※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内に広告(PR)を含む場合があります。
「そろそろエアコンを掃除してもらいたいけれど、夏は高そう」「どうせなら安い時期に頼みたい」——エアコンにお金をかけるタイミングで迷っている方は多いはずです。実際、エアコンクリーニングの料金は年間を通して一定ではなく、需要が集中する時期は割引が減り、予約そのものも取りにくくなります。
この記事では、大手ハウスクリーニング各社とマッチングサービスが公開している料金ページを編集部が確認し、エアコンクリーニングの料金相場と「安くなりやすい時期」の傾向を幅で整理しました。あわせて、早割や複数台割で費用を抑えるコツ、安さだけで選ぶと後悔しやすいポイント、業者の選び方までまとめています。
なお「◯月が最安」と言い切る記事も見かけますが、閑散期の見方は事業者によって割れており、年によってキャンペーンの内容も変わります。ここでは断定を避け、複数の情報源が共通して示している傾向と、実際に公表されている割引の金額をそのまま示していきます。


エアコンクリーニングが安い時期はいつ?年間の目安カレンダー
結論からいうと、エアコンクリーニングが安くなりやすいのは冷房シーズンの直前直後を外した春(3〜5月)と秋(9〜11月)です。逆に、冷房を使い始める初夏から真夏(5〜8月)と、大掃除が重なる年末は依頼が集中し、割引が少なくなりやすい時期といえます。
ただし、閑散期の月の見方は事業者ごとに差があります。ハウスクリーニング大手のコラムでは繁忙期を5〜8月、閑散期を10〜11月としている一方(おそうじ革命)、マッチングサービスのマガジンでは閑散期を4〜5月と9〜10月と説明しています(くらしのマーケット)。掲載事業者への質問回答では2〜4月と9〜11月を挙げる会社もあり(ユアマイスター)、地域や会社の得意分野によって空く月がずれることがうかがえます。

| 時期 | 予約の混み具合 | 料金・割引の傾向 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 1〜3月 | 年末の大掃除が明けて落ち着きやすい | 通常料金。春の早期割引が始まる会社もある | 暖房シーズンのあとに内部を洗いたい |
| 4〜5月 | 前半は空きが出やすく、後半から増え始める | 早割・キャンペーンが出やすい | 冷房を使う前に済ませておきたい |
| 6〜8月 | 1年で最も混み合い、希望日が取りにくい | 割引が少なくなりやすい | におい・効きの悪さで今すぐ困っている |
| 9〜11月 | 冷房需要が落ち着き空きが出やすい | 秋の割引・オプション無料が出やすい | 夏に使い込んだ汚れを落としたい |
| 12月 | 大掃除の依頼と重なり混みやすい | 通常料金に戻りやすい | 年内にまとめて片付けたい |
※上記は各社が公開している料金の一例で、作業範囲・対応エリア・オプションの有無が異なります。優劣や順位を示すものではありません(金額は税込・執筆時点)。
※2026年7月に各社の公開情報を確認した傾向です。実際の空き状況・キャンペーンは会社や地域によって異なります。
エアコンクリーニングの料金相場(壁掛け・お掃除機能付き・室外機)

時期の話に入る前に、そもそもの相場を押さえておきましょう。編集部が2026年7月時点で確認した各社の公開料金ページを並べると、家庭用の壁掛けタイプは1台あたりおよそ8,000〜15,400円(税込)に収まります。マッチングサービスの出店者は8,000円前後から、全国展開の大手は12,000円台からという分布です。
| 作業内容 | 料金の目安(税込・1台) | 公開料金の例(2026年7月時点) |
|---|---|---|
| 壁掛けタイプ(お掃除機能なし) | 約8,000〜15,400円 | おそうじ本舗12,100円/カジタク10,780〜14,300円/ダスキン15,400円 |
| 壁掛けタイプ(お掃除機能付き) | 約13,000〜26,400円 | おそうじ本舗20,900円/カジタク25,080円/ダスキン26,400円 |
| 完全分解洗浄(オプション) | 約5,000〜10,000円の追加 | おそうじ本舗は8,800円の追加メニュー |
| 室外機クリーニング(オプション) | 約2,000〜6,600円 | おそうじ本舗5,500円/ダスキン6,600円 |
| 防カビ・抗菌コート(オプション) | 約1,000〜3,300円 | ダスキン2,750円/おそうじ本舗3,300円 |
| 2台目以降の割引 | 1台あたり1,100〜2,200円引きなど | ダスキンは壁掛け2台セット25,300円 |
出典:おそうじ本舗/ダスキン/カジタク/くらしのマーケットの各公開料金ページ(2026年7月確認)
お掃除機能付きが高いのは、フィルター自動清掃のユニットを取り外す工程が増えるためで、通常タイプとの差はおおむね5,000〜11,000円です。自宅のエアコンがどちらなのかで予算が大きく変わるので、見積もりを取る前に本体の型番を控えておくと話が早く進みます。
もうひとつ、時期を考えるうえで見逃せないのが価格改定です。おそうじ本舗は2026年8月1日の見積もり依頼分から、壁掛けタイプを12,100円→14,300円、お掃除機能付きを20,900円→24,200円に改定すると公式に告知しています(複数台割引は1台2,200円引きに拡大)。相場そのものが動く年もあるため、「去年の相場」で判断しないほうが安全です。
出典:おそうじ本舗「エアコンクリーニング価格改定のお知らせ」
なぜ時期で料金が変わる?繁忙期と閑散期の仕組み

エアコンクリーニングは、作業する人の手が空いているかどうかで採算が変わるサービスです。夏前は「冷房をつけたらカビ臭かった」という依頼が一気に増えるため、値引きをしなくても予約が埋まります。反対に注文が減る時期は、稼働を落とさないために割引やオプション無料といった施策が打たれやすくなります。
実際、ハウスクリーニング大手のコラムでも、閑散期には「料金を下げて集客したり、追加オプションを無料にするキャンペーンを実施する会社が多くなる」と説明されています。春の早期割引、秋の遅めの割引、複数台の同日依頼割引といった名称で案内されるのが一般的です。
ただし、料金を左右するのは時期だけではありません。次の要素が重なると、同じ「壁掛け1台」でも見積もりは大きく変わります。
- 機種:お掃除機能付き・幅120cm以上の大型・天井埋め込みタイプは加算される
- 作業範囲:外装とフィルターまでか、ドレンパンや送風ファンまで分解するか
- 台数:2台目以降の割引が効くかどうか
- 立地とエリア:出張料の有無、高所作業や特殊な設置状況
- オプション:室外機、防カビコート、抗菌処理
つまり「安い時期に頼めば必ず安くなる」わけではなく、時期による差は数千円規模、機種や作業範囲による差は1万円規模になることもあります。時期だけを追いかけるより、自宅の条件に合った作業範囲を選ぶほうが結果的に納得しやすいでしょう。
安い時期を活かして費用を抑える6つのコツ

ここからは、実際に費用を抑えるための具体的な手順です。編集部が各社の公開情報から確認できた割引の金額も添えておきます。
1繁忙期を1〜2カ月ずらして相談する
冷房を使い始める直前ではなく、その1〜2カ月前後にずらすだけで、選べる日程とキャンペーンの選択肢が増えます。夏の汚れを落とす目的なら秋、暖房後のホコリを落とす目的なら春が候補になります。
2早期割引・季節キャンペーンの条件を確認する
早割は「申込期間」と「作業実施期限」が別に設定されていることがあります。たとえば2026年春には、日立グローバルライフソリューションズ株式会社が2月24日〜4月30日申込・5月22日までの実施を条件に、1台目5,500円引き(税込)の早期割引を案内していました(会員限定・出張料3,850円は別途)。
3複数台をまとめて同じ日に頼む
2台目以降の割引は、時期の値引きより金額が読みやすいのが利点です。おそうじ本舗のまとめ割は1台あたり1,100円引き(2026年8月1日以降は2,200円引き)、ダスキンは壁掛け2台セットで25,300円(税込)と公表されています。
4同じ条件で3社前後の見積もりを取る
「壁掛け・お掃除機能付き・2台・室外機あり」のように条件をそろえて依頼すると、金額の差が比較できます。総額表示か、出張料や駐車場代が別かも必ず確認しましょう。
5オプションを取捨選択する
完全分解洗浄や防カビコートは、汚れ具合や使用年数によって必要性が変わります。すべて付けると1万円近く上乗せになるため、気になる症状(におい・黒い点・水漏れ)を伝えて必要な範囲を相談するとムダが減ります。
6自分でできる範囲は日常的に手を入れる
フィルターの掃除は自分でも進められ、こまめに行うことで内部の汚れがたまりにくくなることが期待できます。作業の前には必ず電源プラグを抜くかブレーカーを落とし、高い位置での無理な作業は避けてください。
なお、フィルターより奥の熱交換器や送風ファンは、養生と高圧洗浄の設備がないと洗い切れません。自分でできる範囲と業者に任せる範囲の線引きは、別記事で詳しく整理しています。
安さだけで決めない:予約の取りやすさと仕上がりから見た頼み時

閑散期のメリットは、料金だけではありません。むしろ実用面では、希望した日時で予約が取りやすいことのほうが大きいという声が目立ちます。繁忙期には予約が1カ月待ち以上になることもあり、平日しか空いていない枠を提示されるケースもあります。
作業中はエアコンを使えず、乾燥まで含めると1台あたり1〜3時間ほどかかります。猛暑日や厳寒期にこの時間帯が生まれるのは、思っている以上に負担です。気温が穏やかな春や秋であれば、窓を開けて過ごせるぶん立ち会いも楽になります。
仕上がりの面でも、1日に何件も回る繁忙期より、日程に余裕のある時期のほうが時間をかけた作業を相談しやすいとされています。ただし、これは会社や担当者によって差があり、「閑散期なら必ずていねい」と言い切れるものではありません。作業範囲と所要時間を事前に確認しておくことが、時期選びよりも確実な対策になります。
もう一点、掃除の頻度も判断材料です。大手のガイドでは年1回程度が目安とされ、日常のフィルター掃除は2週間に1回が推奨されています。前回から1年以上空いているなら、多少割高でも早めに依頼する価値はあるでしょう。
出典:おそうじ本舗「エアコンクリーニングの頻度」/ユアマイスター(掲載事業者の回答)
エアコンクリーニング業者の選び方と依頼先3タイプ

時期を選んでも、業者選びを外すと満足度は上がりません。エアコンは精密機器で、水と洗剤を使う作業には破損のリスクが伴います。次の3点は、料金を比べる前に確認しておきたい項目です。
- 損害賠償責任保険に加入しているか:会社概要やサービス案内に加入の記載があるかを見ます。万一の破損時に、補償の話が最初から共有されているかどうかは大きな差です。
- 見積書が書面で出るか:作業内容・オプション・追加費用が発生する条件が文字で残るかを確認します。口頭だけの概算は避けたいところです。
- 作業範囲がどこまでか:外装とフィルターまでなのか、ドレンパンや送風ファンを外して洗うのかで、料金も仕上がりも変わります。「高圧洗浄」という言葉だけでは範囲が特定できません。
そのうえで、依頼先は大きく3タイプに分かれます。予算と手間のかけ方で選ぶとよいでしょう。
| 依頼先 | 料金の目安(税込・1台) | 向いているケース |
|---|---|---|
| ①自分でフィルター掃除 | 0円〜(洗剤・道具代) | 汚れが軽い、次のクリーニングまで持たせたい |
| ②大手ハウスクリーニング会社 | 約10,780〜15,400円 | 料金体系が明確で、対応や補償の窓口を重視したい |
| ③マッチングサービスで比較 | 約8,000〜11,000円台 | 地域の事業者を料金・口コミの傾向から選びたい |
③のマッチングサービスは、地域ごとに複数の事業者が料金とサービス内容を掲載しており、閑散期に価格を下げている事業者を見つけやすいのが特長です。ただし出店者ごとに作業範囲も補償も違うため、料金の安さだけで選ばず、掲載されている作業内容と保険の記載まで読んでから申し込むことをおすすめします。
大手と地域事業者を実際の比較軸で見たい場合は、業者ごとの特徴をまとめた記事も参考にしてください。
依頼前に確認したい注意点と、トラブルになったときの相談先

安さを追いかけるほど気をつけたいのが、当日の追加料金と破損のリスクです。独立行政法人国民生活センターは2025年2月28日に「ハウスクリーニングのトラブルにご注意」を公表し、エアコンの掃除を依頼したところ本体を壊され、弁償するといわれたあと連絡が取れなくなったという相談事例を紹介しています。
同センターは、契約前に複数社から見積もりを取り、サービス内容・料金に加えて故障や損傷があったときの保障まで確認するよう呼びかけています。困ったときは、消費者ホットライン「188」に電話すると最寄りの消費生活センターにつながります。
出典:独立行政法人国民生活センター「ハウスクリーニングのトラブルにご注意」(2025年2月28日公表)
また、分解を伴う洗浄は方法を誤ると故障につながるおそれがあり、機種によってはメーカーが推奨していない作業もあります。市販の洗浄スプレーを自分で使う場合も、電装部分にかかると不具合の原因になり得るため、製品の表示に従い、作業前に電源プラグを抜くかブレーカーを落としてください。
賃貸住宅で備え付けのエアコンを掃除する場合は、費用の負担者や作業の可否が契約によって異なります。勝手に手配せず、先に管理会社や大家に相談しておくと、後々のやり取りがスムーズです。
エアコン本体が安い時期は?買い替えを考えている場合

「安い時期」を調べている方のなかには、クリーニングではなく本体の買い替えを検討している方もいるはずです。こちらも需要と在庫の動きで価格が変わり、一般に冷房需要が高まる5〜8月は値引きが渋くなりやすいとされています。
狙い目としてよく挙げられるのは、上位機種のモデルチェンジが重なる秋(9〜11月)と、量販店の決算期です。ただし決算期は会社ごとに異なり、3月期の企業もあれば8月期の企業もあるため、セールの時期も横並びではありません。「◯月なら必ず安い」という言い方ができないのはこのためです。
加えて、本体が安く買えても取り付け工事が繁忙期に重なると、設置まで待たされることがあります。工事費や取り外し・リサイクル費用まで含めた総額で比較し、涼しいうちに動くのが現実的です。エアコン以外の箇所もまとめて手を入れたい場合は、作業ごとの相場を先に把握しておくと予算が組みやすくなります。
エアコンの安い時期に関するよくある質問(FAQ)
※料金・キャンペーン等は2026年7月執筆時点で各社の公式サイトを確認した情報です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。
まとめ
エアコンクリーニングが安くなりやすいのは、冷房シーズンを外した春(3〜5月)と秋(9〜11月)で、5〜8月と年末は依頼が集中して割引が減りやすい時期です。ただし閑散期の見方は事業者によって割れており、「◯月が最安」と断定できるものではありません。
料金相場は壁掛けタイプで約8,000〜15,400円、お掃除機能付きで約13,000〜26,400円(いずれも税込・1台)。時期による差は数千円規模なので、複数台割引や早期割引を組み合わせつつ、損害賠償責任保険の加入・見積書・作業範囲を確認して選ぶほうが、結果的に満足度は高くなります。時期を待って予約が埋まってしまう前に、まずは同じ条件で複数社の見積もりを取ってみてください。