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「引越しで家具やマットレスを処分したい」「実家の片付けで大型ごみが一度にたくさん出た」——小田原市で不用品の処分を考えたとき、まず迷うのが「市の大型ごみ収集に出すべきか、業者に頼むべきか」ではないでしょうか。実は小田原市の不用品処分は、量と急ぎ度によって「市の戸別収集」「環境事業センターへの持ち込み」「業者・一括見積もり」の3択で考えると迷わず選べます。
この記事では、当メディア編集部が小田原市の公式サイト(大型ごみの出し方・環境事業センター・許可業者一覧)と各サービスの公開情報を調査し、証紙の金額や申し込み手順、持ち込みで安く抑えるコツ、安全な業者の選び方までをまとめました。無許可の「無料回収」トラブルの避け方も解説しますので、小田原市で不用品の処分先を探している方はぜひ参考にしてください。


小田原市の不用品処分3つの方法・比較早見表
はじめに全体像を整理しましょう。小田原市で家庭の不用品(大型ごみ)を手放す方法は、大きく3つに分けられます。費用を優先するなら市の制度、スピードや手間の少なさを優先するなら業者依頼という住み分けで、正解は1つではなく「自分の状況に合う方法」を選ぶことが大切です。

| 方法 | 費用の目安(執筆時点) | スピード | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 市の戸別収集(大型ごみ証紙) | 1個1,000円 | 予約から収集日まで数日かかる | 少量で、収集日まで待てる人 |
| 環境事業センターへ自己搬入 | 1kgあたり25円 | 受付日に持ち込めばその日に完了 | 車で運べて、費用を抑えたい人 |
| 許可業者・一括見積もりサービス | 業者・作業量により異なる(見積もりで確認) | 最短で即日〜数日 | 大量・急ぎ・運び出しが難しい人 |
それぞれの申し込み方法と注意点を、市公式の一次情報をもとに詳しく見ていきましょう。
【一言でいうと】小田原市の不用品回収はどこに頼む?

少量なら市の戸別収集(大型ごみ証紙1個1,000円)、車で運べるなら環境事業センターへの持ち込み(1kgあたり25円)、大量・急ぎなら一般廃棄物収集運搬業の許可を確認できる業者か一括見積もりサービス——これが小田原市の不用品処分の結論です。
注意したいのは、家庭から出る不用品(一般廃棄物)を有料で収集運搬できるのは、市の許可(または市の委託)を受けた業者だけという点です。小田原市も、家庭のごみを回収するには一般廃棄物収集運搬業の許可が必要だと案内しています。街を巡回するトラックやチラシの「無料回収」を安易に利用しないことが、高額請求トラブルを避ける最大のポイントです(詳しくは後述します)。
また「安さ」と「手軽さ」は基本的にトレードオフの関係です。市の制度は安い代わりに、予約・証紙の購入・搬出をすべて自分で行う必要があります。業者依頼は費用がかかる代わりに、日程の融通が利き、部屋からの運び出しまで任せられます。処分したい品目の量・重さ・自分の予定を書き出してから、早見表に当てはめて選ぶとスムーズです。
小田原市の大型ごみの戸別収集の申込方法(証紙1個1,000円)

小田原市では、45リットルのごみ袋に入らないもの(自転車・家具・じゅうたん・マットレスなど)が「大型ごみ」にあたり、戸別収集は事前予約制です。手順は次の3ステップです。
1リサイクルセンターに収集を予約する
電話(リサイクルセンター 0465-32-1153/月〜金・祝日を除く 午前9時〜正午、午後1時〜4時)で申し込みます。氏名・住所・電話番号・品目の大きさ・個数を伝えます。インターネットの仮受付(電子申請e-kanagawa・事前の利用者登録が必要)も利用でき、後日リサイクルセンターから確認の電話があります。
2大型ごみ証紙(1個1,000円)を購入する
予約後、収集品の個数分の大型ごみ証紙を購入します。証紙は1個につき1,000円で、市内のコンビニエンスストア・スーパーマーケット・酒屋などの販売店で扱っています。証紙は品目の種類や大きさに関わらず1個あたり定額です。
3証紙を貼って収集日の朝に自宅前へ出す
証紙に必要事項を記入して大型ごみに貼り、予約した収集日の朝に自宅の前など案内された場所へ出せば完了です。
ポイントは、証紙を買う前に必ずリサイクルセンターへ予約の電話を入れるという順番です。予約なしで証紙だけ貼って出しても収集されないため注意しましょう。小さな品目でも大きな品目でも1個1,000円の定額なので、軽くて小さいものは次に紹介する持ち込みのほうが安く済むケースが多くあります。
出典:小田原市「大型ごみはどのように出したらよいですか。」/小田原市「大型ごみのインターネット仮受付について」(いずれも執筆時点)
環境事業センターへ持ち込めば1kg25円(軽いものは戸別より安い)

車を使える方に知っておいてほしいのが、小田原市の環境事業センター(小田原市荻窪300番地)へ自分で持ち込む方法です。手数料は重量制で1kgあたり25円。品目ごとに1個1,000円の戸別収集よりも、軽いものはぐっと安くなります。たとえば数キロの布団や小型家具なら、持ち込みのほうが数百円台で済むこともあります。
利用の流れと条件は次のとおりです(執筆時点)。
1受付時間内に環境事業センターへ運ぶ
受付は月〜金曜日(祝日を除く)の午前8時20分〜11時30分、午後1時〜4時。第2土曜日と祝日は午前8時20分〜11時のみの受付です。土曜(第2以外)・日曜は休みです。
2本人確認書類を提示する
持ち込めるのは小田原市内から出たごみに限られます。受付で運転免許証・マイナンバーカード・公共料金の通知など、住所が確認できる書類の提示が必要です。提示できないと受け入れてもらえません。
3計量して手数料を現金で支払う
搬入時に重さを量り、1kgあたり25円を支払います。ごみは種類ごとに分別して持参し、荷下ろしは自分で行います。大型家具は2人以上で行くと安心です。
- 家電リサイクル法の対象品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機など)は持ち込みでも受け入れできません
- 市外から出たごみや、事業活動で出たごみは対象外です
- 支払いは現金です。分別が不十分だと引き取ってもらえないことがあります
出典:小田原市「大型ごみや家庭ごみを直接環境事業センターに持ち込みたいのですが、どうしたらよいですか。」/小田原市「環境部:環境事業センター」(いずれも執筆時点)
小田原市の一般廃棄物収集運搬業の許可業者に頼む

「市の収集では日程が合わない」「一度にたくさん処分したい」という場合は、民間業者への依頼が選択肢になります。ここで必ず押さえたいのが許可の問題です。家庭から出る不用品(一般廃棄物)を有料で収集運搬するには、市町村ごとの「一般廃棄物収集運搬業許可」(または市の委託)が必要で、産業廃棄物の許可や古物商許可では代わりになりません。
なかには「産業廃棄物収集運搬業の許可がある」「古物商許可を取得済み」とアピールする業者も見かけます。ただ、産廃許可はあくまで事業所から出る廃棄物を扱うためのもの、古物商許可は中古品を買い取って売るためのもので、どちらも家庭から出た不用品を有料で運び出す根拠にはなりません。この許可の区別を1つ押さえておくだけで、小田原市で業者を選ぶときの失敗はぐっと減らせます。
小田原市は、市から許可を受けている一般廃棄物収集運搬許可業者の一覧を公式サイトでPDF公開しています。個別の会社名や料金は量や作業条件で大きく変わるため、当メディアでは特定業者のランキングは行いません。依頼を検討する際は、まず市公式の一覧で許可業者を確認し、品目・量・住まいの階数(エレベーターの有無)を伝えて電話で見積もりを取るのが確実です。
出典:小田原市「一般廃棄物収集運搬業及び処分業許可業者」(執筆時点)
大量・急ぎなら一括見積もりサービスが便利

「実家の片付けで軽トラック1台分は出そう」「引越し前日までに全部片付けたい」——そんな大量・急ぎのケースでは、複数の業者をまとめて比較できるサービスを使うと、1社ずつ電話をかける手間が省けます。当編集部が公開情報を調査した範囲で、小田原市エリアでも使える代表的なサービスとしてエコノバを紹介します。
エコノバは、不用品の回収からゴミ屋敷の片付け、遺品整理まで幅広く扱う業者を、まとめて比べられる一括見積もりサービスです。フォームに必要事項を入力するだけで最大5社の見積もりを無料で取り寄せて比較でき、会員登録もいりません(執筆時点)。独自の審査基準で加盟業者を選んでいる仕組みなので、「小田原市の相場が分からず、まずは何社か見比べたい」という方に向いています。料金の目安は、一般に軽トラック積み放題でおおむね1万円前後から、2トントラックで数万円とされますが、荷物の量や階段作業の有無で変わるため、実額は必ず見積もりで確認してください。
- 加盟業者の許可の有無・料金条件(積み放題の容量・階段料金・出張費など)は、依頼前に必ず各業者へ直接確認してください
- 一般廃棄物の収集運搬には市町村の許可(または委託)が必要です。「どの許可に基づいて回収するのか」を見積もり時に質問しましょう
- 料金目安は執筆時点の一般的な相場感で、小田原市内での確定金額ではありません
「無料回収」をうたう業者・巡回トラックに注意

スピーカーで「無料で回収します」とアナウンスしながら市内を巡回するトラックや、チラシをポストに入れて回収を呼びかける業者を見かけたことはないでしょうか。小田原市は、家庭からごみを回収するには一般廃棄物収集運搬業の許可が必要だと案内しており、許可のない回収は認められていません(古物商が中古品を買い取る場合を除きます)。
「無料」と思って頼んだのに積み込み後に高額な料金を請求された、というトラブルや、回収品が不法投棄されるリスクも指摘されています。判断に迷う勧誘やトラブルに遭った場合は、小田原市消費生活センター(0465-33-1777/月〜金の午前9時30分〜正午、午後1時〜4時)や消費者ホットライン「188」に相談できます。次のポイントを押さえておきましょう。
- 拡声器・チラシ・空き地での「無料回収」はまず利用しない(積み込み後の高額請求につながりやすいパターンです)
- 依頼前に「一般廃棄物収集運搬業の許可番号(または市の委託・提携)」を確認する
- 会社の所在地・固定電話・料金体系が公開されているかを確かめる
- 気になる業者が見つかっても1社で決めず、複数社の相見積もりを取り寄せて料金と対応を見比べる
出典:小田原市「一般廃棄物収集運搬業及び処分業許可業者」/小田原市消費生活センター(いずれも執筆時点)
小田原市で収集できないもの(家電リサイクル法対象など)

小田原市の大型ごみ収集や環境事業センターへの持ち込みでは、そもそも受け付けてもらえない品目があります。出す先を取り違えると回収されず二度手間になりかねないため、依頼や搬入の前に次の一覧で確認しておくと安心です。
- 家電リサイクル法の対象品目:エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機の4品目は市では収集・持ち込みができません。買い替えなら購入店へ、処分のみなら過去に購入した店舗への依頼や、リサイクル料金を支払って指定の方法で引き渡す手続きが必要です。
- パソコン:資源有効利用促進法にもとづき、メーカーによる回収が基本の扱いです。国の認定事業者が行う宅配便回収サービスを利用する方法もあります。
- 処理が困難なもの:消火器・タイヤ・バイク・ピアノなどは市で処理できないことが一般的で、専門の回収ルートや販売店への相談が必要です。
「市で出せない品目が混ざっていて仕分けが大変」というときこそ、許可と対応品目を確かめたうえで業者にまとめて相談するのが現実的です。依頼する場合は、家電リサイクル法の対象品についてはリサイクル料金が別途上乗せされる点を、見積もり段階で忘れずに確認しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
※手数料・受付時間・販売店等は執筆時点の小田原市公式サイトおよび各サービス公式サイトの情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
まとめ:小田原市の不用品回収は「量と急ぎ度」で3択から選ぶ
小田原市の不用品処分は、①少量で急がないなら大型ごみの戸別収集(1個1,000円)、②車で運べるなら環境事業センター持ち込み(1kg25円)、③大量・急ぎなら許可を確認できる業者や一括見積もりサービス、の3択で考えれば迷いません。
- 少量・急がない → 市の戸別収集(証紙購入前にリサイクルセンターへ予約)
- 車で運べる・安く済ませたい → 環境事業センターへ自己搬入(本人確認書類を持参)
- 大量・急ぎ・運び出しが大変 → 市の許可業者や一括見積もりで相見積もり
どの方法でも共通する鉄則は、「無料回収」の巡回トラックを使わないこと、そして業者に頼むときは一般廃棄物収集運搬業の許可と料金条件を依頼前に確認することです。市公式の一次情報とこの記事の早見表を活用して、安全でムダのない不用品処分を進めてください。