※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内に広告(PR)を含む場合があります。
庭や駐車場のスチール物置が古くなり、「どうやって処分すればいいの?」「そもそも自治体の粗大ごみで出せるの?」と手が止まっていませんか。物置は大きさや基礎の有無で扱いが変わり、大型のものは自治体に収集を断られたり、解体にケガや倒壊の危険がともなったりと、意外とつまずきやすい品物です。
この記事では、物置の処分方法を①自治体②ホームセンター・購入店の設置業者③売る・譲る④不用品回収・解体業者の4つに整理し、それぞれの費用の目安・手間・向いている人をまとめました。自治体の公式ルールや解体・撤去費用の相場も、当メディア編集部が各自治体の公式ページや料金情報を調査して比較しています。
読み終えるころには、あなたの物置に合った処分ルートと、かかる費用のイメージがつかめるはずです。


物置の処分方法4つの比較早見表

物置の処分方法は、大きく4つに分けられます。費用の目安・手間・向いている人を早見表にまとめました。費用を抑えたいなら自治体、大型・基礎あり・急ぎなら業者が基本の考え方です。
| 処分方法 | 費用の目安 | 手間・スピード | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①自治体で処分(解体して粗大ごみ・自己搬入) | 数百円〜1,500円程度 ※自治体・大きさで異なる |
予約・解体・運搬を自分で行う | 費用を抑えたい/小型で自分で運べる人 |
| ②ホームセンター・購入店の設置業者に撤去を頼む | 店舗により異なる(有料の場合あり) | 買い替えと同時に処分できる | 新しい物置に買い替える人 |
| ③売る・譲る | 0円〜(売れれば収入に) | 引き取り交渉・運搬の手間あり | 状態が良い/急がない人 |
| ④不用品回収・解体業者にまとめて頼む | 1万円台〜 ※サイズ・基礎・残置物で変動 |
電話1本で解体〜撤去まで任せられる | 大型・基礎あり・急ぎ・残置物ありの人 |
次の章から、それぞれの方法を順番にくわしく見ていきます。
【一言でいうと】物置は何ゴミ?スチール物置とサイズで変わる

結論からいうと、スチール物置は金属を含むため「燃えるごみ」では出せず、小型で解体できれば粗大ごみ、大型のものは自治体が収集しない場合がある、というのが基本です。何ゴミになるかは自治体とサイズで変わるため、必ずお住まいの自治体で確認してください。
物置は「小型(自分で運べる・解体できる)」と「大型(基礎あり・据え置き)」でルートが大きく分かれます。目安を早見表にまとめました。
| タイプ | 目安 | 主な処分ルート |
|---|---|---|
| 小型スチール物置 | 自分で解体・運搬できる大きさ | 解体して粗大ごみ/金属ごみ(自治体による) |
| 大型・基礎あり物置 | 据え置き・コンクリブロックやアンカーで固定 | 収集不可の自治体が多い→解体して搬入 or 業者 |
| 木製物置・小屋タイプ | 木材+金属の混在 | 解体後に分別が必要/業者依頼が無難 |
物置はエアコンや冷蔵庫のような家電リサイクル法の対象品目ではありません。あくまで金属・木材を含む「大きなごみ」として、自治体の粗大ごみや処理困難物のルールに沿って処分するのが基本です。
方法①自治体で処分する(解体して粗大ごみ・自己搬入)

費用をもっとも抑えられるのが自治体での処分です。ただし物置は大きいため、小型は解体して粗大ごみ、大型は解体してごみ処理施設へ自己搬入という流れになる自治体が多く、収集自体を断られるケースもあります。
1まずサイズと基礎を確認し、自治体に可否を問い合わせる
物置の大きさ(3辺のおおよその長さ)と、コンクリブロックやアンカーで固定されているかを確認します。そのうえで自治体の粗大ごみ受付センターに、収集できるか・解体が必要か・自己搬入かを問い合わせましょう。
2粗大ごみとして申し込み、手数料券を用意する
収集可能な場合は電話やインターネットで申し込み、案内された手数料の券(シール)を購入します。指定された収集日に、指定場所へ自分で運び出します。
3収集不可なら解体して処理施設へ自己搬入する
大型で収集できない場合は、解体してごみ処理施設へ自分で持ち込みます。搬入には事前予約や重量に応じた手数料が必要な自治体が一般的です。
自治体ごとの取り扱いには差があります。当メディア編集部が公式ページを調査した実例は次のとおりです(いずれも執筆時点)。
- 神戸市:容量2.5立方メートル超または重量70kg超のものは大型ごみとして受け入れできず専門業者へ、と案内。大きな物置は解体してから処理施設へ搬入する必要があるとしています(出典:神戸市公式)。
- 名古屋市:一辺30cmを超えるものが粗大ごみの目安。事前申し込み制で、手数料は250円券・500円券の組み合わせで支払います(出典:名古屋市公式)。
- 横浜市:粗大ごみの手数料は品目・大きさにより200円・500円・1,000円などに分かれ、品目一覧や受付センターで確認します(出典:横浜市公式)。
- さいたま市:一辺の長さまたは直径が90cm以上2m未満のものが粗大ごみ、と定義しています(出典:さいたま市公式)。
注意したいのが手数料の判定基準です。世田谷区は「粗大ごみの手数料は解体前の大きさで決まり、分解しても金額は変わらない」と公式に案内しています(A券200円・B券300円/執筆時点)。解体しても手数料が安くなるとは限らない点は、申し込み前に確認しておきましょう。
方法②ホームセンター・購入店の設置業者に撤去してもらう(コーナン・カインズ等)

新しい物置に買い替える場合は、購入するホームセンターや専門店で古い物置を引き取ってもらえることがあります。コーナンやカインズなどでは、購入と設置に合わせて既存品の引き取りや、設置業者による撤去を相談できる場合があります。
ただし引き取り・撤去の対応は店舗や地域によって異なり、有料になることもあるため、全店一律ではありません。買い替えを検討している方は、購入前に「古い物置の撤去・引き取りは可能か」「基礎の撤去まで頼めるか」「費用はいくらか」を店舗に問い合わせておくと安心です。
買い替えを伴わない単体の処分では、この方法は使えないことが多い点にも注意しましょう。その場合は方法①③④を検討してください。
方法③売る・譲る(状態が良ければ)

比較的新しく状態の良い物置なら、売ったり譲ったりできる可能性があります。地域の掲示板サービス(ジモティー等)やフリマアプリ、リサイクルショップが主な選択肢です。処分費をかけずに手放せるのがメリットです。なお、買取業者に依頼する場合は、古物商許可を持つ業者かどうかも確認しておくと安心です。
一方で、物置は解体・運搬の手間が大きく、年式・サイズ・サビの程度によって値がつかないことも多いため、買取価格は幅があると考えておきましょう。相場を断定できる品物ではありません。引き渡し時は「解体は誰が行うか」「運搬・引き取りの条件」を事前に決めておくとトラブルを避けられます。
個人間の受け渡しでは、当日のキャンセルや運搬中の破損などが起こりがちです。急いでいる場合や確実に片付けたい場合は、方法④の業者依頼のほうがスムーズなこともあります。
方法④不用品回収業者・解体業者にまとめて頼む(大型・基礎あり・急ぎ・残置物あり)

大型で自治体に断られた物置、コンクリブロックやアンカーで固定された基礎ありの物置、中に不用品が残っている物置は、不用品回収業者や解体業者にまとめて頼むのが現実的です。解体・積み込み・運搬・処分まで一括で任せられ、重労働やケガのリスクを避けられます。
物置ならではのポイントとして、コンクリブロックやアンカーの基礎撤去、物置の中に残った不用品(残置物)の処分まで含めて頼めるかを、見積もり時に必ず確認しましょう。基礎の撤去は別料金(付帯作業)になることが多く、後から追加請求されないよう作業範囲を明確にしておくことが大切です。
業者選びで気をつけたいのは許可の有無です。家庭から出る物置を回収するには「一般廃棄物収集運搬業許可」または市町村の委託・提携が必要で、無許可業者は不法投棄や高額請求のトラブルにつながる恐れがあります。依頼先は次の3タイプから選ぶと安心です。
- ①自治体(もっとも安いが解体・運搬は自分で)
- ②市の許可を受けた地域の回収・解体業者
- ③複数社を比較できる審査制のマッチングサービス(一括見積もりで相場を確認)
Web上では「解体から撤去まで1日で終わって助かった」という声が見られます。一方で「基礎の撤去が追加料金になると後で言われた」という指摘もあり、作業範囲と総額を見積もり時に書面で確認することが重要です。複数社の相見積もりで料金と対応を比べると、納得して依頼しやすくなります。
物置の解体・撤去費用の相場・目安

費用は「自分でどこまでやるか」で大きく変わります。方法別のおおまかな目安を表にまとめました。金額はサイズ・基礎の有無・残置物の量・搬出条件で変動するため、あくまで目安として見てください(執筆時点)。
| 処分方法 | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| ①自治体(粗大ごみ・自己搬入) | 数百円〜1,500円程度 | 解体・運搬は自分で。搬入は重量制の手数料の自治体も |
| ②ホームセンター・購入店の撤去 | 店舗により異なる | 買い替えが前提。有料の場合あり |
| ④業者に解体・撤去を依頼(小型スチール) | おおよそ1万円台〜 | 解体〜運搬〜処分込みの目安 |
| ④業者に解体・撤去を依頼(大型・基礎あり) | 数万円以上になることも | 基礎撤去は付帯作業で別途/残置物は別料金の場合あり |
業者に頼む場合、家庭用のスチール物置ならおおよそ1万円台からが一つの目安ですが、大型やコンクリート基礎の撤去、中の残置物の処分が加わると数万円以上になることもあります。サイズ(3辺の合計)が大きいほど費用は上がる傾向です。
なお「無料回収」をうたって家の前を回るトラックには注意が必要です。あとから高額な料金を請求されたり、不法投棄につながったりする例が報告されています。料金と作業範囲を明確に示す業者を、相見積もりで選ぶようにしましょう。
物置を処分するときの注意点

物置を自分で解体する場合は、ケガや倒壊の危険がともないます。錆びたネジは回りにくく、屋根や側板が落下・倒壊する恐れがあるため、劣化が激しい物置や大型の物置は無理をせず業者に任せるのが安全です。
DIYで進める場合は、次の点に注意してください。
- 厚手の手袋(皮手袋など)と長袖・保護メガネを着用し、切断面でのケガを防ぐ
- 必ず複数人で作業し、屋根→扉→側板→柱の順に上から外していく
- アンカーやコンクリブロックの基礎は抜けにくく、無理に引くと転倒の危険がある
- 解体前に中の荷物(残置物)をすべて出しておく
- 取り外した金属板は端部が鋭く、運搬・保管時にも注意する
基礎まわりの砂利や整地で出た土・石の処分も必要になることがあります。庭まわりの片付けとあわせて計画すると、二度手間を防げます。無理のない範囲で進め、危険を感じたら中断して専門業者に相談しましょう。
物置の処分でよくある質問(FAQ)
※料金・手数料等は執筆時点の各公式サイト・自治体情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
まとめ
物置の処分は、サイズと基礎の有無で最適なルートが変わります。費用を抑えたいなら自治体(解体して粗大ごみ・搬入)、買い替えなら購入店、状態が良ければ売る・譲る、大型・基礎あり・急ぎ・残置物ありなら業者という4つの方法から選べば迷いません。
自治体での処分は数百円〜1,500円程度と安い一方、解体・運搬を自分で行う必要があり、大型は収集不可のこともあります。業者依頼は費用こそ幅がありますが、解体から撤去・残置物処分まで任せられ、ケガや倒壊のリスクを避けられます。まずは自分の物置のサイズと基礎を確認し、自治体の可否を問い合わせるところから始めましょう。
大型・基礎あり・急ぎの場合や、他の不用品もまとめて片付けたい場合は、複数社を比較できる一括見積もりで相場と対応を確かめると安心です。不用品回収業者の選び方や許可の見分け方は、ハブ記事もあわせてご覧ください。