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植木の処分方法4つを比較|庭木の伐採費用・引き取り・業者依頼

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庭のシンボルツリーが大きくなりすぎた、玄関先の鉢植えが枯れてしまった、実家じまいで庭木ごと片付けたい——。いざ植木を処分しようとすると、「枝は何ゴミで出せるの?」「大きな木は自分で切れるの?」「土や鉢はどうすれば?」と、次々に疑問がわいてきて手が止まってしまう方が多いのではないでしょうか。

実は、植木の処分は「枝葉・幹・根・土・鉢」のどの部分かによって捨て方が変わるのが、ほかの不用品と違って迷いやすいポイントです。細い枝は自治体で出せても、大きな庭木の伐採や根の抜根は専門の作業が必要になります。

この記事では、当メディア編集部が各自治体の公式サイト・造園業者の料金情報を調査し、植木の処分方法を4つにまとめて比較しました。枝の太さ・長さの規定、伐採費用の相場、鉢植えの土と鉢の分け方、切らずに手放す方法まで解説します。ご自身の状況に合ったルートが必ず見つかりますので、順番に見ていきましょう。

読者
庭のシンボルツリーが大きくなりすぎて…。自分で切って処分できるものですか?それとも業者に頼むしかない?
編集部
植木は「枝葉・幹・根・土・鉢」で捨て方が変わるんです。細い枝や小さな鉢植えなら自治体、大きな庭木の伐採・抜根は造園業者、というふうに。①自治体②伐採・抜根③売る・譲る④不用品回収業者の4つを押さえれば迷いません。順番に見ていきましょう。

植木の処分方法4つの比較早見表

庭のある日本の住宅の外観
写真はイメージです

まずは全体像から確認しましょう。植木の主な処分方法は、大きく分けて次の4つです。費用の目安や手間、向いている人をまとめました。

処分方法 費用目安 手間 向いている人
①自治体で処分する 無料〜(袋代・粗大ごみ手数料) やや大 細い枝葉・小さな鉢植えを自分で切って出せる人
②伐採・抜根して処分する 1本4,000円〜(高さで変動) 小(業者に依頼) 大きな庭木・生垣・切り株を根から片付けたい人
③売る・譲る・里親に出す 0円〜(買取なら収入も) 状態が良く、切らずに手放したい人
④不用品回収業者に頼む 数千円〜(要見積もり) 大量・急ぎ・他の不用品もまとめたい人

費用を抑えたいなら①③、大きな木を安全に片付けたいなら②、量が多い・急ぎなら④が基本の考え方です。ただし同じ植木でも、鉢植えの観葉植物か、庭に根を張った庭木かで最適な方法は大きく変わります。まずは「植木は何ゴミなのか」から整理していきましょう。

【一言でいうと】植木は何ゴミ?枝葉・幹・根・土・鉢で分かれる

モップで床を掃除する様子
写真はイメージです

結論からお伝えすると、植木は一つの区分にまとまらず、部位ごとに分けて処分するのが基本です。細い枝葉は多くの自治体で燃やすごみ(可燃ごみ)や剪定枝として出せますが、太い幹や切り株、根、鉢の土は扱いが変わります。

まず押さえたいのが、鉢植えの植木と、庭に植わった庭木の違いです。鉢植えの観葉植物や盆栽なら、植物本体・土・鉢に分ければ比較的手軽に処分できます。一方、庭に根を張った庭木は、まず伐採(切ること)や抜根(根を抜くこと)という作業が必要で、ここが自分で処分できるかどうかの分かれ目になります。

下の早見表で、部位ごとの区分の目安を整理しました(区分は自治体によって異なります。いずれも一般的な目安です)。

植木の部位 区分の目安 ポイント
細い枝・葉 燃やすごみ/剪定枝収集 長さ・太さの規定内に切り、束ねて出す
太い幹・切り株 粗大ごみ/収集不可の場合あり サイズ超過は自治体で受け付けないことも
根(抜根した根) 粗大ごみ/業者処分 土付きは重く、扱いに注意
鉢の土 多くの自治体で収集不可 自然物として回収しない自治体が大半
鉢・プランター 素材別(プラ/陶器/金属) 一辺30cm超は粗大ごみの目安

このように、植木は「一括で捨てられるもの」ではありません。まずはご自身の植木がどの部位に分かれるかを整理し、それぞれのルールを確認することが処分の第一歩です。次章から、方法別に詳しく見ていきましょう。

方法①自治体で処分する(枝葉・幹を切って出す)

引越し中の家族
写真はイメージです

細い枝葉や、自分で切れる程度の庭木なら、自治体のルールに沿って出すのが最も費用を抑えられる方法です。ただし枝の「太さ・長さ・束ね方」の規定は自治体でかなり違うため、必ずお住まいの自治体を確認してください。基本の手順を整理しました。

1自治体サイトで「枝」「剪定枝」の出し方を確認する

多くの自治体は公式サイトのごみ分別辞典に「枝」「剪定枝」の項目を用意しています。燃やすごみで出せるか、剪定枝の収集があるか、粗大ごみ扱いになるサイズを確認しましょう。

2規定の長さ・太さに切り、束ねる

枝は規定の長さ(例:50cm未満)に切り、太い枝は除きます。ひもで決められた直径・太さに束ねると収集してもらえます。葉や草は燃やすごみ扱いの自治体が多いです。

3太い幹・大量の枝は粗大ごみか持ち込みを検討する

規定の太さ・長さを超える幹や、一度に大量に出る枝は、燃やすごみでは出せず粗大ごみの申し込みや処理施設への持ち込みになります。量が多いときは次章以降の方法が現実的です。

実際の自治体の対応例を見てみましょう。横浜市では、自分で剪定した少量の枝は長さ50cm未満に切って束ね、両手で抱えられるくらいの束が2〜3束程度までなら燃やすごみで出せます。50cm以上のものや大量の場合は、粗大ごみ受付センターへの申し込みが案内されています(横浜市公式FAQ・執筆時点)。

神奈川県内でも規定は分かれます。鎌倉市では植木剪定材を長さ50cm・太さ15cm以内に束ね、1世帯あたり5つまで無料で出せるほか、受入事業場への持ち込みなら長さ1.5m・太さ60cmまで、100kgまで100円で受け付けています(鎌倉市公式サイト・執筆時点)。藤沢市は予約制・無料の各戸収集で、枝を1.5m未満に切り直径35cm未満に束ねて出す仕組みで、幹は太さ50cm・長さ60cm未満が対象です(藤沢市公式サイト・執筆時点)。

千葉県の市川市では、太さ10cm以下の枝を長さ50cm以下・直径30cm以下の束にし、1世帯3束までとされ、これを超える太さ・長さの枝は大型(粗大)ごみ扱いになります(市川市公式サイト・執筆時点)。同じ「枝」でも、50cm・太さ15cm・直径35cmといった数字が自治体ごとに違うため、必ずご自身の自治体の規定を確認してください。

もう一つ注意したいのが、業者に剪定を頼んだ場合の枝の扱いです。横浜市は公式FAQで、造園業者に委託して剪定した枝は「事業系ごみ」に当たり、家庭の粗大ごみとしては出せないと案内しています。業者に剪定・伐採を頼んだ枝は、その業者が責任をもって処分するのが原則で、自分で自治体に出すものではない点を覚えておきましょう。

方法②庭木を伐採・抜根して処分する(大きい木・造園業者に依頼)

図解
当メディア編集部作成

自分で切るには大きすぎる庭木や生垣、根が残った切り株を片付けたいときは、伐採・抜根という作業が必要になります。「庭木 伐採 処分」で調べている方の多くが、この段階でつまずきます。高所での作業やチェーンソーの扱いには危険が伴うため、一定以上の大きさの木は、無理をせず造園業者や植木屋に依頼するのが安全です。

伐採の費用は木の高さによって大きく変わります。当メディア編集部が複数の業者情報を調査した、1本あたりの費用相場の目安は次のとおりです(業者・木の状態・立地により異なります。執筆時点の目安です)。

木の高さ 伐採費用の目安(1本) 備考
低木(3m未満) 約4,000〜7,000円 自分で切れる場合もある
中木(3〜5m未満) 約10,000〜23,000円 脚立・のこぎりでは難しくなる
高木(5〜7m未満) 約30,000円〜 高所作業・重機が必要なことも
抜根(根を抜く) 約11,000円〜 幹の太さで作業量が変わり見積もり後決定

ここで注意したいのが、上記はあくまで「切る・抜く」作業の目安で、伐採した枝葉・幹の処分費、重機やクレーンの費用、搬出費などが別途かかるのが一般的だという点です。複数本まとめて依頼すると1本あたりが割安になる傾向がありますが、正確な金額は現地見積もりで確認するのが確実です。「〜円から」という表示だけで判断せず、処分費まで含めた総額を出してもらいましょう。

造園業者や植木屋は、木を扱う専門業者として伐採から枝木の引き取り・処分までまとめて任せられるのが強みです。庭木の状態を見て残す・整えるといった相談もできます。一方で、伐採だけでなく庭全体の片付けや、庭木以外の不用品もまとめて処分したい場合は、次章以降の売却や不用品回収業者も比較検討するとよいでしょう。

方法③売る・譲る・里親に出す(状態が良ければ切らずに手放す)

入居前の空室
写真はイメージです

元気に育っている植木や、樹形の整った庭木・観葉植物は、切って捨てるのではなく「引き取り手を探す」という選択肢もあります。「いらない植木を処分したいけれど、切ってしまうのは忍びない」という方に向いた方法です。

主な手段は次の3つです。まず、造園業者・植木販売店・リサイクルショップなどでの買取です。人気の樹種や状態の良い観葉植物・盆栽は買い取ってもらえる場合がありますが、買取の可否や金額は樹種・大きさ・状態で大きく変わり、値がつかないことも珍しくありません。過度な期待はせず、まずは相談・査定から始めましょう。買取を利用する際は、古物商許可を持つ業者かを確認すると安心です。

次に、フリマアプリやジモティーなどで個人に譲る方法です。近所で引き取りに来てもらえれば、大きな鉢植えでも送料をかけずに手放せます。また、思い入れのある庭木を切らずに移植して新しい持ち主につなぐ「植木の里親」のようなマッチングの取り組みも一部の造園業者が行っています。ただし移植には掘り取り・運搬の手間と費用がかかり、樹種や時期によっては根付かないこともあるため、対応可否は個別に確認が必要です。

売る・譲るは費用を抑えつつ植木を活かせる方法ですが、買い手・引き取り手が見つかるまで時間がかかる点は理解しておきましょう。引越しや実家じまいで期限がある場合は、次の不用品回収業者と並行して検討するのが現実的です。

方法④不用品回収業者にまとめて頼む(大量・急ぎ・他の不用品もあるなら)

段ボールをテープで梱包する手元
写真はイメージです

庭木の伐採後に出た大量の枝葉、土のついた根や切り株、鉢植えが何鉢も——といった量が多く重い植木を、他の家具や家電などの不用品とまとめて一気に片付けたいときに便利なのが不用品回収業者です。自宅まで引き取りに来てくれるため、重い生木や土付きの根を自分で運ぶ必要がありません。生木は水分を多く含んで重く、伐採直後は特にかさばるため、まとめての回収と相性がよい品目です。

ただし依頼先選びには注意が必要です。不用品回収を行うには「一般廃棄物収集運搬業許可」、または市町村からの委託・提携が必要です。この許可の確認が取れない業者は避けてください。無許可で「無料回収」をうたう業者に頼むと、後から高額請求されたり、回収物が不法投棄されたりするトラブルの原因になります。許可の有無を必ず確認し、事前に見積もりを取りましょう。

複数の業者を一度に比較したい場合は、一括見積もりサービスが便利です。エコノバは、条件を入力するだけで対応可能な複数社から無料で見積もりを取れるサービスで、料金や口コミを比べて選べます。1社だけに問い合わせると料金が適正か判断しにくいため、複数社の見積もりを取って相場感をつかむと安心です。

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見積もりを取るときは、「庭木・枝だけで◯円」なのか「他の不用品と合わせた積み放題プランに含められる」のかを確認しましょう。土付きの根や幹は重量物のため単品だと割高に感じることもありますが、引越しや庭の全面片付けで他の不用品もまとめて処分するなら、トラックの積み放題プランに含めたほうが結果的に割安になるケースが多くあります。回収日時・追加料金の有無・許可情報まで含めて、納得できる業者を選んでください。

鉢植えの植木は土・鉢を分けて処分する

衣類をたたんで整理する様子
写真はイメージです

鉢植えの観葉植物や、枯れてしまった鉢植えを処分するときは、植物本体・土・鉢の3つに分けるのが基本です。まとめて捨てられそうに見えて、それぞれ区分が違うため注意しましょう。

まず植物本体(枝葉・根)は、方法①の枝葉と同じく、規定の長さに切って燃やすごみや剪定枝として出せる自治体が多いです。次に土ですが、土は「自然物」として、多くの自治体で家庭ごみとして収集していません。可燃ごみにも不燃ごみにも該当しないケースが大半で、ホームセンターの回収サービスや土の再生、業者依頼といった専用ルートが必要になります。土の詳しい処分方法は、関連記事で解説しています。

最後に鉢・プランター本体は、素材によって区分が変わります。プラスチック製は可燃ごみやプラ資源、陶器・素焼き・テラコッタは不燃ごみや陶器ごみ、金属製は不燃ごみや資源が目安です。いずれも一辺30cmほどを超えると粗大ごみ扱いになるのが一般的で、区分は自治体で異なります。捨てる前に、中の土・植物・根を必ず取り除いてから分別してください。

植木を処分するときの注意点

庭のある一戸建て住宅の外観
写真はイメージです

植木の処分では、安全面と法律面で気をつけたいポイントがあります。次の点に注意してください。

  • 大きな木の伐採を無理に自分でやらない。高所での作業やチェーンソーの扱いはけがの危険が大きく、倒れる方向を誤ると隣家・塀・電線を傷つける恐れもあります。手に負えないと感じたら造園業者に任せましょう。
  • 生木は水分が多く重く、燃えにくい。伐採直後の枝葉は乾いた枝より重く、量もかさみます。可能なら数日乾かしてから出すと扱いやすくなります。
  • 土付きの根・切り株は特に重い。無理に持ち上げると腰を痛めます。運び出しは複数人で行うか、業者に依頼してください。
  • 公園・空き地・河川敷などに枝や土を捨てるのは不法投棄。自分の土地以外に無断で捨てると廃棄物処理法違反になります。正規のルートで処分しましょう。

特に、庭に敷いた砂利や庭石なども一緒に片付けたい場合は、これらも土と同じく自治体で収集されないことが多い自然物です。庭まわりの重いものをまとめて処分するときは、扱いを事前に確認しておくとスムーズです。

植木の処分でよくある質問(FAQ)

Q植木を無料で処分する方法はありますか?

A細い枝葉を自分で切って自治体の燃やすごみ・剪定枝収集に出す方法なら、袋代程度で処分できます。状態が良ければフリマや譲渡で手放し、収入になることもあります。ただし大きな庭木の伐採・抜根や、大量・急ぎの処分は費用が発生するのが一般的です。「無料回収」を強調する業者には、許可の有無を必ず確認しましょう。

Q植木の処分場に自分で持ち込めますか?

A自治体によっては、剪定枝の受入事業場やクリーンセンターへ自分で持ち込める場合があります。たとえば鎌倉市の受入事業場では長さ1.5m・太さ60cmまでの剪定材を100kg100円などで受け付けています(執筆時点)。持ち込みの可否・料金・受入時間は自治体で異なるため、事前に公式サイトで確認してください。

Qいらない植木を、切らずにそのまま手放したいのですが?

A状態が良ければ、造園業者・植木販売店・リサイクルショップでの買取や、フリマ・ジモティーでの譲渡、里親マッチングといった方法があります。ただし樹種・大きさ・状態によって引き取り手が見つかるかは変わり、移植には手間と費用もかかります。期限がある場合は業者依頼と並行して探すと安心です。

Q伐採で出た大量の枝は、まとめてごみに出せますか?

A自分で剪定した少量の枝は自治体で出せますが、一度に大量に出た枝や、業者に委託して剪定・伐採した枝は、家庭ごみとしては出せないことが多いです(横浜市では委託剪定枝は事業系ごみ)。業者に頼んだ枝はその業者が処分し、自分で大量に出す場合は粗大ごみ申し込みや不用品回収業者を利用しましょう。

Q不用品回収業者の口コミはどう見ればいいですか?

AWeb上では「庭木の伐採から搬出までまとめて頼めて助かった」という声が見られる一方、「見積もりより高い追加料金を請求された」「無許可業者に不法投棄されそうになった」という指摘もあります。許可の有無と、追加料金を含めた総額を事前に書面で確認することが、トラブル回避の基本です。

※料金・手数料等は執筆時点の各公式サイト・自治体情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

まとめ

植木は「枝葉・幹・根・土・鉢」で捨て方が変わる、少し扱いに困る品目です。しかし、①自治体で枝葉を切って出す ②伐採・抜根して造園業者に頼む ③売る・譲る・里親に出す ④不用品回収業者にまとめて頼む、という4つの選択肢を知っておけば、ご自身の状況に合った方法で処分できます。

費用を抑えたいなら自分で切って自治体に出す方法や売却を、大きな庭木を安全に片付けたいなら造園業者の伐採を、量が多い・急いでいる・他の不用品もまとめたいなら不用品回収業者を選ぶのが基本です。大きな木の伐採を無理に自分で行わず、公園などへの無断投棄は避け、正規のルートで処分してください。業者に頼む際は、一般廃棄物収集運搬業許可または市町村の委託・提携の有無を確認し、安心して任せられる依頼先を選びましょう。

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