封済み食品は密封できる容器に入れて保管すること、室内の相対湿度を50%程度に保つことが挙げられています。

③ヒラタキクイムシについて、札幌市の案内では、穴の中の木粉を取り除き、市販のキクイムシ用殺虫剤を注入し、周りにも殺虫剤を塗るとよいとされています。木材の表面にニスやラッカーなどを塗ると産卵防止になるとも書かれていますが、穴の数が多い場合や建材の広い範囲に及ぶ場合は、自分での処置にこだわらず専門業者に相談するのが現実的です。

④シロアリモドキは住宅の木材を加害する虫ではないため、家の中で見た虫がこれである可能性は高くありません。名前が近いだけの別の虫だと切り分けたうえで、もう一度①〜③や⑤の特徴に当てはまらないか見直してみてください。

⑤チャタテムシは湿気とカビへの対処が中心です。東京都保健医療局の解説では、大量に発生した場合は殺虫剤で駆除するものの完全に防除するのは困難であり、通風と乾燥、掃除などの基本的な環境対策を行い個体数を増やさないようにしましょう、と案内されています。

殺虫剤や防虫剤を使うときは、必ず製品の表示と使用方法に従い、対象となる虫や使える場所が合っているかを確かめてください。小さなお子さんやペットがいる家庭では、置き場所と換気にも配慮が必要です。薬剤で必ず解決するとは限らず、効果の出方は住まいの条件によって変わります。

そして、蟻道や食痕が見つかりシロアリの可能性が高いと判断した場合は、床下の調査と施工を含めた対応が必要になります。費用の考え方や業者の選び方は次の記事にまとめました。

シロアリと間違える虫についてよくある質問(FAQ)

Q羽だけが床に落ちていました。シロアリでしょうか?

A羽の大きさがそろっているかどうかが手がかりになります。日本しろあり対策協会の説明では、シロアリの翅は4枚ともほぼ同じ大きさ・同じ形で、アリの翅は前翅が後翅より大きいとされています。ただし羽だけでは確実な判定はできないため、胴体や触角が残っていないかもあわせて探してみてください。

Q4月に飛んでいた羽アリは、シロアリと考えてよいですか?

A時期だけでは決められません。同協会の情報では、ヤマトシロアリは4〜5月(沖縄は2月、東北・北海道は6月頃)の昼間に群飛するとされていますが、同じ時期に飛ぶクロアリもいます。時期は絞り込みの材料の一つとして使い、最終的には触角・胴・翅のかたちで確認するのが確実です。

Q見つけた虫に、すぐ殺虫剤をかけてもよいですか?

A種類を確かめたい段階では、いったん残しておくほうが役に立ちます。同協会のQ&Aでは、虫が逃げてしまうのでできればそのままにしておいたほうがよく、殺虫剤を使う場合は出てきた箇所をメモし、出てきた虫は袋などに入れ保管して業者が来た際に見せるよう案内されています。薬剤を使うときは製品の表示に従ってください。

Qシロアリではない虫だった場合、家に被害は出ませんか?

A虫によって異なります。ヒラタキクイムシは木材を内部から食害するため放置は避けたほうがよく、シバンムシは食品や畳の被害につながります。一方でチャタテムシは木材を食べる虫ではないとされていますが、湿気やカビが増えている合図と考えて環境を整えるのがおすすめです。

Q虫が苦手で近づけません。写真も撮れない場合はどうすればよいですか?

A見つけた場所・日付・おおよその大きさ・粉や羽が落ちていたかどうかを言葉でメモするだけでも、相談時の判断材料になります。そのうえで保健所やペストコントロール協会の害虫相談所に電話で相談し、必要に応じて現地を見てもらう流れが負担の少ない進め方です。

※本記事は執筆時点で公開されている公的機関・公益法人の情報をもとに整理したものです。虫の種類の最終的な判定には現物の確認が必要となるため、個別の判断や最新の案内は各公式サイト・相談窓口でご確認ください。

まとめ|シロアリと間違える虫の見分け方

シロアリと間違えられやすい虫は、クロアリの羽アリ、シバンムシ、ヒラタキクイムシ、シロアリモドキ、チャタテムシの5種が代表的です。羽アリなら触角・胴・翅の3点、虫がいなければ木くずと穴、土でできた蟻道の有無が判断の軸になります。

粉と2mmほどの穴がセットなら木材害虫のヒラタキクイムシ、基礎や土台に土の筋がついていればシロアリの可能性が高いと考えられます。どちらとも言い切れないときは、保健所や公益社団法人日本ペストコントロール協会の害虫相談所など、費用のかからない窓口から順に頼ってみてください。

そして、訪問してきた業者にその場で契約しないという線引きだけは、種類が何であっても守っておきたいところです。落ち着いて手順を踏めば、必要な対処が必要な分だけで済みます。

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