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引越しや実家の片付けで棚から出てきた大量のDVD。市販のソフトもあれば、テレビ番組を録画したディスクも混ざっていて、「これって燃えるゴミ?燃えないゴミ?」「個人情報が入ったまま捨てて大丈夫?」と手が止まっていませんか。
DVDは小さくても、自治体によって分別区分がバラバラで、録画したディスクには消しておきたいデータも残っています。数十枚〜数百枚とまとまると、捨て方しだいで手間もリスクも大きく変わります。
この記事では、DVDを処分する4つの方法(自治体のゴミ・売る・譲る/寄付・不用品回収業者)を早見表で示し、大量のDVDをラクに減らすコツと、録画DVDの安全なデータ消去・破壊方法まで整理しました。各自治体の公式ルールや買取・回収の一般的な仕組みを当メディア編集部が調査してまとめています。


DVDの処分方法4つの比較早見表
DVDの処分方法は大きく4つです。「何枚あるか」「売れそうか」「個人データが入っているか」で、自分に合う方法が変わります。まずは全体像を早見表で確認しましょう。

| 方法 | 費用目安 | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①自治体のゴミで捨てる | 基本無料(指定袋代のみ) | 小 | 枚数が少ない・売れないディスク |
| ②売る・宅配買取に出す | 0円〜(値が付けばプラス) | 中 | 市販ソフトが大量にある人 |
| ③譲る・寄付する | 0円〜(送料は自己負担の場合あり) | 中 | まだ使えるものを活かしたい人 |
| ④不用品回収業者に頼む | 数千円〜(他の不用品とまとめて) | 小 | 大量・急ぎ・他の粗大ごみもある人 |
市販DVDが大量にあるなら「②売る」で減らし、売れ残りや録画ディスクは「①自治体」で捨てるのが基本の流れです。棚ごと・箱ごと一気に片付けたいなら「④不用品回収業者」も検討しましょう。
【一言でいうと】DVDは何ゴミ?ディスクとケースで違う

DVDのディスク本体は、多くの自治体で「燃えるゴミ(可燃)」または「燃えないゴミ(不燃)」のいずれかに分別されます。ただし区分は自治体でバラバラで、同じDVDでも扱いが変わります。
また、ディスクと透明なプラスチックケースで出し方が分かれる自治体もあります。捨てる前に、お住まいの市区町村の「ごみ分別辞典」でDVD・CDの区分を確認しておくと安心です。
| 自治体(例) | DVD・CDディスクの区分 | ケースの扱い |
|---|---|---|
| 横浜市 | 小さな金属類 | プラケースは「プラ等」(50cm未満) |
| 名古屋市 | 可燃ごみ | 硬質プラケースは「プラスチック製容器包装」 |
| 福岡市 | 燃えるごみ(プラスチック類) | ケースも燃えるごみ・指定袋へ |
このように、同じDVDでも横浜市は「小さな金属類」、名古屋市は「可燃ごみ」、福岡市は「燃えるごみ」と区分が3通りに分かれます(各市公式・執筆時点)。「全国どこでも燃えるゴミ」と決めつけず、必ず自治体ルールを確認しましょう。
なお、DVDプレーヤーやレコーダー本体は、DVDメディアとは別に小型家電・粗大ごみのルートで処分します。ここで扱うのはディスクとケースの捨て方です。
方法①自治体のゴミとして捨てる(何ゴミかを確認)

枚数が少なく、売れそうもないディスクは、自治体のルールに沿ってゴミとして出すのが最も手軽です。分別区分は自治体で異なるため、公式サイトで確認してから出しましょう。
1お住まいの自治体でDVDの区分を調べる
市区町村の「ごみ分別辞典」やごみ分別アプリで「DVD」「CD」と検索します。横浜市はディスク=小さな金属類、名古屋市は可燃ごみ、福岡市は燃えるごみ(プラスチック類)というように、区分は自治体でまったく異なります(各市公式・執筆時点)。
2ディスクとケースを分けて出す
自治体によっては、ディスク本体とプラスチックケースで区分が分かれます。横浜市はディスクが「小さな金属類」、ケースが「プラ等」です。紙製のケースやジャケットは、古紙・雑がみとして資源に回せる場合があります。
3指定袋に入れて収集日に出す
多くの自治体でDVDは指定のごみ袋に入れて出せば手数料はかかりません(指定袋代のみ)。福岡市のように「燃えるごみ用」の指定袋へ入れて口を結んで出す形が一般的です。1回に出せる袋数の上限がある自治体もあります。
個人の映像を録画したDVDは、そのまま捨てるとデータが残ります。捨てる前のデータ消去・破壊については、この記事の後半で解説します。
方法②売る・宅配買取に出す(大量ならまとめて)
市販のDVDソフトやBOX、人気アニメ・アイドル作品などがまとまってあるなら、捨てる前に「売る」を検討しましょう。特に大量のDVDは、箱に詰めて送るだけの宅配買取を使うと、お店に持ち込む手間なくまとめて手放せます。
宅配買取は、申し込むと段ボールや集荷を手配してくれるサービスが多く、査定額に納得すれば入金、という流れが一般的です。中古ソフトを扱う駿河屋などの宅配買取が一例として知られていますが、買取価格や条件はお店・時期で変わるため、複数を比べて選ぶと安心です。

ただし、何でも値が付くわけではありません。売れやすいもの・売れにくいものの傾向は次のとおりです。
買取業者を選ぶときは、古物商許可を取得しているかを確認しましょう。中古品の買取には古物商許可が必要で、公式サイトに許可番号を掲載している業者が安心です。Web上では「大量でも箱に詰めて送るだけでラクだった」という声がある一方、「思ったより査定額が低かった」という指摘もあり、価格重視なら複数社を比べるのが無難です。
方法③譲る・寄付する(まだ使えるなら)

売るほどではないけれど、まだ見られる状態のDVDは、必要な人に譲ったり寄付したりする方法もあります。フリマアプリやジモティーで個人にゆずる、福祉施設や団体へ寄付する、といった選択肢です。
フリマアプリは自分で値付けして送れる一方、1枚ずつの梱包・発送の手間がかかります。大量にある場合は、まとめて買い取ってもらう「方法②」のほうが早いこともあります。ジモティーなど地域の掲示板を使えば、近所の人に直接手渡しでゆずれるため、送料をかけずに手放せることもあります。
寄付は受け入れ品目が団体ごとに決まっているため、事前に受付可否を確認しましょう。図書館や福祉施設、児童館などで視聴覚教材として活用される場合もありますが、状態やジャンルによっては断られることもあります。送る前に問い合わせておくと、無駄な送料や手間を防げます。
なお、テレビ番組などを録画した個人のDVDは、著作権や個人情報の観点から譲渡・販売はできません。譲る・寄付の対象になるのは、あくまで市販のソフトです。
方法④不用品回収業者にまとめて頼む(大量・急ぎ・他の不用品も)
「棚ごと大量のDVDを一気に片付けたい」「他の粗大ごみもまとめて処分したい」「引越しまで時間がない」——そんなときは不用品回収業者に依頼する方法があります。大量のDVDやCD・ビデオテープ、本を棚ごとまとめて引き取ってもらえるのが強みです。

ただし、依頼先は慎重に選ぶ必要があります。家庭から出る不用品の回収には、「一般廃棄物収集運搬業の許可」または市町村の委託・提携が必要です。許可の確認が取れない業者や、「無料回収」をうたって街を巡回するトラック・チラシ業者は、後から高額請求や不法投棄などのトラブルにつながることがあり、国民生活センターも注意を呼びかけています。
業者を探すときは、次の3タイプから選ぶと安心です。
- ①自治体の戸別収集…もっとも安いが、区分・日時のルールに沿う必要がある
- ②市の許可・提携業者…許可番号を公式サイトで公開している地域の業者
- ③審査制のマッチングサービス…複数社の見積もりを比べられる(下記エコノバなど)
複数社の料金を一度に比べたいときは、一括見積もりサービスが便利です。まずは無料見積もりで、大量のDVDや他の不用品を含めた総額を確認しましょう。
DVDを捨てる前のデータ消去・破壊方法|カッター・シュレッダー

テレビ番組や家庭のビデオを録画したDVDには、個人情報や思い出の映像が残っています。市販ソフトと違い、こうした録画ディスクはデータを消去・破壊してから処分すると安心です。
DVDはデータを記録する層をキズつけると読み取れなくなります。家庭でできる主な方法は次のとおりです。無理のない範囲で、ケガに気をつけて行いましょう。
1記録面をカッター・ハサミなどでキズつける
DVDの記録層を、カッターやハサミの刃で数本ひっかいて傷を付けると、内容を読み取りにくくできます。刃物を使うので手を切らないよう、軍手を着けて少しずつ行うと安全です。割れた破片が飛ぶことがあるため、周囲にも注意しましょう。
2CD・DVD対応のシュレッダーや専用パンチで粉砕する
枚数が多いときは、CD・DVDに対応したシュレッダーや、ディスク専用のパンチ(穴あけ)を使うと効率的です。紙用シュレッダーはディスク非対応の機種が多いので、対応可否を必ず確認してから使ってください。
3テープを貼って記録層を剥がす方法もある
ディスクの記録面にセロハンテープなどを貼り、勢いよく剥がすと、薄い記録層がはがれてデータを読めなくできる場合があります。二層式のDVDは層が分かれていることもあるため、心配なら複数の方法を組み合わせると確実です。
破壊したディスクは、お住まいの自治体の区分(可燃・不燃・小さな金属類など)に従って処分します。破片が飛び散らないよう、傷つけたディスクは紙袋や封筒にまとめてから袋に入れると安全です。ビデオテープなど他の映像メディアも、テープを引き出すなどして中身を見られない状態にしてから捨てると安心です。
枚数がとても多く、確実にデータを消したい場合は、メディア破壊に対応した専門サービスに依頼する方法もあります。自分で作業するときは、無理をせず休憩を挟みながら、ケガのない範囲で進めましょう。
DVDの処分でよくある質問(FAQ)
※料金・手数料等は執筆時点の各公式サイト・自治体情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
まとめ
DVDの処分は、①自治体のゴミ/②売る・宅配買取/③譲る・寄付/④不用品回収業者の4つから選べます。ディスクの区分は横浜市=小さな金属類、名古屋市=可燃、福岡市=燃えるごみと自治体でバラバラなので、まずは「何ゴミか」を確認するのが第一歩です。
市販ソフトが大量にあるなら宅配買取で減らし、録画した個人データ入りのディスクはカッターやシュレッダーで破壊してから処分すると安心です。棚ごと・他の不用品もまとめて片付けたいときは、許可を確認したうえで不用品回収業者への依頼を検討しましょう。