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引っ越しの片付けは何から?前後の順番とコツを解説

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引っ越しが決まったものの、「片付けを何から始めればいいのか分からない」「荷造りと片付けが混ざってしまって、いつまでも終わらない」と手が止まっていませんか。引っ越しの片付けは、やることが多いように見えて、実は「引っ越し前」と「引っ越し後」で目的がまったく違います。ここを分けて考えるだけで、ぐっと進めやすくなります。

この記事では、引っ越し前は「減らしてから運ぶ(荷造り前の仕分けスケジュール)」、引っ越し後は「順番に開ける(開梱の順番)」という2つの段取りに分けて、何からどこから手をつければよいかを順番に解説します。処分に困る不用品の細かい捨て方や費用は関連記事にゆずり、この記事は「片付けの段取り」に集中してお届けします。

読者
引っ越しまで時間がないのに、片付けが全然終わりません…。何からやればいいのか分からなくて、部屋を見るたびに気が重くて。
編集部
引っ越しの片付けは「前は減らす・後は順番に開ける」と分けると迷いにくくなりますよ。まずは荷造りの前に、使っていない場所の仕分けから始めるのがおすすめです。前後の段取りを一緒に見ていきましょう。

【一言でいうと】引っ越しの片付けは「前後」で分けて考える

引っ越しの片付けでつまずく大きな原因は、「荷造り」と「片付け(不要な物を減らすこと)」を同時にやろうとすることです。まず引っ越し前に物を減らしてから荷造りし、引っ越し後は使う順番に開けていく——この2段構えにすると、迷う場面が減ります。

下の早見表とマップで、前後それぞれの「やること」の全体像を先に確認しておきましょう。細かい手順はこのあとのセクションで順番に説明します。

図解
当メディア編集部作成
タイミング 目的 やること
引っ越し前 減らしてから運ぶ 荷造りの前に仕分け。使わない場所から着手し、不用品は早めに処分して運ぶ量を減らす
引っ越し当日 すぐ使う物を分ける 貴重品・当日使う物を手荷物にまとめ、旧居を軽く掃除して引き渡す
引っ越し後 順番に開ける 水回り・寝室など生活にすぐ必要な箱から開梱。空き段ボールは溜めずに処分

引っ越し前の片付けは何から?荷造り前の仕分けスケジュール

モップで床を掃除する様子
写真はイメージです

引っ越し前の片付けで大切なのは、荷造りを始める前に「持っていく物」と「手放す物」を仕分けておくことです。仕分けをせずに全部を箱に詰めてしまうと、新居で不要な物まで運ぶことになり、開梱も片付けも余計に時間がかかります。

まずは引っ越し日から逆算して、いつ何をするかの大まかなスケジュールを立てましょう。下の表は一般的な目安で、荷物の量や家族構成によって前後します。余裕をもって早めに動き出すのが、終わらせるいちばんのコツです。

時期の目安 やること
1か月〜2週間前 押入れ・納戸など普段使わない場所から仕分け。不用品の処分方法を決める
2週間〜1週間前 オフシーズンの衣類・本・来客用食器などを箱詰め。粗大ごみは早めに申し込む
3日前〜前日 毎日使う物を箱詰め。当日すぐ使う物は別の1箱にまとめておく
当日 貴重品・すぐ使う物を手荷物に。旧居を掃除して引き渡し

片付けにかかる日数は、単身なら数日〜1週間、家族の引っ越しなら2週間以上みておくと安心といわれます。あくまで目安で個人差が大きいため、「思ったより時間がかかる」前提でスケジュールに余白を残しておきましょう。

まずは「使っていない場所」から手をつける

どこから始めるか迷ったら、普段の生活で使っていない場所から手をつけるのがおすすめです。押入れの奥、納戸、クローゼットの上段、玄関の収納などは、当面使わないため先に箱詰めしても生活に困りません。

逆に、キッチンや洗面所など毎日使う場所を最初に片付けると、引っ越しまでの生活が不便になってしまいます。「使わない場所 → よく使う場所」の順で進めると、暮らしを止めずに片付けが進みます。

片付ける順番は「使用頻度の低い場所」から

部屋単位でも、使用頻度の低いものから順番に片付けると効率的です。オフシーズンの衣類、読み終えた本、来客用の食器や寝具など、しばらく使う予定のない物から箱に詰めていきます。

毎日使う物(歯ブラシ・数日分の着替え・充電器など)は最後まで残し、当日に「すぐ開ける箱」としてまとめます。この箱に何を入れたかメモしておくと、新居ですぐに取り出せて安心です。1部屋ずつの片付け手順そのものは、別記事で詳しく紹介しています。

迷ったら「新居に持っていくか」で仕分ける(断捨離)

引っ越しは、物を見直して減らす「断捨離」の絶好のタイミングです。仕分けの基準はシンプルで、「新居でも使うか・置き場所があるか」で判断すると迷いにくくなります。1年以上使っていない物や、新居のイメージに合わない物は手放す候補です。

ただし、思い出の品や大切な書類まで勢いで捨てると後悔につながります。すぐ決められない物は「保留」の箱にまとめ、引っ越し後に落ち着いてから判断すると安心です。

  • 1年以上使っていない → 手放す候補にする
  • 新居に置き場所がない・サイズが合わない → 手放す候補にする
  • 同じ用途の物が複数ある → お気に入りを残して数を絞る
  • すぐ決められない・思い出の品 → 「保留」箱に入れて後日判断する

引っ越し前に出た不用品・いらないものの手放し方

いらない衣類を処分用の箱に仕分けする様子
写真はイメージです

仕分けで出た不用品は、状態や量に応じて手放し方を選びます。まだ使える物は売る・譲る、そうでない物は自治体のルールで捨てる、大量にあるなら引越し業者や不用品回収業者に頼む、という選択肢があります。

特に粗大ごみは自治体への申し込みから収集まで日数がかかることが多いため、引っ越し日が決まったら早めに手配しておくと、当日に「捨てられずに残ってしまった」を防げます。それぞれの処分方法の手順・費用の目安や、退去日に間に合わないときの対処は、引っ越しの不用品処分に特化した記事で詳しくまとめています。

引っ越し後の片付けはどこから?水回り・寝室からの開梱順

引っ越し後に荷ほどきをする夫婦
写真はイメージです

新居に着いたら、届いた段ボールを一気に全部開けたくなりますが、それでは部屋が箱であふれて動けなくなりがちです。引っ越し後は、「その日の生活にすぐ必要な物」から順番に開けていくのがコツです。

おおまかな開梱の順番は、水回り(トイレ・洗面・キッチンの最低限)→ 寝室(寝具・着替え)→ リビング → 収納・こまごました物、の流れが目安です。全部を今日中に終わらせようとせず、生活を回しながら数日かけて広げていきましょう。

当日〜翌日にまず開ける箱を決めておく

引っ越し初日は、まず「今夜と明日の朝を過ごすのに必要な物」だけを開ければ十分です。トイレットペーパー・タオル・歯ブラシ・数日分の着替え・スマホの充電器・常備薬などをまとめた「すぐ開ける箱」を用意しておくと、疲れていても迷いません。

この箱は荷造りのときに作り、トラックにも最後に積んで最初に降ろせる位置に置いておくと、到着後すぐ取り出せます。

開梱の順番(水回り→寝室→リビング→収納)

生活の土台になる場所から開梱すると、片付けの途中でも暮らしが回ります。次の順番を目安に進めてみてください。

1水回り(トイレ・洗面・キッチンの最低限)

トイレ用品、タオル、歯みがき、当面の食器やカトラリーなど、その日から使う物を先に整えます。

2寝室(寝具・着替え)

夜すぐ休めるよう、布団やベッド周り、数日分の衣類を先に開けます。ぐっすり眠れると翌日の片付けもはかどります。

3リビング・日中に過ごす場所

テーブルやよく使う家電など、日中の生活で使う物を整えます。ここまでで日常はほぼ回るようになります。

4収納・こまごました物

本・書類・季節物・思い出の品など、急がない物を最後にゆっくり片付けます。焦らず数日〜数週間かけてもかまいません。

段ボールを溜めないコツ

開梱でいちばん部屋を圧迫するのが、空になった段ボールです。「開けた箱はその日のうちにたたむ」ことを習慣にし、1日1〜2箱ずつでも着実に減らすと、部屋が箱で埋まりません。

大量に出た空き段ボールは、自治体の資源ごみ(古紙)回収に出すのが基本です。加えて、引越し業者によっては後日に無料で段ボールを引き取ってくれるサービスもあるため、契約時に回収の有無を確認しておくと処分がスムーズです。

片付けが終わらない・めんどくさいときの進め方のコツ

引っ越しの片付けを家族で進める様子
写真はイメージです

「やることが多すぎて手が止まる」「めんどくさくて後回しにしてしまう」ときは、作業を小さく区切るのが効果的です。「今日は玄関だけ」「引き出し1段だけ」と範囲をしぼると、始めるハードルが下がり、終わりも見えやすくなります。

また、完璧を目指さないことも大切です。引っ越し後の細かい収納は住みながら整えればよいので、まずは「生活できる状態」を目標にしましょう。家族がいる場合は、部屋やエリアごとに担当を分けると、一人で抱え込まずに進められます。

  • 範囲を小さく区切る(今日は1か所・引き出し1段だけ)
  • タイマーで15〜30分だけ集中し、休憩を挟む
  • 「捨てる・保留・持っていく」の3つに分けるだけにして、悩みすぎない
  • 家族で場所ごとに担当を分担する
  • 完璧を目指さず「生活できる状態」をまず目標にする

自分での片付けが難しいときの選択肢(片付け代行・不用品回収)

食器を洗い整理する様子
写真はイメージです

仕事や育児で時間が取れない、量が多くて手が回らないという場合は、片付けや不用品の処分を業者に頼む方法もあります。荷造りや片付けそのものを手伝う片付け代行・家事代行、まとめて運び出す不用品回収業者など、目的に合わせて選べます。

依頼を検討するときは、不用品回収は「一般廃棄物収集運搬業許可」など必要な許可の確認が取れる業者を選ぶのが安心です。無許可の「無料回収」をうたう業者は、あとから高額請求や不法投棄につながる相談も寄せられているため、料金と許可を必ず確認しましょう。業者の選び方や料金の目安は、不用品回収の総合ガイドで詳しく解説しています。

引っ越しの片付けでよくある質問(FAQ)

Q引っ越しの片付けは何日くらいかかりますか?

A荷物の量や家族構成で大きく変わりますが、目安として単身なら数日〜1週間、家族の引っ越しなら2週間以上みておくと安心といわれます。実際には想定より時間がかかることが多いため、引っ越し日から逆算して早めに始め、スケジュールに余白をもたせておくと安全です。

Q引っ越しの片付けは何から・どこから始めればいいですか?

A荷造りを始める前に、押入れや納戸など「普段使っていない場所」の仕分けから始めるのがおすすめです。使わない場所から着手し、よく使う場所を最後に残すと、引っ越しまでの生活を止めずに片付けが進みます。

Q片付けが終わらず引っ越し当日まで残りそうです。どうすればいいですか?

Aまずは「当日すぐ使う物」と「新居で開ける物」だけを箱にまとめ、生活に必要な最低限を確保しましょう。処分し切れない不用品が残りそうなときは、引越し業者の引き取りや不用品回収業者に早めに相談する方法もあります。退去日に間に合わないときの具体的な対処は、引っ越しの不用品処分の記事で詳しく紹介しています。

Q引っ越しで出た大量の段ボールはどう処分すればいいですか?

A基本は自治体の資源ごみ(古紙)回収に出します。加えて、引越し業者によっては後日に無料で段ボールを引き取ってくれるサービスがあるため、契約時に確認しておくとスムーズです。開けた箱はその日のうちにたたみ、溜め込まないのがコツです。

Q自分で片付ける時間がありません。業者に頼めますか?

A片付け代行・家事代行や不用品回収業者に依頼する方法があります。依頼する際は、料金体系が明確か、不用品回収に必要な許可の確認が取れるかを必ずチェックしましょう。詳しい選び方は不用品回収のガイド記事をご覧ください。

※本記事のスケジュールや進め方は一般的な目安をまとめた執筆時点の編集部情報です。所要日数や最適な進め方には荷物量・住まい・家族構成による個人差があります。

まとめ

引っ越しの片付けは、「前は減らしてから運ぶ・後は順番に開ける」と前後で分けて考えると、何からどこから手をつければよいかが見えてきます。引っ越し前は荷造りの前に仕分けをして、使わない場所から着手。引っ越し後は水回り・寝室などすぐ必要な箱から開け、空き段ボールは溜めずに片付けていきましょう。

終わらない・めんどくさいと感じたら、範囲を小さく区切って「生活できる状態」をまず目標にするのがコツです。不用品の処分方法や部屋ごとの片付け手順、業者に頼むときの選び方は、下の関連記事もあわせて参考にしてください。

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