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引越しや買い替え、実家じまいで不要になったベッドを、「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」と感じていませんか。ブランドベッドや購入から数年のベッドなら、捨てる前に買取や売却でお金に換えられる可能性があります。一方で、ベッドは大型で搬出に手間がかかり、特にマットレスは衛生面から中古の需要が限られるため、思ったより売りにくい品目でもあります。
この記事では、当メディア編集部が買取業者やリサイクル業者の公開情報を調査し、「どんなベッドなら買取できるのか(ブランド・使用年数・状態)」「買取専門・リサイクルショップ・フリマ・下取りの売り方の違い」「高く売るコツ」「相場の考え方」を整理しました。あわせて、売れなかったベッドやマットレスの処分方法もご案内します。ご自身のベッドが「売れるのか・どう売るのが得か」を判断できるようになります。


ベッド買取の早見表|売れるベッド・売れないベッドの見分け方

まずは、どんなベッドが売れやすく、どんなベッドが売れにくいのかを早見表で確認しましょう。結論からいうと、買取が期待できるのは「人気ブランド・使用年数が浅い・状態が良い・付属品がそろっている」ベッドフレームで、量販店の廉価なフレームやスプリング入りマットレスは値がつきにくい傾向があります。
| 対象 | 買取のされやすさ | 理由・ポイント |
|---|---|---|
| ブランドのベッドフレーム | 比較的されやすい | 耐久性やデザインの評価が高く、中古でも需要がある |
| 量販店・ノーブランドのフレーム | 難しめ | 新品が安く手に入り、中古の需要が限られる |
| スプリング入りマットレス | 難しい | 衛生面から中古需要が低く、買取不可の業者・店舗も多い |
| 介護用の電動ベッド | されやすい場合がある | 在宅介護の需要があり、状態が良ければ引き合いがある |
ポイントは、ベッドは「フレーム」と「マットレス」で売れやすさが大きく分かれることです。フレームはブランドや状態しだいで値がつきますが、マットレスは衛生面がネックになりやすいと覚えておきましょう。次の章から、買取できる条件を詳しく見ていきます。
※買取の可否・金額は業者や時期、商品の状態により異なります。実際の査定額は各業者にご確認ください。
買取できるベッドの条件(ブランド・使用年数・状態)

ベッドの買取査定では、主に「ブランド」「使用年数」「状態」「付属品」の4点が見られます。すべてを満たす必要はありませんが、当てはまる項目が多いほど買取が期待しやすくなります。査定でチェックされるポイントを順番に確認しましょう。
1ブランド・メーカーで需要が変わる
フランスベッドやシモンズ、日本ベッド、シーリーといった人気ブランドのベッドは、耐久性やデザインの評価が高く、中古でも需要があるため買取が期待しやすい傾向があります(あくまで一例で、値がつくかどうかは状態やモデルによります)。一方、量販店やノーブランドの廉価なフレームは、新品が安く手に入ることもあり買取が難しめです。
2使用年数が浅いほど有利
一般に、使用年数が短いベッドほど評価されやすく、購入からおおむね数年以内が一つの目安とされています。年数が浅いとデザインや機能が新しく、需要が見込めるためです。逆に、長年使って使用感が強いものは買取が難しくなる傾向があります。
3傷・汚れ・へたりなど状態を見られる
目立つ傷やへこみ、汚れ、ぐらつき、マットレスのへたりやシミがあると、買取が難しくなったり査定額が下がったりします。特にマットレスは衛生面が重視され、シミや臭いがあると買取不可になりやすい点に注意しましょう。
4付属品・説明書がそろっているか
組み立て用の金具や工具、取扱説明書・保証書、電動ベッドのリモコンなどの付属品がそろっていると、買取の評価が上がりやすくなります。購入時の箱や部材を残している場合は、一緒に用意しておきましょう。
特に知っておきたいのが、マットレスは衛生面から中古の需要が低く、買取不可としている業者・店舗が多いという実情です。スプリング(コイル)入りのマットレスや、使用年数の長いもの、ノーブランドのものは特に売りにくく、「持ち込んだのに買取不可で持ち帰ることになった」というケースもあります。マットレス単体の売却は過度に期待せず、フレーム中心に検討するのが現実的です。
ベッドの売り方4つの比較(買取専門・リサイクルショップ・フリマ・下取り)

ベッドを手放す方法は、大きく「買取専門業者」「リサイクルショップ」「フリマアプリ・ネットオークション」「販売店の下取り・引き取り」の4つに分けられます。それぞれ手間や向いている人が違うので、まずは全体像を比較表で確認しましょう。
| 売り方 | 特徴 | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 買取専門業者(出張買取) | 自宅まで査定・搬出に来てもらえる | 少ない(申込のみ) | 大型・重いベッドを運び出さず売りたい人 |
| リサイクルショップ(持ち込み) | その場で査定・現金化しやすい | 自分で運ぶ手間 | 小型・車で運べるベッドがある人 |
| フリマ・ネットオークション | 自分で価格を決めて売れる | 出品・梱包・発送・搬出が必要 | 手間をかけても高く売りたい人 |
| 販売店の下取り・引き取り | 買い替え時に古いベッドを引き取り | 買い替えが前提 | 新しいベッドに買い替える人 |
大型で重いベッドは、フリマで売れても梱包・発送や搬出が大きな負担になります。運び出しに自信がない場合は、自宅まで来てくれる出張買取が、搬出の手間を抑えられて現実的です。それぞれの売り方を、もう少し詳しく見ていきましょう。
買取専門業者(出張買取)は、家具やベッドの買取に対応した業者に依頼し、自宅で査定から搬出まで対応してもらう方法です。重いベッドを自分で運ばずに済むのが最大の利点ですが、査定額に納得できなければ売らない選択もできます。業者を選ぶ際は、古物商許可を持つ正規の業者かどうかを必ず確認しましょう。中古品の買取には古物商許可が必要で、許可の有無は業者選びの基本的な判断材料になります。
リサイクルショップは、店舗へ持ち込めばその場で査定・現金化しやすい方法です。ただしベッドやマットレスを買取対象にしていない店舗もあり、大型のベッドは自分で運ぶ必要があります。持ち込み前に、対象品目と出張査定の有無を電話で確認しておくと無駄足を防げます。
フリマアプリ・ネットオークションや、地元で引き取り手を探せるジモティーは、自分で価格を決めて売れる一方、出品や搬出・受け渡しの手間がかかります。大型家具は「取りに来てもらう」前提で出品するとやり取りがスムーズです。販売店の下取り・引き取りは、無印良品やニトリなどで新しいベッドに買い替える際に、古いベッドを引き取ってもらえる場合があります。ただし購入とセットが原則で、条件や費用は店舗により異なるため、購入前に各公式サイトで確認してください。
ベッドを高く売るコツ

同じベッドでも、ちょっとした準備で査定額が変わることがあります。少しでも高く売りたい方は、次のコツを押さえておきましょう。
1付属品・説明書をそろえて用意する
組み立て用の金具・工具、取扱説明書や保証書、電動ベッドのリモコンなどをそろえておくと、買取の評価が上がりやすくなります。欠品があると減額されたり、組み立て直せず買取不可になったりすることもあるため、部材はまとめて保管しておきましょう。
2ほこり・汚れを落として清潔にする
査定前に、フレームのほこりや汚れをふき取り、できる範囲で清潔な状態にしておきましょう。見た目の印象は査定に影響します。ただしマットレスの汚れやシミは、家庭での掃除では落としきれないことも多く、無理に濡らすと逆効果になる場合があるため注意してください。
3使用年数が浅いうちに早めに売る
ベッドは使用年数が浅いほど評価されやすいため、「手放す」と決めたら早めに査定に出すのがコツです。引越しや買い替えの予定が決まったら、処分ぎりぎりではなく余裕をもって動くと、売却の選択肢を残せます。
4需要が高まる時期を狙う・複数社で比較する
新生活の準備が本格化する時期は家具の需要が高まりやすいとされ、売却のタイミングとして意識してもよいでしょう。また、査定額は業者によって差が出るため、1社だけで決めず複数社に見積もりを取って比較すると、納得のいく売り方を選びやすくなります。
あわせて、出張買取を利用する場合は、部屋の階数・エレベーターの有無・搬出経路の幅を事前に伝えておきましょう。2階以上からの階段搬出や吊り下げ作業が必要だと、搬出費用がかかったり査定に影響したりすることがあります。事前共有でスムーズに進められます。
ベッド買取の相場の考え方

ベッドの買取価格は、ブランド・モデル・サイズ・使用年数・状態によって大きく変わり、一律の相場を示すのは難しいのが実情です。人気ブランドの状態の良いフレームには一定の値がつくことがある一方、量販店のフレームやマットレスは値がつかない、あるいは買取不可になることも珍しくありません。査定額を左右する主な要因を整理しました。
| 要因 | 査定への影響 |
|---|---|
| ブランド・メーカー | 人気ブランドは需要があり評価されやすい/ノーブランドは難しめ |
| 使用年数 | 浅いほど有利。長期間使用したものは下がりやすい |
| 状態(傷・汚れ・へたり) | 目立つ傷やシミ・臭いはマイナス。マットレスは衛生面が重視される |
| サイズ・種類 | 需要のあるサイズか、電動・介護用など特殊性で変わる |
| 付属品の有無 | 金具・説明書・リモコン等がそろうと評価が上がりやすい |
なお、在宅介護の広がりから、状態の良い介護用の電動ベッドは中古でも引き合いがあるとされ、フレームより需要が見込める場合があります。いずれにしても金額は個別条件で大きく変わるため、「いくらで売れるか」は査定を受けてみないと分かりません。この記事の金額の目安や傾向は執筆時点の一般的な情報であり、特定の買取価格を保証するものではありません。まずは無料査定で見積もりを取り、納得できる金額かを判断しましょう。
買取できないベッド・マットレスの処分方法

査定に出しても値がつかなかった、状態が悪くて買取不可だった——そんなときは、処分に切り替えることになります。ベッドの処分方法は主に、自治体の粗大ごみに出す方法と、不用品回収業者に依頼する方法の2つです。
費用を抑えたいなら、自治体の粗大ごみが基本の選択肢です。ベッドフレームとマットレスはそれぞれ粗大ごみとして申し込むのが一般的で、手数料や申込方法は自治体によって異なります。ただし、スプリング入りマットレスを「処理が難しいもの」として収集していない自治体もあるため、事前に可否を確認しておきましょう。ベッドの処分手順や費用の目安は、関連記事で詳しく解説しています。
重くて運び出せない、急いでいる、他の家具や不用品もまとめて片付けたいという場合は、不用品回収業者に解体・搬出ごと任せる方法もあります。依頼する際に気をつけたいのが業者選びです。町を巡回して「ベッドを無料で引き取ります」とアナウンスするトラックや、料金の内訳を示さないまま極端な安さをうたう業者には、あとから高額な追加料金を請求されたり、回収品を不法投棄されたりするトラブルの報告があります。不用品の回収には「一般廃棄物収集運搬業許可」(または市町村の委託・提携)が必要なので、依頼前に許可の有無と料金の総額を必ず確かめ、複数社の見積もりを見比べて選びましょう。
ベッド買取でよくある質問(FAQ)
※買取の可否・金額・条件は執筆時点の一般的な情報で、業者・時期・商品の状態により異なります。実際の査定額や条件は各業者にご確認ください。
まとめ
ベッドを売るときは、まず「フレームか、マットレスか」を分けて考えることが出発点です。人気ブランドで使用年数が浅く、状態が良いフレームなら買取が期待できますが、マットレスは衛生面から中古需要が低く、売りにくいのが実情です。改めて売れやすさの傾向を振り返ります。
| 対象 | 売れやすさ |
|---|---|
| ブランドのベッドフレーム | 比較的されやすい |
| 量販店・ノーブランドのフレーム | 難しめ |
| スプリング入りマットレス | 難しい(衛生面) |
| 介護用の電動ベッド | されやすい場合がある |
付属品をそろえ、清潔にしてから、使用年数が浅いうちに複数社で査定を比較するのが高く売るコツです。買取業者は古物商許可の有無を確認して選びましょう。査定で値がつかなかった場合は無理に売ろうとせず、自治体の粗大ごみや許可を持つ不用品回収業者での処分に切り替えるのが現実的です。自分のベッドに合った手放し方を選んでください。