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洗濯機の修理費用は症状別にいくら?料金の目安と買い替えの判断基準

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朝、洗濯機のスタートボタンを押したのに槽が回らない。すすぎの途中で止まって水が抜けない。脱水だけがいつまでも終わらない——洗濯機は毎日使う家電だけに、動かなくなった瞬間から生活が止まってしまいます。しかも「修理を呼ぶといくら請求されるのか」が読めないので、電話をかけるまでにためらってしまう方も多いはずです。

この記事では、洗濯機の修理費用について、日立(出典:日立公式サイト)・東芝ライフスタイル(出典:東芝ライフスタイル公式サイト)・シャープ(出典:シャープ公式サイト)の各社が公開している出張修理の概算料金表を編集部が横断して調べ、症状別の目安を幅で整理しました。あわせて、修理を呼ぶ前に自分で確認できること、メーカー各社が公表している補修用性能部品の保有期間をもとにした「修理か買い替えか」の判断、依頼先3タイプの違い、買い替える場合の古い洗濯機の処分方法まで順番に解説します。

読者
洗濯機が急に排水しなくなってしまって…。修理を頼みたいのですが、いくらかかるのか見当もつかなくて電話をためらっています。何年も使っているので、買い替えたほうがいいのかも迷っています。
編集部
毎日使うものだけに困りますよね。じつは排水まわりの不調は、糸くずフィルターや排水ホースの確認だけで改善することもあります。まず自分でできる確認をしてから、症状別の費用の目安と、部品の保有期間を使った買い替えの見極め方を一緒に見ていきましょう。

【結論】洗濯機の修理費用の目安と、修理・買い替えの分かれ目

図解
当メディア編集部作成

結論からお伝えすると、洗濯機の修理費用はタテ型でおおむね1万3,000円〜5万2,000円、ドラム式では2万7,000円〜7万円台までが目安です(技術料・部品代・出張料などを含む概算・執筆時点)。そして修理か買い替えかは、使用年数がメーカーの部品保有期間を過ぎているかどうかが大きな分かれ目になります。

金額に大きな幅があるのは、症状ごとに交換する部品が違い、タテ型かドラム式か、容量が何kgかによっても料金が変わるためです。まずは下の早見表で、ご自宅の洗濯機がどのあたりに当てはまるかを確認してみてください。

使用年数 状況 判断の目安
購入から1年以内 メーカー保証の期間内であることが多い まず購入店・メーカーへ相談(無償になる場合がある)
2〜5年 部品も入手しやすい時期 修理を前向きに検討しやすい
6〜7年 部品保有期間の境目にあたる 修理費用と買い替え費用を並べて比べる
8年以上 買替え世帯の平均使用年数(10.1年)に近づく 買い替えも含めて検討したい時期

平均使用年数は、内閣府「消費動向調査」令和8年3月実施調査結果で、買い替えをした二人以上の世帯における電気洗濯機の数値として公表されているものです。同調査では買替え理由のうち「故障」が76.2%を占めており、多くの家庭が壊れてから買い替えを決めている実態がうかがえます。

ただしこれはあくまで統計上の目安で、使い方や設置環境によって寿命は大きく変わります。次の章から、まず自分で確認できることから順に見ていきましょう。

修理を頼む前に確認したい5つのこと【症状別】

洗濯機まわりの家事の様子
写真はイメージです

洗濯機の不調は、故障ではなく設置状態やお手入れ不足が原因のこともあります。出張料は修理をしなくても発生するのが一般的なので、電話をかける前に次の5つを確認しておくと無駄な出費を避けられます。

※作業の前には必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。濡れた手でプラグに触れない、アース線を外さない、本体のふたやパネルを開けて内部の基板・配線に触れないことを守ってください。感電・漏電・けがのおそれがあります。

1電源が入らないとき|電源プラグ・ブレーカー・ふたのロックを確認する

電源プラグがコンセントから抜けかけていないか、分電盤のブレーカーが落ちていないかをまず確認します。延長コードやたこ足配線を使っている場合は、壁のコンセントに直接差してみると改善することがあります。ふたが完全に閉まっていないと安全装置が働いて動かない機種もあるため、ロックのかかり方もあわせて見てください。

2給水しないとき|蛇口と給水ホースを確認する

洗濯機用の蛇口が閉まったままになっていないか、給水ホースが折れたり潰れたりしていないかを確認します。冬場は給水ホースや蛇口の内部が凍結して水が出ないこともあり、この場合は自然に解けるのを待つか、ぬるま湯を使うようメーカーが案内しています。断水や水圧低下が起きていないかも確認しておくと切り分けが早くなります。

3排水しないとき|糸くず・排水フィルターと排水ホースを確認する

排水されない原因として、日立は糸くずフィルターにごみがたまっているケースを公式FAQで挙げており、パナソニック(出典:パナソニック公式サイト)はドラム式の排水フィルターについて週1回程度のお手入れを案内しています。フィルターのごみを取り除いたうえで、排水ホースが折れていないか、床から10cm以上高い位置に持ち上がっていないかを確認しましょう。排水口や排水トラップのごみ詰まりも、排水されない代表的な原因です

4脱水しないとき|洗濯物の片寄りと排水を確認する

毛布やバスマットなど厚手のものが片側に寄っていると、安全のために脱水が止まる仕組みになっています。洗濯物をほぐして入れ直し、容量を超えて詰め込んでいないかを確認してください。脱水は排水ができていることが前提のため、まず「脱水のみ」で運転して水が抜けるかを見ると、排水の問題か脱水機構の問題かを切り分けやすくなります。

5水漏れ・エラー表示が出たとき|止水して取扱説明書のエラーコードを確認する

水漏れに気づいたら、まず蛇口を閉めて電源プラグを抜き、給水ホースの接続部や排水口まわりを確認します。集合住宅では階下への漏水につながることがあるため、賃貸にお住まいの場合は管理会社や大家さんへ早めに連絡してください。エラーコードはメーカーや機種によって意味が異なるため、取扱説明書やメーカー公式サイトの該当ページで表示の意味を確認するのが確実です。

ここまで確認しても改善しない場合は、内部の部品や基板の不具合が疑われます。自分で分解して直そうとすると、保証の対象外になったり、感電・発火や新たな故障につながったりするおそれがあるため、分解が必要な範囲は必ずメーカーや販売店、修理業者に任せてください。

なお、洗濯槽のにおいや黒いカスが気になる場合は、故障ではなく汚れの蓄積が原因のこともあります。日ごろのお手入れ方法は別記事でまとめています。

洗濯機の修理費用の相場【症状別・タテ型とドラム式】

洗濯機まわりの家事の様子
写真はイメージです

ここからは、メーカーが公開している出張修理の概算料金表をもとにした費用の目安です。まずタテ型(全自動洗濯機・タテ型洗濯乾燥機)について、日立・東芝ライフスタイル・シャープの3社の表を横断して幅にまとめました。

症状 予想される交換部品 修理料金の目安(税込)
電源が入らない 制御基板・電源コード・タイマー等 13,000〜39,000円
給水しない 給水弁・水位センサー・ふろ水ポンプ等 15,000〜36,000円
排水しない 排水弁・排水弁モーター等 19,000〜34,000円
脱水しない 駆動部品・モーター・機構部等 19,000〜52,000円
異常音がする 機構部・駆動部品等 18,000〜64,000円
水漏れする ホース類 13,000〜31,000円

タテ型で多いのは2万〜3万円台のゾーンで、排水弁や給水弁といった部品交換がこの価格帯に集中しています。一方、駆動部品やモーターの交換になると5万円を超えることもあり、本体価格との比較が現実的になってきます。

ドラム式は構造が複雑で分解に手間がかかるぶん、同じ症状でも金額が上がる傾向があります。次の表はシャープがドラム式洗濯乾燥機について公開している概算料金の一例です。

症状 修理料金の目安(税込) 備考
電源が入らない・操作パネルの異常 42,000〜72,000円 制御系の交換
水道から給水しない 28,000〜56,000円
脱水できない・排水しない 37,000〜64,000円 詰まりの除去のみなら12,000〜26,000円
乾燥しない 29,000〜64,000円 ヒートポンプ式は条件により73,000〜84,000円
ドアが開かない・閉まらない 37,000〜49,000円 部品のみの交換は15,000〜33,000円
水が漏れる 27,000〜33,000円 詰まりの除去のみなら14,000〜23,000円

注目したいのは、同じ「排水しない」でも詰まりの除去だけで済めば1万円台に収まる点です。前章のセルフチェックで詰まりを解消できれば、そもそも修理を呼ばずに済む可能性もあります。

そしてもう一つ見落とされがちなのが、出張料・診断料です。修理をやめた場合でも費用が発生することがあるため、依頼前に必ず把握しておきましょう。

メーカー 出張料・診断料(税込) 見積もり後に修理しない場合
日立グローバルライフソリューションズ株式会社 出張料 3,850円 診断料と出張料で計5,830円の負担
シャープ株式会社 出張診断料 5,500円(20km以内)※20km超は10kmごとに550円加算・上限8,250円 出張診断料が発生
東芝ライフスタイル株式会社 技術料・部品代とあわせて請求 出張費の負担が必要と案内

各社とも修理料金は「技術料+部品代+出張料」で構成されると説明していますが、表に示された金額に出張料が含まれるかどうかは会社によって表記が異なります。正確な金額は必ず見積もりの段階で内訳まで確認してください。

※上記はいずれも各社が公開する概算料金表をもとにした2026年7月執筆時点の目安です。機種・容量・地域・部品の在庫状況により実際の金額は異なります。

洗濯機の修理費用が変わる要因

洗濯機まわりの家事の様子
写真はイメージです

同じ「脱水しない」という症状でも、見積もり金額が2万円台のこともあれば5万円を超えることもあります。何がその差を生んでいるのかを知っておくと、提示された金額の妥当性を判断しやすくなります。

  • タテ型かドラム式か/ドラム式は分解の手間がかかり、同じ症状でも金額が上がりやすい
  • 交換する部品の種類/制御基板や駆動部・モーターは高額、ホース類や排水弁は比較的安価
  • 洗濯容量/日立の料金表では、11kg以上の機種は10kg以下より高い金額が示されている
  • 乾燥機能の有無/ヒーター式・ヒートポンプ式など乾燥系の部品は高額になりやすい
  • 保証期間内かどうか/メーカー保証や販売店の長期保証が使えれば自己負担が下がることがある
  • 出張距離/シャープのように距離に応じて診断料が加算される仕組みの会社もある

このうち読者側でコントロールできるのは、保証の有無を調べておくことと、症状を正確に伝えて余計な部品交換を避けることです。逆に部品の種類やドラム式かどうかは変えられないため、その分は最初から見込んでおくと見積もりを冷静に比べられます。

また、修理そのものではなく「詰まりの除去」で解決するケースがあることも覚えておきたいポイントです。原因の切り分けが早いほど、支払う金額は小さくなります。

修理と買い替えはどっち?部品の保有期間で判断する

家電を運び整理する様子
写真はイメージです

「修理と買い替え、どっちが得か」を感覚で決めると後悔しがちです。判断の軸になるのが、メーカーが公表している補修用性能部品の保有期間——つまり、その機種の修理に必要な部品をメーカーが持ち続ける年数です。

各社の公式サイトで公表されている洗濯機の保有期間は次のとおりです。いずれも起算点は「その製品の製造を打ち切った時」と明記されています。

メーカー 対象 補修用性能部品の保有期間
パナソニック株式会社 タテ型洗濯乾燥機・全自動洗濯機 7年
パナソニック株式会社 ドラム式洗濯乾燥機 6年
日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯機・衣類乾燥機 6年
シャープ株式会社 全自動洗濯機・タテ型/ドラム式洗濯乾燥機 6年
東芝ライフスタイル株式会社 全自動洗濯機・タテ型/ドラム式洗濯乾燥機・衣類乾燥機 6年

ポイントは、この年数が「購入から」ではなく「製造打ち切りから」数えられることです。購入時点ですでに製造終了していた機種なら、購入から6年経つ前に部品がなくなる可能性もあります。

保有期間を過ぎた機種は部品が確保できず、修理を断られることがあります。この場合は選択肢が買い替えに絞られるため、まずは型番を控えてメーカーの修理受付で修理可否を尋ねるのが近道です。

買い替えに傾きやすいケース

  • 使用年数が7年を超えていて、部品保有期間の終了が近い(または過ぎている)
  • 見積もり金額が同等クラスの新品価格の半分を超えている
  • 異音・水漏れ・エラー表示など複数の不具合が同時に出ている
  • すでに一度大きな修理をしていて、別の箇所が壊れた

反対に、購入からまだ数年でメーカー保証や販売店の長期保証が使える場合や、原因が排水経路の詰まりだけの場合は、修理して使い続けたほうが負担は小さくなります。金額だけでなく「あと何年使えそうか」まで含めて比べると判断がぶれにくくなります。

なお、経年劣化による事故を防ぐ目的で、経済産業省の長期使用製品安全表示制度により、電気洗濯機(洗濯乾燥機は除く)を含む5品目には製造年と設計上の標準使用期間などの表示が義務づけられています。本体の表示を見れば、メーカーが想定した使用期間を確認できます。

洗濯機の修理はどこに頼む?依頼先3タイプの比較

引越し・処分用の段ボール箱
写真はイメージです

洗濯機の修理を頼める先は、大きく3つに分かれます。それぞれ強みが違うので、症状と保証の状況に応じて選ぶのが実務的です。

依頼先 費用の考え方 部品・技術 向いているケース
①メーカーの修理受付 公開の概算料金表があり見通しが立てやすい 純正部品・自社の技術者 保証期間内、原因が分からない、確実さを優先したい
②購入した販売店 長期保証に加入していれば自己負担が下がる場合がある メーカーへの取り次ぎが中心 保証書・購入履歴が手元にある、窓口を一本化したい
③修理専門業者 会社ごとに料金体系が異なる 汎用部品を使う場合がある 保有期間を過ぎた機種、日程を早く押さえたい

迷ったら、まず購入した販売店で長期保証の加入状況を確認し、保証が使えなければメーカーの修理受付、という順番が分かりやすいでしょう。部品保有期間を過ぎている場合は、メーカーでは受け付けられず修理専門業者が選択肢になることがあります。

修理専門業者を選ぶときは、次の4つを確認しておくとトラブルを避けやすくなります。

1作業前に書面の見積もりを出してもらえるか

口頭だけで作業を始める会社は避け、技術料・部品代・出張料の内訳が書面またはメールで示されるかを確認します。追加費用が発生する条件(部品の追加交換、階段作業など)も事前に聞いておくと安心です。

2対応できる作業範囲と、できないことを説明してくれるか

メーカー純正部品が入手できない場合の対応や、修理できなかったときの費用の扱いを説明してくれるかは、誠実さを測る材料になります。診断だけで費用が発生するのかも先に確認しましょう。

3損害賠償保険に加入しているか

洗濯機は水を扱う設備のため、作業中の水漏れで床や階下に被害が出る可能性があります。万一に備えて損害賠償保険へ加入しているかを尋ねておくと、集合住宅では特に安心です。

4口コミは良い評価と悪い評価の両方を読むか

Web上では「連絡が早く助かった」という声が見られる一方で、「見積もりより高くなった」という指摘も見られます。評価の高い会社でも不満の声はあるため、良い評価だけでなく低い評価の内容まで読んで傾向をつかむことが大切です。

なお、水回りの汚れやカビもまとめて解消したい場合は、洗濯機の修理とは別にハウスクリーニングを組み合わせるという選択肢もあります。

洗濯機の修理費用を抑えるコツと依頼時の注意点

段ボールをテープで梱包する手元
写真はイメージです

費用は完全には読めませんが、依頼の仕方しだいで抑えられる部分はあります。次の点を意識するだけでも、無駄な出費が減りやすくなります。

修理を依頼する前にやっておきたいこと

  • 保証書・購入時のレシート・カード明細を探し、保証期間内かどうかを先に確かめる
  • 本体側面や背面の型番と製造年を控えてから連絡する(修理可否と料金の回答が早くなる)
  • いつ・どの工程で・どんな音や表示が出るのかをメモして正確に伝える
  • 急ぎでなければ複数社の見積もりを比べ、内訳まで見て判断する

即日対応をうたうサービスもありますが、当日・夜間・休日の対応は割増料金が設定されている場合があります。急ぎたい気持ちは分かりますが、洗濯だけならコインランドリーでしのげることも多いので、金額を確認してから決めても遅くはありません。

賃貸物件では対応の順番が変わります。備え付けの洗濯機や、水漏れによる建物への被害が関わる場合は、自分で業者を手配する前に管理会社・大家さんへ連絡してください。費用の負担者や手配の窓口は契約内容によって異なるため、勝手に修理を進めると後で精算がこじれることがあります。

また、修理費用を安く見せるために作業範囲を絞った見積もりが出てくることもあります。「その金額で何が直るのか」「直らなかった場合はどうなるのか」まで確認しておくと、想定外の請求を避けやすくなります。

買い替えるなら|古い洗濯機は家電リサイクル法の対象

資源ごみの分別回収ボックス
写真はイメージです

修理せず買い替えを選んだ場合、古い洗濯機は粗大ごみとしては出せません。洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象4品目にあたり、専用のルートで引き取ってもらう必要があります。

家電リサイクル券センター(一般財団法人家電製品協会)が示す対象は、エアコン、テレビ(ブラウン管式/液晶・有機EL・プラズマ式)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目です。洗濯乾燥機、全自動洗濯機、2槽式洗濯機、電気・ガスの衣類乾燥機も洗濯機区分に含まれます。

引き取りルート 内容 費用の考え方
買い替える販売店 新しい洗濯機の配送時に古い機種を引き取ってもらう リサイクル料金+収集運搬料金
過去に購入した販売店 処分だけを依頼する場合も、まず購入店に相談する リサイクル料金+収集運搬料金
指定引取場所へ自分で持ち込む 郵便局でリサイクル券を購入してから搬入する リサイクル料金(収集運搬料金は不要)
お住まいの自治体に相談 購入店が分からない場合の案内先 自治体の案内による

リサイクル料金はメーカーと品目で決まっており、洗濯機・衣類乾燥機は2,530円(税込)としているメーカーが多くなっています。たとえば日立は自社の洗濯機・衣類乾燥機について一律2,530円(税込)と公表しており、収集・運搬費用は別料金と案内しています(執筆時点)。

気をつけたいのが、街を回る「洗濯機も無料で引き取ります」というトラックや、チラシで無料をうたう回収です。家庭から出る家電4品目を無料で回収し続けられる仕組みは考えにくく、積み込んだ後で高額な運搬費を求められたり、引き取った家電が不適正に処理されたりする事例が各地の自治体から注意喚起されています。洗濯機は正規のリサイクルルートか、必要な許可を確認できる業者に依頼してください

他の不用品もまとめて処分したい場合の業者選びや、許可の確認方法は下の記事で詳しく解説しています。

洗濯機の修理でよくある質問(FAQ)

Q洗濯機の修理は即日対応してもらえますか?

A混雑状況や地域、部品の在庫によって変わります。即日・当日対応をうたうサービスもありますが、夜間や休日は割増料金が設定されている場合があるため、料金体系を確認してから依頼するのが安心です。部品の取り寄せが必要な症状では、後日あらためて訪問になることもあります。

Q保証期間内なら修理費用は無料になりますか?

Aメーカー保証の期間内で、保証書に定められた条件に当てはまる故障であれば無償修理となる場合があります。ただし、落下や水濡れ、取扱説明書に反する使い方が原因と判断された場合は有償になることがあります。販売店の長期保証は補償範囲や自己負担の考え方が加入プランごとに異なるため、保証書の記載を確認してください。

Q修理はメーカーと販売店のどちらに頼むのが良いですか?

A長期保証に加入しているなら、まず購入した販売店に連絡すると保証の適用可否まで一度に確認できます。保証が使えない場合や購入店が分からない場合は、メーカーの修理受付が分かりやすい選択肢です。部品の保有期間を過ぎた古い機種では、修理専門業者しか対応できないこともあります。

Qエラーコードの意味はどこで調べられますか?

A表示されるコードの意味はメーカーや機種ごとに異なります。取扱説明書の「故障かな?と思ったら」の項目か、メーカー公式サイトのサポートページで型番とコードを照合するのが確実です。コードの内容を控えて修理受付に伝えると、原因の切り分けと料金の目安が早く分かります。

Qドラム式はタテ型より修理費用が高くなりますか?

A各社の公開料金表を比べると、ドラム式のほうが高い金額帯が示される傾向があります。構造が複雑で分解に手間がかかることや、乾燥系の部品が加わることが理由と考えられます。ただし詰まりの除去だけで済むケースでは1万円台の金額も示されており、症状によって差が大きい点は変わりません。

※本記事の修理料金・出張料・部品保有期間・リサイクル料金は、各メーカーおよび家電リサイクル券センターが公開する情報をもとにした2026年7月執筆時点の目安です。機種・地域・時期により内容が変わることがあるため、実際の金額と対応可否は依頼先にご確認ください。修理の可否や費用負担については、保証書の記載や賃貸借契約の内容が優先されます。

まとめ

洗濯機の修理費用は、タテ型でおおむね1万3,000円〜5万2,000円、ドラム式では2万7,000円〜7万円台までが目安でした。金額だけでなく、出張料や見積もり後にキャンセルした場合の負担まで含めて考えると、実際に支払う総額が見えてきます。

修理を呼ぶ前に、電源まわり・蛇口と給水ホース・糸くずや排水フィルター・排水ホースの折れ・エラー表示の5点を確認すれば、そもそも修理が不要だったと分かることもあります。そのうえで、使用年数がメーカーの部品保有期間(多くのメーカーで6年、パナソニックのタテ型は7年)を超えているかを目安に、修理と買い替えを比べてみてください。

買い替えを選んだ場合、古い洗濯機は家電リサイクル法の対象4品目として正規のルートで引き取ってもらう必要があります。無料をうたう回収に安易に渡さず、販売店や指定引取場所、許可を確認できる業者に依頼することが、結果的にいちばん安全で確実な方法です。

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